ことばと文化

2004年2月5日 読書
ISBN:4004120985 新書 鈴木 孝夫 岩波書店 ¥700

ということでレポート完成しました♪
昼ごろに学校に行って昨日やれなかった部分を先生に見せたら1発OKで清書をして提出して終了。
で、この本はレポートの課題だった本です。
とても興味深い内容だったのでレポートの課題云々抜きでも読んでよかったなぁ。って感じです^^

さて、レビューなんで少しくらいは内容を紹介しておきましょうかね。
堅苦しいのは嫌なんで自分が読んでて1番分かりやすくてインパクトが強いかなぁって思った部分を一言で紹介しようと思います(笑
飲む=drinkではないのですよ!」(第1章より)
一応具体的にどういうことか少しだけ説明しておきますかな。
drinkという動詞が「飲む」という意味であるということは英語を習った人なら誰でも分かると思います。
でも、必ずしも飲むとdrinkが=で結ばれるワケではないんですよね。
例えば薬を「飲む」とき。この時は英語ではtakeを使うんです。
あとはご飯を「飲む(飲み込む)」とき。この時は当然eatを使うんです。I drink riceなんて言わないですよね。
こういう場合もあるから[飲む=drink]を完全に鵜呑みにしてしまうと間違った解釈になってしまうことが多々ありますよ。というお話。
水を「飲む」時にはI drink waterと言いますよね。
他に飲むものでdrinkを用いることができるのはお茶、コーヒー、お酒などなど・・・あとはスープなんかもありですね。
勘のいい人は分かったと思いますがいずれも液体なんです。
drinkは液体を対象としてるときにしか使えない単語なんです。
ただし、人が飲むと危険なもの(灯油とかライターオイルなどなど)には使えないらしい。
飲むと危険!というような意味合いの注意書きが英語ではfatal,if swallowedと書かれているのが一般的らしく、fatal,if drinkとは言わないらしい。
以上のことから本書ではdrinkとは「人の体を維持するに役立つような液体を、口を通して体内に取り入れる行為」と表すと誤解なくdrinkの意味を抑えていると書いてあります。
一方、日本語の「飲む」は「対象の形状や性質に関する制限を全くもたず、口を通して体内に何かを取り入れる仕方に注目していることばである。」とある。
一般的には完全に同じ意味をもつ「飲む」と「drink」も深く考えると完全に同じ意味のことばではないということです。
一応この内容に関してはこんな感じ。
なんか書いてみるとすごく分かりにくそうだ・・・
というかこんなに長くなっちゃってるし
^^;

このように日本語と英語の違いを色々な方向から見ている本です。
↑の説明は自分で書いててアレだけど分かりにくいかも。
実際の本はすごく分かりやすく書かれているので特に英語が嫌いな中学生高校生には絶対オススメですよ♪
この本は入門書らしく比較的易しい文を使って書いてあるのでそれほど難しい本ではないそうです。
ちなみにこの本、初版発行が1973年とメチャクチャ古いんですが全然その古さってのは感じなかったです。
現在でも普通に通用納得できますよ〜。
ということで本のレビューはここまでにしておきます。

レポートも終わったし後は卒業式に行くだけです。
なので明日からは思う存分遊んでやるぞ〜(笑
ではでは、今日はこの辺で。

今日の日記は日記の新機能を使ってみよう第2弾〜レビュー機能編ということで本のレビューをお届けしました。
稚拙な文だとは思うけど勘弁してやってくださいね^^;
(ちなみに新機能を使おう第1弾はタグねw)

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索