ポンコツクエスト
ふと目に入って1話見てみたら完全にツボにはまってしまった・・・。

ポンコツクエスト~魔王と派遣の魔物たち~
公式:【http://www.vap.co.jp/ponque/
ニコニコ
第一章「初陣」:【http://www.nicovideo.jp/watch/1433995807

-あらすじ-
魔王に仕えるポンコツな魔物「カク」と「イムラ」の、グダグダな日常を描いたコメディアニメ。魔王様に言われるがまま、さまざまな場所に派遣社員の様に飛ばされる二人。その度文句を言ったり、ケンカしたり…。RPGのようなファンタジーの世界で、現代人のようなグチをこぼす彼らは、果たして立派な魔物になれるのか!?


1章が3~5分と短めなこともありかぶっ通して一気に観てしまいました。
正直完全に止めどころが分からなくなっていた感が否めない。
カクとイムラの掛け合いが絶妙で思わずクスっときたり、腹抱えて笑ったり。
色んなネタが随所に散りばめられてて本当に面白い。
RPGのお約束を皮肉ったネタがたぶん好きなんだろうなぁ、自分の場合。

ニコニコでは現時点で12章まで、公式サイトからは最新23話まで無料で観れます。
月1で更新している模様。楽しいですのでぜひw
なんとなく検索して、1話だけのつもりがついつい全部観てしまった。(1期)
一度観だしちゃうと止まらなくなるのは性分なんだろうか。
元々は某倍返しMADの主題歌のイメージしかなかったんだけども・・・

例によって中身はない類の話だったけど、
まぁ、今の時代はそれが良いとされてると思わないでもない。
なんというか、基本的にはアリスを愛でる作品なんだろうなぁw
今期はお休みクールだと思ってたんだけど、今更ながら2期も追っかけてみるかなぁ。

カレンが某ガールフレンドの某ルメールさんにしか見えなかったのはちょっと毒されすぎだよなw
金髪ロング+カタコト=全部一緒なのかと我ながら呆れたw

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ #1「戦慄のブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」
http://www.nicovideo.jp/watch/1406254067


まさかのニコニコ公式配信吹いた。
あまりに懐かしかったので思わず観てしまったよw
残念ながら2話以降は有料のようですが(´・ω・`)

当時にはそれなりに真面目に観ていた気がするけど、
今改めて観てみると案の定ツッコミどころが多すぎる。
というかツッコミポイントしかない気すらする。
超展開すぎてシュールな笑いがこみ上げてきます。

思わぬところで意外な懐かしいものに触れることができました。
千年桜からのアニメ本編公式配信とタイミング良すぎだろうw

まぁ、ニコ生でスラムダンクの一挙放送やったりしてるみたいだし、
最近は昔のアニメ掘り起こすことに力を入れてるんですかね?
これも夏だからなのだろうかw

そのうちバーサーカーソウル回も配信されるのかな?
ニコニコで遊戯王というと「ドロー、モンスタカード」が真っ先に浮かぶだけに楽しみだw
他にも今は亡き闇サトシさんとか色々浮かぶものはあるけど、
やはりこの蟲野郎のインパクトは絶大だったと思うのです。
今更ながら読んでみました。
キメラアント編の終わる30巻までは手元にあったのですが、
最新巻は買うタイミングがなく流していました。


アニメが選挙編に入り初めて原作を知らない部分の話になったのですが、
続きが気になって仕方なくなってしまい半ば衝動的に購入。
31巻もろとも一気に読みきってしまいました。
「とりあえずキリのいいところまで」だったつもりが、文字通りの一気読み。


やっぱり抜群に面白いんだよなぁ。


年単位の休載とかラフのまま雑誌掲載とかどう考えても有り得ないんだけど、
それでも読んでみると「面白い」と思えてしまうんです。悔しいけど。


今回の話で言えばレオリオの活躍っぷりが非常に爽快。
ヨークシン以来だから現実時間基準で言えば十数年振りの再登場なのに、
あれだけブレてないキャラクターで実にいい。
会長選挙における台風の目がこんなところから、
という面白さを見事に演出していると思います。

あとは他の会長候補(というか主にテラデインさん)のネーミングにクスっときたり、
他の十二支んが必死に負かそうとしていたパリストンのまさかの行動だったり。
それとこれまでずっと雲の遥か上のような存在だったジンが、
案外普通の人っぽい部分も持ち合わせているのも、個人的には「らしいな」と感じました。
詳細は一応伏せておくけど。


ナニカの能力はさすがにチートすぎやしないかとか、
ジンとの再会あっさりすぎやしないかとか、思うところはいくつかあるけど、
その辺差っぴいたとしても面白さの方が勝ってしまいます。


他の漫画家だったら絶対に有り得ない富樫の仕事っぷりだけど、
そんな富樫時空で創られているからこそあれだけ面白い物語になるのか、、
と思ってしまうのもまた事実。不本意極まりない話だけど。

ちょっと前までジャンプで掲載されていた暗黒大陸編。
正直どうなんだろうと思わないではないけれど、
それでも33巻が出たら時期はどうあれなんだかんだで手にしちゃうんだろうなぁ。
読みながらふとそんなことも考えてしまいました。


それとアニメは恐らく9月末までですかね。
世界樹の頂上のシーンが非常に最終回映えするから、
そこを中心に最終話用に前後を少し入れ替えて締める感じでしょうか。
暗黒大陸編やるにはさすがにストック無さすぎるし、
番組改編の時期的もちょうど良さそうだしね。

ジャンプ本誌でリアルタイムにハンターハンター追っかけてたのは、
それこそ小学生とか中学生くらいの頃のこと。
形は変われどそれを今でもこうして追っかけてるというのは、
けっこうすごいことじゃないかと思う今日この頃。
もともとは全く興味なかったんだけど、某カピバラ遅報で頻繁にまとめられていて、
どんなもんかとちょっと気になっていたこの作品。
ニコ生で全話一挙放送をやっていたのでふと観てみました。

まぁ、プレミアムに迫害されながらなので
だいぶ途切れ途切れだった感は否めませんが。
昔と比べたら多少マイルドな表現にはなってたけど、
相変わらず運営は無料ユーザーに喧嘩を売るのがお好きなようで。

それに加えて視聴中に物凄い雷に見舞われて途中でまさかの停電。
いきなりパソコンの電源ごとぶち切られてしまいました。
幸いデータなどに問題はなかったもののさすがに肝を冷やしました。
しばらく電源抜いて雷が過ぎるまで待避せざるを得なかったりで更に飛び飛びでした。

ただ、その辺抜きにしても一挙放送完走するって至難の技だと実感しました。
合間に十数分程度の休憩はあったものの、
その間に食事やら何やらも済ませるには相当無理が生じるわけで。
他の作業をほとんど投げ出さないと1から10まで完遂するのは不可能かなと。
ちなみに今回の場合夕方6時に始まって最終話が終わったのが11時近く。
諸々合わせると5時間ほぼぶっ通し・・・さすがに無理だw


そんなこんなで都合観れたのが1話、2話、3話前半、7話後半、8話、10~12話ってところ。



さてさてそんなごちうさ。
一言でいうと「良くも悪くも毒にも薬にもならないアニメ」って感じだった。
まぁ最近よくある日常系のアニメってのは大抵そんなだとは思うけども。

なんでココアがいきなり下宿することになったかとか、ティッピーの姿をした祖父とか、
いくら家業と言えど中学生1人(+バイトの高校生)に店を任せていいのかとか、
その辺りはたぶん突っ込んじゃいけないんだろうなぁ。


各キャラクターの描写ややり取りはもちろん、
街の建物や風景なんかも含めて全体的に可愛い雰囲気に仕上がってるなと感じました。
さすが公式が「すべてがかわいい」と豪語するだけのことはありますね。
古くからあるカフェが立ち並ぶ西洋的な町並みとか割と好きなのかも。
キャラクターの魅力ありきの作品だとは思うけど、
世界観の可愛らしさが上手くマッチしていたのが印象的。
頭空っぽにしてほっこりしながら観るのに適した作品かと。


ただ、それだけにいわゆるお色気的なシーンが邪魔に感じられたことも正直多かった。
キャラクター同士のやり取りでにんまりしたりほんわかしたりがウリだろうに、
ちょっとアレなシーンが妙に多かった気が・・・。
個人的には胃もたれするような感覚を覚えたのも事実。
別にそれを全否定はしないし、水着回の1回や2回はあってもいいと思うけど、
そういうのに頼らなくても可愛く作ることはできたろうにとも思いました。
(全編通して見たわけではないので、たまたまそういう部分が多く見えただけかもですが)
まぁそういうのがたくさんある方が喜ぶ人も多いだろうし、仕方ない気もするけど・・・。


なんにせよ元々興味が無かった割には意外と楽しめたかなー、という感じでした。
不覚にもちょっとだけ心ぴょんぴょんしてしまったのかも知れない。。。w


「ご注文はうさぎですか?」公式
http://www.gochiusa.com/index.html

第1話無料配信(ニコニコ動画)
http://www.nicovideo.jp/watch/1397552685

アニメ最萌トーナメント2013 その6
アニメ最萌トーナメント2013 その6
なんか最近ほとんどこればっかりになってますが・・・
明日から決勝トーナメント開始ということで、
ここらでまとめておきます。
今回はまず敗者復活戦を振り返り、
その後決勝トーナメント1回戦の展望と、
最終的な優勝者予想をまとめます。
敗者復活戦はまったくノータッチでいたので、
気分的にだいぶ冷めてしまった感は否めないのですが、
ここまで来たし一応は最後まで終わらせたいと思います。

公式:【http://acst13.saimoe.me/

-過去記事-
その1:【http://34643.diarynote.jp/201308110119417408/
その2:【http://34643.diarynote.jp/201308230127187117/
その3:【http://34643.diarynote.jp/201309192200262622/
その4:【http://34643.diarynote.jp/201310051341341784/
その5:【http://34643.diarynote.jp/201310200255035179/


ではまず復活戦のまとめから。

-敗者復活戦結果まとめ-
敗者復活戦を勝ち抜けてきたのは以下の8名。
敗者復活戦勝ち抜け ( )は本戦で負けた試合
R-1:【西住みほ@ガールズ&パンツァー】(B決勝)
R-2:【沖田紗羽@TARITARI】(F3-1)
R-3:【歳納京子@ゆるゆり♪♪】(D2-3)
R-4:【四糸乃@デート・ア・ライブ】(E決勝)
R-5:【小豆梓@変態王子と笑わない猫。】(C決勝)
R-6:【筒隠月子@変態王子と笑わない猫。】(G3-1)
R-7:【鹿目まどか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】(B2-1)
R-8:【赤座あかり@ゆるゆり♪♪】(G決勝)


作品別に見るとゆるゆりと変猫が各2、
ガルパン、TARITARI、デートアライブ、まどマギが各1名。
1次予選の順位で見ると1位が4名、3,4,5,13位が1名ずつ。
本戦組別ではBブロックからまどかとみほの2名、
Gブロックからは月子とあかりの2名が復活。AとDからの復活者はなし。

敗退試合別に見ると、2回戦負けからの復活が2名(京子&まどか)、
3回戦から復活も2名(紗羽&月子)、残り4名がブロック決勝で負けての復活。
ちなみに復活戦第1ラウンド(本戦1回戦敗退者vs2回戦敗退者)時点では2回戦組が6勝、1回戦組が2勝。
第2ラウンド(第1ラウンド勝者vs本戦3回戦敗退者)では2回戦組が5勝、3回戦組が3勝という結果。


詳しい過程は公式のトーナメント表を見た方が早いのでここでは割愛。
早期の敗退者が勝ちあがる下克上な結果もあったので単調になりすぎず、
それでいて上位者の有利が完全に覆るでもなく。
総じてちょうど良いバランスな結果と言えるのではないでしょうか。

結果だけ見ればだいぶバラエティに富んだ決勝トーナメントの顔ぶれになったし、
賛否両論あった復活戦にもそれなりの意義はあったと個人的には思います。
懸念されていた某勢力によって復活戦の枠も独占されるような事態にはならずに済んだし。
少なくとも去年の決勝トーナメントよりは楽しめそうです。

が、本戦からの流れが一旦完全に切れてしまったので、
冒頭にも書いたように気持ち的にはだいぶ冷めてしまいました。
まぁそれにはブロック決勝前後にあったゴタゴタの影響もありますが・・・

試み自体は悪くなかったと思いますが、とにかく長すぎたのは否めない。
本戦の1回戦は毎日4試合のハイペースだっただけに、
毎日2試合で2週間も費やしたので余計に長く感じたというのもあるでしょう。
(最早あてにはならないけど)票数的にもだいぶ落ち込んでいたし、
一度負けたキャラに対しては関心が薄れる傾向はやはり強いようです。
復活戦の1回戦・2回戦は4試合/日で一気に進めるか、
あるいは復活1回戦を3人戦にしてしまっても良かったように思います。
この辺りは(もしまたやるのだとしたら)来年以降の課題になりそう。

何はともあれ上記8名に各ブロック代表8名が加わり、16名で決勝トーナメントが行われます。


おさらい:各ブロック正規代表
A:【巴マミ@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】
B:【新垣あやせ@俺の妹がこんなに可愛いわけがない。】
C:【佐倉杏子@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】
D:【湊智花@ロウきゅーぶ!】
E:【羽瀬川小鳩@僕は友達が少ないNEXT】
F:【わたし@人類は衰退しました】
G:【黒猫(五更瑠璃)@俺の妹がこんなに可愛いわけがない。】
H:【美樹さやか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】

16名 作品別・組別・予選順位別ソート
作品別ではまどマギ4(うち復活1)、俺妹2、ロウきゅーぶ・はがない・人類衰退が各1名。
復活枠でゆるゆりと変猫が各2、ガルパン、TARITARI、デートアライブが各1名。

1次予選順位別では1位が正規2・復活4、2位が正規3、3位が正規2・復活1、
以下4位復活1、5位復活1、6位正規1、13位復活1となります。
予選組別では16組が3名(あかり・紗羽・小鳩)、6・11・14組が各2名。
本戦組別ではBとGが3名、C・E・F・Hが2名、AとDが1名という顔ぶれ。



-決勝トーナメント展望-

先日行われた抽選で対戦カードが以下のように決まったそうです。
決勝トーナメント初戦 抽選結果
K1-1:佐倉杏子vs 沖田紗羽
K1-2:羽瀬川小鳩vs 筒隠月子
K1-3:新垣あやせvs 鹿目まどか
K1-4:黒猫vs 赤座あかり
K1-5:湊智花vs 歳納京子
K1-6:わたしvs 小豆梓
K1-7: 巴マミvs 西住みほ
K1-8:美樹さやかvs 四糸乃

左が各ブロックの代表、右が敗者復活の代表。
11/6 ~11/13 上から順に毎日1試合ずつ実施。


これは1試合ずつ分けて書いておくか。

第1試合:佐倉杏子vs 沖田紗羽
ここは杏子ほぼ素通りのボーナスステージでしょう。
現在残っている中で作品的に1番思い入れがあるのはTARITARIだけど、
まさか決勝トーナメントにまで残るとは露ほどにも思っていませんでした。
それだけにこの16名なら紗羽を推したいですが、いくらなんでもこれは無理ゲー。
ここまで来れただけでも十分すぎる結果でしょう。


第2試合:羽瀬川小鳩vs 筒隠月子
MF文庫対決ですね分かります。
正規の代表は小鳩ではあるが、予選の成績では月子がやや上。(小鳩16組6位、月子14組4位)
小鳩は主人公の妹で言ってしまえば脇役、月子さんはサイト見る限りメインヒロインっぽい?
(これまで最萌だけ見てたら、正直小豆さんの方がメインだと思ってたとか言えない)
変猫は未視聴なのであんまり強気には言えないけど、
復活枠であることを差し引いても月子さんがやや有利かなと思います。
が、力量的にはちょうど良いバランスの試合になりそうで、それだけに結果は読めません。


第3試合:新垣あやせvs 鹿目まどか
リターンマッチその1。
本戦2回戦最大の注目カードだったB2-1の再対決が実現。
が、ほむらを加えた3人戦だった2回戦とは違い今度はタイマン。
他にも多重がだいぶ排除されるようになったり、
咲勢の思惑票が完全に取り払われたりと2回戦とは相当異なる条件下での再戦。
純粋な知名度などを考えればまどかが有利でしょうか。映画ブーストもあるし。
ただ、あやせも今年は相当強そうなので楽観視できるほどではない。
票割れの心配が無くなったまどかは果たしてリベンジできるのか。注目の1戦です。
それと決勝1回戦8試合において1次予選1位通過者同士の対決は何気にここだけ。


第4試合:黒猫vs 赤座あかり
リターンマッチその2。
こちらはGブロック決勝の対戦カードがそのまま再現されました。
第3試合とは逆にほぼ同条件での再戦。
故に順当にいけば黒猫が勝つのでしょうが、だからこそ何が起こるかわからない。
アッカリーンの真価を問われる試合となりそうです。
当初は優勝候補の1人だと思っていたくらいなのですが、見込み違いかなぁ。



第5試合:湊智花vs 歳納京子
リターンマッチその3。
本戦Dブロック2回戦では智花が勝利し、
京子は復活戦で2回戦組から3試合這い上がってきた格好。
更にこの2人、1次予選も同じ組だったので実質3回目となる直接対決です。
ちなみに予選6組での対決は京子が1位で智花が3位と京子に軍配が上がっており、
個人的にはやや京子が有利かな~、と見ていますがどっちに転んでもおかしくない試合。
第3試合と同様に審議制導入の前と後ではまったく別の試合と見るべきでしょう。
現状では1勝1敗。三度目の正直、勝つのは果たしてどちらか。


第6試合:わたしvs 小豆梓
変猫未視聴なのは上記の通り。衰退も同じく未視聴。
両作品とも全くのノータッチなので、話の内容からの予測は不可能です。
これまでの成績的にはほとんど五分かなとは思います。
(わたし:予選4組2位、F正規代表 / 小豆梓:予選7組1位、C決勝で杏子に敗退後復活)
正規代表のわたしちゃんが上に進むべきかなとは一応思いますが、
それくらいしか判断材料が無いとも言う。


第7試合:巴マミvs 西住みほ
本戦の激戦区二強だったAブロックとBブロックの2人による対決。
あるいは咲勢のエースを狩ってきた者同士の直接対決とも言えるか。
(マミさんは宥・怜、西住さんは憧・玄に勝利してきている)
西住さんにとっては、(B決勝であやせと代理戦争はしたものの)まどマギ勢との直接対決はこれが初。
ガルパンもノータッチ作品だったので予測は難しいですがここはたぶんマミさんかなぁ。
予選成績、審議制導入後の票数共に上回っているし、映画効果も相当ありそうだし。
史上初となる2度目の優勝をさせたいと考える人も少なからずいそうだしね。


第8試合:美樹さやかvs 四糸乃
さやかちゃんボーナスステージ獲得!やったね!
四糸乃さん好きな人にはたいへん申し訳ないけど、ここはさすがに鉄板かと。
この2人、地味に1次予選で同組でした。
予選11組においてさやかがトップ通過、四糸乃さんはスレスレで通過の13位。
それで決勝トーナメントまで来ちゃってるんだから大したもの。
色んな思惑が重なったり、復活戦のくじ運の良さもあったりしたものの、
史上最低順位での決勝トーナメント進出という記録は樹立したでしょう。
でもこの試合まで引っくり返したらさすがに色々とマズいんじゃないかとw




各試合の勝者予想をまとめておくと、

1:佐倉杏子
2:筒隠月子
3:鹿目まどか
4:黒猫
5:歳納京子
6:わたし
7:巴マミ
8:美樹さやか

という形になるか。未視聴作品を含む対戦はかなりテキトーな予想だけど。


-優勝予想-
なんと言うか、こりゃもうまどマギだろうなぁ。
多重排除前・後を問わず本戦(&復活戦のまどか)における圧倒的な票数&安定感。
しかも映画公開でフルブーストかかってるときたもんだ。
正直まどマギ以外の12人が太刀打ちできそうな顔ぶれだとは思えないんだよなぁ。
こりゃマミさんV2が本命かな、という気すらしてきます・・・。

本戦開始時点ではもし咲かまどマギから優勝が出ないとしたら、
他に優勝できそうな候補はあかりか中二病の六夏くらいと思っていました。
が、六夏はCブロック3回戦で杏子に勝てず、
敗者復活戦も西住さんに勝てず復活を逃しました。
その上あかりがG決勝で黒猫に負けてしまったのでこの予想は破綻しました。
と言うのもあかりに勝った黒猫も一昨年の決勝トーナメントでは杏子に負けてるわけで。
過去の結果とは言え杏子に劣る黒猫に、更に劣るあかりが優勝できるとは考えにくいです。
敗者復活からの優勝よりはやはり無敗のまま正規代表に優勝して欲しいという思いもあるしね。
で、結論としてやはりまどマギに勝てそうなキャラがどうしても思い浮かばないのです。
などと書いておきながらまどマギ勢が初戦で全滅したら目も当てられませんが

まどマギでベスト4独占とかなったら嫌だなぁと思っていたけど、
組み合わせの時点でそうはならないことが確定したのでまずは良かった。
(QF-3の枠にはまどマギキャラがいないため)
ベスト4を1作品で独占ってのはどうしても去年の惨劇を思い浮かべてしまうので、
心情的にも避けて欲しい結末でした。とりあえずその心配をしなくていいのは大きい。


で、優勝予想となるのですが・・・。いやこれ参ったなホント。
というのもトーナメント表をざっと眺めてて「こうなりそうかな」と思ったのが、


優勝:巴マミ / 準優勝:佐倉杏子


だったんですよ。

えぇ、一昨年とまったく同じなんです。
「これは興醒めだな~」と思いつつも「本当にこうなったらウケる」と感じたのもまた事実。
マミさんの優勝に対しては歴代の優勝者と同様にブレーキがかかる可能性は大きいけど、
いっそのこともう1度優勝させてしまえ的な考えの人もそれなりにいる気がするんです。
これは明確な理由があるわけではなくて本当になんとなくでしかないけど、
映画ブーストは理由の1つと言えなくはないのかな。

準優勝が杏子だと思った理由はいくつかあるのですが、
まずベスト4まではほぼ素通り出来そうなこと。
加えて魔法少女同士の対決で最初に直接ぶつかるまどかが復活枠なことが挙げられます。
仮にまどかと杏子が同条件でぶつかったらまどかがやや有利だとは思います。
が、復活者よりは正規代表に進んで欲しいと思ってる人はそれなりにいそうだし、
正規組か復活組かは迷ったときの投票の指針にはなる気がするのです。
そうなると杏子のほうにやや分があるかなと思えてきます。
ま、こればっかりは始まってみないと分からないけどね。



ということで迷いに迷ったのですが、最初に浮かんだイメージに従うことにします。
優勝予想は巴マミ。史上初となる2度目の優勝ということで。

これで1回戦でマミさん負けたりしたら盛大に笑ってやってください(笑)

ちなみに魔法少女4人の1次予選における得票数はほぼ横一線。
(既に姿を消しているほむらが頭1つ抜けてたのは皮肉なもの)
順位上はまどかとさやかがトップでマミさんが2位、杏子が3位だけど、
正直誤差みたいなものなので予選の順位に関しては気にする必要はなさそう。

以下、ベスト4以下も含めての予想。
優勝:巴マミ 準優勝:佐倉杏子
ベスト4:鹿目まどか / 歳納京子
ベスト8:筒隠月子 / 黒猫 / わたし / 美樹さやか
ベスト16:
沖田紗羽 / 羽瀬川小鳩 / 新垣あやせ / 赤座あかり
湊智花 / 小豆梓 / 西住みほ / 四糸乃


果たしてどの程度的中するだろうか。
これでまどマギが早々に全滅したりしたらとんだピエロだぜw




ということでこれまた随分と長くなってしまいましたがまとめました。
なんだかんだありつつもいよいよ大詰め。果たしてどんな結果になるのやら。


最後に投票の指針に対して。
前回の記事の時点で「もういいかな」とは思ったものの、
審議制の内容は(正直、最初からそうなればって話でしたが)一応収まるべき形に収まったようだし、
暇だったら行ってもいいかなくらいの気分にはなりました。
決勝トーナメントがだいぶ面白そうな組み合わせになったこともありちと迷ってます。
が、わざわざ投票してまで推したいキャラはもうほとんど残ってないというw
そんな状況なので行くかどうかは試合当日の忙しさと気分次第かな。

次の更新は・・・もし気が向いたらベスト4が出揃うくらいの頃に1回更新するかも。
と言いつつ結局決勝戦が終わって全ての結果が出てからになりそうな気がするw

アニメ最萌トーナメント2013 その5
アニメ最萌トーナメント2013 その5
アニメ最萌トーナメント2013 その5
やっぱり例年通り、後半になると萎えてくるけど・・・
先日ブロック決勝が終わり、各ブロックの代表が出揃いました。
ということで一応軽くまとめておきます。
ちなみに画像は1枚目が3回戦、2枚目がブロック決勝の対戦結果、
3枚目が1次予選の組別に勝ち残り具合をそれぞれまとめたものです。
ペイント編集なので潰れてる文字もありそうですがあしからず。

公式:【http://acst13.saimoe.me/

過去記事
その1:【http://34643.diarynote.jp/201308110119417408/
その2:【http://34643.diarynote.jp/201308230127187117/
その3:【http://34643.diarynote.jp/201309192200262622/
その4:【http://34643.diarynote.jp/201310051341341784/




-ブロック決勝結果-

まず各ブロックの代表。結果はこんな感じに。
A:【巴マミ@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】
B:【新垣あやせ@俺の妹がこんなに可愛いわけがない。】
C:【佐倉杏子@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】
D:【湊智花@ロウきゅーぶ!】
E:【羽瀬川小鳩@僕は友達が少ないNEXT】
F:【わたし@人類は衰退しました】
G:【黒猫(五更瑠璃)@俺の妹がこんなに可愛いわけがない。】
H:【美樹さやか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】


まさかの咲勢全滅。さすがにこれは予想外。
例の処置の影響もあってか3回戦で一気に失速し決勝に進んだのは2名のみ。
その千里山ペアも決勝ではあっさり敗退。
去年みたいに6枠独占しようと驚くまいと思っていたけど、1枠も取れないとか逆にビックリだよ!
作品別に見るとまどマギ3、俺妹2、ロウきゅーぶ・はがない・人類衰退が各1。

なんつーか、ほとんど2011年の焼き直しって感じだよなぁ。
まどマギの3人と俺妹の黒猫は2011年にも決勝トーナメントに進出しており、
代表8枠のうち半分は一昨年と同じだもんなぁ。
それに加えてまどかも恐らく敗者復活で上がってくるだろうし、
魔法少女5人のうちほむらだけがいない点も含めて、被ってるなぁと感じますね。

最初の時点で優勝予想に据えていたほむらと憧が揃って2回戦で消えちゃったので、
改めて優勝予想を立てたいところだけど、それは敗者復活戦が終わってからにしようか。
ただ、これまでの推移を見るに割と真面目にマミさん2度目の優勝もあり得るような。
この面子だと個人的にはあやせが1番かなー、といったところw
とりあえず5作品からTOP8が出たというだけで去年よりはだいぶマシだとは思う。


それと一応最初に出した予想の答え合わせもしておこうか。

8/22時点、代表予想(記事その2より)
A:【松実宥@咲-Saki- 阿知賀編】
B:【暁美ほむら@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】
C:【小鳥遊六花@中二病でも恋がしたい!】
D:【柏崎星奈@僕は友達が少ないNEXT】
E:【高鴨穏乃@咲-Saki- 阿知賀編】
F:【原村和@咲-Saki- 阿知賀編】
G:【赤座あかり@ゆるゆり♪♪】
H:【美樹さやか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】


的中したのはなんとビックリさやかちゃんだけでした(笑)
あかりのいたGブロックを筆頭に鉄板だと思っていた試合が、
次から次へと引っくり返ってしまい散々な結果でした。
マミさん、杏子、黒猫の3箇所は対抗予想として候補に挙げてはいたものの、
あくまで対抗だから的中とは言えないし。。。

ま、あんな根底を揺るがすようなルール変更を何の前触れもなく、
しかも途中から実行されちゃそりゃ当たるものも当たらんですよ。
と完全に負け惜しみをぼやいてみる。


というわけで・・・
去年の惨劇に対してハッキリと『NO』が突きつけられた結果になったわけですが、
なーんか素直に喜べないんだよなぁ。
こうなる可能性を考えなかったわけではないけど、
こうもハッキリ結果に出るとはさすがに思いもしていませんでした。
ただ、ここまでフルボッコにされてしまうと
ちょっと可哀想に思ってしまうのも正直なところ。
今となっては果たしてどれだけいたかは分からないけど、
きちんとルールに則って参加していた咲好きな人はやってらんないでしょうこれは。


-審議制に関するぼやき-
で、素直に喜べないのが3回戦の後半から急に実施された「審議制」なるルール。
ルールを定めるのは運営している人だからとやかく言うべきでじゃないとは思うけど、
まぁここはチラシの裏なので少しだけ思ったことを書いておこうと思う。

多重(1人で複数票、下手すれば何十何百も投票する行為)がルールで明確に禁止されている以上、
それを排除するための制度を導入すること自体は至極まっとうだとは思います。
が、そのやり方があまりにお粗末すぎるのがなぁ。

まず3回戦の「途中から」というのはどうしたってフェアじゃない。
それに事前になんの告知もなく、いきなり導入というのもあんまりだ。
前もってきちんと準備し、周知した上で3回戦開始から導入。
これが理想的ではあったのだろうが、そんな上手く出来る状況ではなかったのでしょう。
だったら簡単にでも告知してブロック決勝から開始の方がまだ筋は通ったような気がします。

で、個人的に1番気に食わないのは勝敗ありきで「票数」をないがしろにしていること。
今行われてる審議制はざっくり言うと・・・
多重で結果が引っくり返らなければ多重込みの票数、
引っくり返る時だけ多重を差っぴいた票数を公式とする。というもの。

その結果、試合によって票数の母体が異なる状況になったわけで、
そんな状況では票数や得票率に最早データとしての価値などありません。
これは数字に重きを置いた見方をしてる人の楽しみを奪う行為に他なりません。
前の試合の票数などを元に勢力図を見ていたわけで、
それが一切無意味になったのが1番萎えてしまった理由だろうと思います。

運営の独断で多重と認定した投票を無効にする。
単に投票しかしていない人間がそれをダメとは言えないでしょう。
でも基準は言えない、異議は一切受け付けない。
巻き添えや冤罪があってもさーせんの一言で終わり。
それで「信用して下さい」の一点張りじゃ信用なんて出来ないよなぁ・・・。

それに自分の入れた票が多重扱いされかねないリスクはやはり無視はできない。
別に有効票になってるかどうか毎回確認するほど熱心なわけではないけど、
きちんとルールに則って入れたものが勝手に無効にされたらそりゃいい気はしません。
そんなリスクに怯えながらわざわざ投票するのも正直バカみたいだし。


ということで正直「投票はもういいかな」と思ってしまいました。
今年は珍しく気が向いた時には割と投票もしてたんだけど、
終盤は例年通り結果だけ淡々と追う感じに戻ろうかと。




-敗者復活戦について-
これも運営のほぼ独断で用意されたものだそうけど、
これについては個人的には割と肯定的な見方をしています。
きちんと事前にやると告知があった上でのことだし、
例年と違うことをやってみるというのはそう悪いことばかりではないハズ。
これまでの流れからして復活戦の枠まで咲に独占される事態にはならずに済みそうだし。

各組の予想などをまとめようかとも思っていたんだけど、
ちょっと時間が無いので今日のところはパスで。
どんな酷い組み合わせになるかと思ってたけど、
いざ決まってみると意外と面白そうな対戦も多いかな、という印象。
後日気が向いたら追記するかも知れないけど、そのまま流れる可能性も大。


2回戦終わって、とりあえずこの辺で1回まとめてみようかと。
なんか去年と同じ嫌~な感じにはなりつつあるけども。
ただ、1回戦に比べると全体的に票数は増えてきて、
前年並みくらいにまではなってきたかなと思う。

公式:【http://acst13.saimoe.me/

過去記事
その1:【http://34643.diarynote.jp/201308110119417408/
その2:【http://34643.diarynote.jp/201308230127187117/
その3:【http://34643.diarynote.jp/201309192200262622/


--2回戦概況--
あやせたんまさかの勝利で始まり、アッカリーンの勝利で終わったという印象。

まず、最大の注目試合とされていた2回戦初日B2-1。
去年一昨年では考えられない大波乱で幕を開けました。
まどマギ勢はまどかに寄せる動きがあったものの完全には寄せきれず、
僅か25票差であやせ@俺妹。に勝利を明け渡す結果に。

この初日は他2試合(A2-1:マミさん/C2-1:森夏vsイカちゃん)もビックカードだったこともあり、
これまでの哀愁漂う票数がウソのような盛り上がりを見せたのが印象的。

続いて4日目もB2-4でひと波乱。咲勢最強と思われていた憧がまさかの敗退。
しかも相手は1回戦でパッとしてなかったガルパン。
1次予選では憧と同組で完全に格下と思われていた西住さんが大金星をあげました。
この日は他の2試合(A2-4:怜/C2-4:六花)と大きな試合であり票数も爆発的に増加。
実質は咲対まどかで他は消化試合とすら思っていたけれど、
そんな認識を改めさせる出だしでした。

とは言え今年は完全にABに大御所が集まっており他のブロックは大人しめ。
Fブロックが多少盛り上がりを見せたものの結果はほぼ下馬評通り。
初日ほどの盛り上がりを見せることはありませんでした。


作品別に見ても咲勢は憧が負けた以外は主要キャラの敗北はなく結局9勝。
去年が10勝だったので数の上では去年と大差なし。
まどマギも初日にまどほむが同時敗退したものの、他3名は危なげなく勝利し3勝。
続いて2勝したのがゆるゆり・俺妹。・超電磁砲S・中二病・変猫・ロウきゅーぶの6作品。
その他に1人のみ勝ち残っている作品が8つ。

敗退作品を見ると2回戦開始時点では大規模だったラブライブ(7名)の全滅が目を引く。
「その3」の記事に3名勝てれば本物と書きましたが、なんてことはなかった。
それでも1回戦の時点ではかなり良い結果を出していただけに全滅は予想外。
1人か2人は勝つだろうと思ってたんだけどなぁ。


--各ブロック3回戦展望--

Aブロック
A3-1 巴マミ@まどマギvs松実宥@咲
A3-2 由比ヶ浜結衣@俺の青春ラブコメvs園城寺怜@咲


ほぼ予想通りの構図。咲vsまどマギの全面抗戦争となったAブロック。
2試合目はまず間違いなく前年覇者の怜だろうが1試合目が読めない。

勝ち進んで欲しいのはこのブロックだと個人的には宥なのだが、
ブロック決勝はどう考えてもマミさんvs怜という直近の優勝者同士による対決のほうが見たい。
咲勢同士のブロック決勝とかくっそどうでもいいし
勝って欲しいところと観てみたい試合にギャップがあるなんとも悩ましい対戦に。
ここまでの流れだとブロック代表はマミさんに分があるように思えるが、
去年はここから完全に咲ゲーになっただけにまだ分からない。
去年の二の舞になってしまうかどうか、A3-1が正念場と思われる。


Bブロック
B3-1 新垣あやせ@俺妹。vs 花田煌@咲
B3-2 松実玄@咲vs西住みほ@ガルパン


当初の予想とは顔ぶれが大きく違う大波乱のBブロック。
あやせが2回戦B2-1を勝ったことにより全体の流れが多少変わったように感じました。
咲勢の加護も含めてここまで来たあやせだが、
今度はまどかの加護を受けて打倒咲勢を目指す。なんとも皮肉なものです。

個人的には出来ることならあやせにそのまま代表になってもらいたい。
咲対まどマギ全面戦争ブロックの代表があやせとか超面白そうだし。
とりあえず今年のすばら先輩程度には自力で勝って欲しいところ。

B3-2正直もっと予想外な対戦となりました。
予選で同組かつ大敗していた憧に対してまさかの大金星をあげたガルパン西住さん。
さすがに次は厳しいと思うが、あやせを勝たせたいまどか勢も票を入れてくるだろうし、
もしかしたら2発目の大波乱が起こる可能性も考えられる。
3回戦も勝てれば咲のエースキラーとなり得るが果たして。


Cブロック
C3-1 丹生谷森夏@中二病vs小豆梓@変猫
C3-2 佐倉杏子@まどマギvs小鳥遊六花@中二病


ここは完全に予想通りの4名。中二病対杏子という構図。
残る1名の変猫の小豆さんも予選1位でここまで安定した勝利を重ねてはいるものの、
ここまでは相手に恵まれていた感もあり中二病相手にどこまで勝負になるか。
下馬評どおりならC3-2が事実上の決勝となりそうだが果たして。
咲勢が完全に死んでいる数少ないブロックなので、純粋に面白そうw
(咲同士の決勝はどうでもいいけど、中二病同士の決勝ならそれはそれでありだと思えてしまうから不思議)


Dブロック
D3-1 宮永咲vs清水谷竜華 @どっちも咲
D3-2 湊智花@ロウきゅーぶ!vs鷺森灼@咲


予想通りと言えば予想通りほぼ咲一色のブロック。エース不在でも数で攻めればこうなるよね。
1回戦D03の同着(咲と理科@はがない)がここに来て大きく響いている印象。
2回戦D2-1の票数を見る限り仮にD03で理科が咲をきちんと倒していれば、
肉が勝ち抜けてもうちょっと面白そうな展開になったかも知れないのに。
はがない陣営及び咲無双否定派からしたら非常に痛い1敗であったのは疑いようもない。
なんて、思いっきり理科に1票入れた人の言うことではありませんが

一方のロウきゅーぶの智花さん。灼というのは実にちょうどいい相手に当たったかと。
ABのエース格相手では完敗だろうが、このくらいならいい勝負になりそう。
もっともここで灼程度に勝てないようならどちらにせよ先はないけどね。

個人的には阿知賀編らしく竜華が勝ってくれればそれでいいけど、
咲さんが2年連続ベスト8とかなったらやだなぁ。
敗者復活の対象が誰になるのかイマイチ分かりにくいしw


Eブロック
E3-1 羽瀬川小鳩@はがないvs大室櫻子@ゆるゆり♪♪
E3-2 四糸乃@デート・ア・ライブvs高鴨穏乃@咲


案の定全ブロック中最弱の四強が出揃いましたw
例年この辺まで来ると残っているのは1次予選の上位通過者にほぼ絞られるのですが、
数少ない予選下位(6位以下)から勝ちあがってきた2人がこの組にいます。
予選で6位だった小鳩はともかく特筆すべきは「四糸乃@デート・ア・ライブ」
1次予選ではボーダー付近13位通過からのベスト32入り。
これは類を見ない異質な存在と言えるでしょう。
咲アンチ他が祭り上げた結果と見るのが妥当だろうか。

そんなわけでE3-2:四糸乃vs穏乃もある意味見所な試合。
でも不人気主人公と馬鹿にされ続けたしずの数少ないチャンスだし、
ここは素直に勝たせてやって欲しいなぁというのが個人的な心境。

いっぽうのE3-1は小鳩対櫻子という良脇役対決。
予想とは完全に違う面子が勝ち残ってきたけどこれはなかなかに良い対戦。
変な思惑とかとは無縁の平和な試合をして欲しいですね。


Fブロック
F3-1 わたし@人類衰退vs沖田紗羽@TARI TARI
F3-2 原村和@咲vs三沢真帆@ロウきゅーぶ!


ま、ここまで来たら和だろう。ベスト4経験3回の異名は伊達じゃない。
衰退のわたしがここまで不気味な強さを発揮しているのが気になるところではあるが、
決勝で大波乱を起こすのは・・・・・さすがにちと無理そうか。
ロウきゅーぶの残存2名はどちらも咲勢との対決か。
片方くらいは勝って欲しいものだがこっちは無理ゲーだよなぁ。

個人的にはTARITARIがベスト32まで残る大健闘を見せたのでそれで満足な組w
決勝は大人しくわたしvs和で良いのではないでしょうか。


Gブロック
G3-1 黒猫@俺妹。vs筒隠月子@変猫
F3-2 アスナ@ソードアートオンラインvs赤座あかり@ゆるゆり♪♪


まぁ、ここはあかりでしょう。実力的なことはもちろんなんだけど、
あかりが勝てば敗者復活的にもちょうどいいからね。
2回戦で負けた佐天さん(とたぶん決勝に上がってくるだろう黒猫も)敗者復活戦にいける。
非咲勢筆頭の1人が決勝トーナメントに進み、過去ベスト8の2名を敗者復活戦へ送り込む。
うん、実に収まりの良い結果ではないだろうか。正直それくらいしか書くことがないw


Hブロック
G3-1 白井黒子@超電磁砲S vs 美樹さやか@まどマギ
G3-2 千反田える@氷菓vs御坂妹@超電磁砲S


なんというレールガンブロックw
御坂姉や佐天さんが落ちてこの2人が残っているというのがなんともw
まぁ、さすがに2人ともここまでで決勝はさやかとえるになりそうか。
基本的にはさやか優勢と見てるけど、Cブロック杏子の結果が少なからず影響しそう。
六花が勝ったようならここは是が非でも勝たせに来るだろうし、
杏子が勝っているようなら多少気が緩むかも知れない。
これで黒子がベスト8ですとかなったら最高に面白いんだが、さすがにそれはないよなぁ。



ということで2回戦を軽く振り返り、3回戦の各試合の雑感を述べてみました。

ここまではあまり敗者復活を露骨に意識した結果は見えていませんが、
3回戦から先は投票時に敗者復活が誰になるかも考慮されてきそうな予感がします。
1番分かりやすい例がBブロックのあやせに足されるだろうまどマギ勢の票でしょうか。
多少なりとも投票に影響が出たほうがルール変更を加えた意義も出てくると思うので、
そういった思惑票も本来の趣旨とは違うかも知れないけど、
それはそれでありだと思う今日この頃。

次の更新は特に波乱などなければブロック決勝が終わった後くらいかな。
別に大したものではないんだけど、
やってれば結局追いかけちゃう哀しい性。
で、追っかけてるとついつい突っつきたくなるのも、
やっぱり哀しい性なのでしょう。
ということで結局今年も節目ごとの連載はやることになりそうです。

ま、過疎るところまで過疎ったしもはや誰得度MAXではありますが。
ここのアクセス解析見ててもいかに関心が無くなってるかよく分かるしw

公式:【http://acst13.saimoe.me/

過去記事
その1:【http://34643.diarynote.jp/201308110119417408/
その2:【http://34643.diarynote.jp/201308230127187117/


そんなわけで今年の最萌トーナメント。
昨日1回戦が終わり今日は中休み。明日から2回戦です。ここらでざっと見渡しておこうかと。


--1回戦概況--

率直な印象としては「去年ほどの絶望感はない」といったところでしょうか。
咲勢が最大・最強クラスの勢力であることは今も疑いようがないですが、
去年のような何をやっても結局は咲が勝つ、という空気ではなさそうな感じ。
阿知賀編としては明らかに場違いな人たちやモブキャラ同然の人は総じて負けているし、
一部のエース格も含めて意外と危なかった場面も多かったし。
まだ1回戦が終わっただけなのでこれから主要キャラで無双して、
終わってみれば去年と似たようなもの、という可能性もあるにはあるけどね。

それと、今年は予選で1位だったキャラが全員1回戦を勝利しているのも特筆すべきか。
初戦から1位同士の対決が無かったことも大きいですが、何気に史上初の出来事らしいです。
毎年何かしらあった波乱が今年は本当に無かったように感じます。
例年以上に過疎化したせいもあってかこれまでのセオリーが通用しなくなってますね。

予選2位通過を見ても負けているのは「なのは」と「衣」の2名だけ。
その試合の勝者はいずれも予選1位だった「ほむら@まどマギ」と「京子@ゆるゆり」
(予選成績上は)格上相手なので仕方ないかという敗退。
ちなみに3位通過での1回戦敗退も5名と去年までよりだいぶ少ないです。
予選の上位は本戦でも強い、という傾向が更に加速しているように見えます。

それに伴い2次予選からの勝者も3名だけと例年と比べても激減。(去年が13名、一昨年が7名)
全員が2次予選組の対戦が1つも無かった影響もあるでしょうが、
1次予選の上位が順当に勝ち進んでいることの裏づけと言えそうです。
ま、そもそも2次予選の通過者を減らしたので当然の成り行きではあるけどね。


--作品別--

トップは変わらず咲で13名が勝ち残り。勝率約42%。
内訳は阿知賀5、千里山・清澄・風越が各2、新道寺・白糸台が各1。
残存数や全体に対する比率は去年とさほど変わらないけど、
中身はだいぶ阿知賀編らしい面子へと変わっています。
相手が弱すぎた故に勝ち残っちゃってる場違いな人も一部残ってはいるものの、
次で問題なく落ちてくれるハズ。エース格がA・Bに密集していることもあるし、
去年のように決勝T6枠、ベスト4独占のような暴挙を成し遂げるのはちと厳しそう。

2番手勢力は「ゆるゆり♪♪」「ラブライブ」「とある」がそれぞれ7名残存。
3作品ともそれぞれ予想外に強かったという印象。

まず、完っ全にノーマークだった「ラブライブ」
9名中7名が勝ち上がり、勝率77.8%と大規模勢力の中では圧倒的に高い。
ここまでなら去年のアイマスに近い傾向だが、果たして次をどれだけ勝てるかが見もの。
ここで3名くらい勝てれば本物かと。

「ゆるゆり」は12名中7勝。勝率58.3%と去年よりだいぶ強い印象。
あかり以外は完全に空気だった去年がウソのような大躍進と言えるでしょう。
2期で脇キャラの掘り下げが進んだことでこのイベント的にも強化されたのでしょう。
ただし、2回戦はエース格のあかりも含めて正念場。
場合によってはここで全滅も有り得なくないが果たしてどうなるか。

「とある」はもう4年目だし今年はさすがに弱いだろうと思っていたのですが、
超電磁砲の4人組が全員圧勝しているのを筆頭に思いのほか健在でした。
超電磁砲Sが8名中6勝、劇場版禁書目録が3名中1勝。計11名で7勝と好調。
負けたキャラを見ても例えばフレンダが(どんな票であれ)、
前年優勝の怜をあと一歩のところまで追い詰めたりと健闘が目立ちます。

2回戦ではこれら2番手集団の3作(+咲)でぶつかる対戦カードも多いため、
その結果次第で勢力図が大きく揺らぐことが見込まれます。
それと同時にこれらの作品間・キャラ間の強弱がハッキリしてきそう。


その後に続くのが5名全勝の「まどマギ」
どの試合も危なげなく快勝しており、その安定感は王者の風格すら感じさせますw
が、次のB2-1で1人は消えることになるのが既にほぼ確定。
B2-1まどほむ対あやせ以外の3試合は順当に行けば勝てる試合だとは思うけど、
マミさんに対する夜空@はがないを筆頭に楽観視は出来ない相手が揃っています。


以下「ガルパン」「はがない」「中二病」「リトバス」が各4名、
「ロウきゅーぶ」が3名と続きます。
ガルパンは思っていた以上に勝ててない印象です。
くじ運の悪さもあるでしょうがまさか1/3以下になってしまうとは。
元々そんなに勝てるとは思っていなかったとは言え、ここまで減るのは予想外。
前述のラブライブもなんかもそうだけど名前すらほぼ知らなかった作品というのは、
当然予想した通りの結果にはまずなりませんね。

一方少数勢力に目を向けると常連作品のひだまりが正に首の皮一枚という状態。
かつてベスト8経験もある生徒会の一存も予選同様勢いがなく会長が残っているのみ。
それと全滅した作品群にはかつてのベスト8常連勢力ハヤテの姿が。
この辺りには時代の流れを感じずにはいられません。
あとみなみけの南さんが全員負けてるのに内田さんだけ勝ち残ってるのには吹いたw


--2回戦見どころ--
まずはなんと言ってもB2-1<まどかvsほむらvsあやせ>
前回書いたことの繰り返しになりますが、まどマギ陣営がどうするかに注目。
セオリー通り片方に寄せるのか、それとも敗者復活による2名決勝進出を目指して散らすのか。
また、咲陣営他の計略票がガッツリ乗ると思われるあやせがどれほど食い込むのか。
今年最大の注目株と思われる試合が2回戦初日の明日行われます。

他にもC2-4<クー子vs六花(vsたまこ)>・G2-4<佐天さんvsあかり(vs美羽@パパ聞き)>
と予選1位同士の対決があります。1位同士対決は全部で3試合。
よって同着にでもならない限りは少なくとも4名の予選1位が敗退することになります。
前者はほぼ確実に六花が勝つと思われますが、
それだけにクー子が祭り上げられる可能性も一応あり。
(まぁ、咲勢が既に死んでるブロックなのでその可能性も薄いですが)
レールガンが今年も思いのほか強かったので後者の試合は分からないですね。
Gブロックはここが事実上の決勝と言って差し支えないかも?


1位同士以外の対戦カードでは、

A2-1<マミさんvs夜空(vs武者小路祝)>や、
D2-1<星奈@はがないvs理科@はがないvs咲vs南ことり@ラブライブ>
D2-3<内田ユカ@みなみけvs歳納京子@ゆるゆりvs湊智花@ロウきゅーぶ>
F2-3<ミカサ・アッカーマン@進撃の巨人vs御坂美琴@超電磁砲Svs原村和>


辺りは注目の試合と言えるのではないかと。
肉と理科の同作対決とか、ミカサとミサカの対決とか、
ちょっと面白いことが起こらないかと期待しちゃいます。


あと、大勢への影響は薄いけど個人的に面白そうだと思っているのが、

F2-2<沖田紗羽@TARI TARIvs結城美柑@To LOVEるvs羽川翼@猫物語(黒)>
H2-1<坂井和奏@TARI TARIvs西住まほ@ガルパンvs白井黒子@超電磁砲S>

という実に平和な2試合。
なんというかTARITARIの力量を測るのにこの上なくちょうどいいカードになったなぁ、とw
個人的には最重要試合だったいなばん@ココロコもあっさり負けちゃったし、
本来あるべき楽しみ方が出来そうなのはもうTARITARIくらいしか残ってないのですw
AやBを中心とした陣取り合戦的なゲームもそれはそれで面白いんだけど、
それが引き立つのはやっぱりこういう平和な試合もあってこそだと思うのです。

そんなこんなで2回戦。果たしてどんな結果になるのやら。
今後も(白けない限りは)ゆる~く追っかけていくつもりです。
明日から本戦が始まるようなので。
とりあえず去年・一昨年と書いていた本戦の予想は今年もやっておこうと思います。
予選は面白い結果もいくつか見れたしね。


公式:【http://acst13.saimoe.me/

記事その1:【http://34643.diarynote.jp/201308110119417408/


まずは作品単位で見た今年の傾向考察から。
と言ってももはやこれに大した意味があるとも思えないので、ここはさくっといきます。

-作品別分析-
1:大規模勢力


まずは何と言っても咲勢力。このイベントの主人公にしてラスボスと言える存在。
今年は31名が本戦へ進出し、そのうち1次予選1位通過が4名、2位通過が5名。
全体の本戦参加者が293名なので、全体のおよそ10%ちょいという構成比。
相変わらずの物凄い物量ではあるが去年は43名(うち1位通過8名)いたことを思えば、
これでもまだいくらかマシではあるか、という印象です。
約1名明らかにおかしい人が紛れてはいるものの、
2次予選で場違いさんの大半は淘汰されたしね。

数の次点は「ガールズ&パンツァー」で14名。(うち2位通過1名、3位通過1名)
エース不在で数だけ多い印象。去年で言えばアイマスのような勢力かと思われる。
3番手はゆるゆり♪♪が12名。予選上位の顔ぶれはほぼ去年と同様。
去年はほぼアッカリーン単機作品と言わざるを得ない結果だったが今年はどうか。
以下アイマス(11名)、ラブライブ(9名)、ひだまり・レールガン(各8名)と続く。
(劇場版禁書目録名義でも3名参戦しているので、
「とある」シリーズで括ればアイマスと並ぶ11名)


2:筆者視聴作品
今年参加対象の作品のうち、視聴していたのは以下の通り。
夏期(7~9月):TARI TARI / ココロコネクト / もやしもんリターンズ
秋期(10~12月)&:冬期(1~3月):なし
春期(4~6月):俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 / 這いよれニャル子さんW / とある科学の超電磁砲S

不定期配信:咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
通年:HUNTER × HUNTER

まずは原作から好きで個人的にイチオシだった「ココロコネクト」
いなばんがかろうじて2次予選から本戦に進んだのみで、
伊織・唯とメイン格2名がともに2次予選で敗退。ちょっと衝撃的な厳しい結果でした。
でもまぁ、一般放送がカコランダムでぶった切られたらこんなもんでしょう。
ミチランダムがもうちょっとまともな形で放送されていればまた違ったかも知れないけど、
たらればの話をしても仕方ないですね。
これもしょうもない事件の影響ということで割り切るしかないかと。
去年のバカテスくらいの規模、具体的にはメインの3人が1次予選を真ん中くらいで抜け、
藤島さんが2次予選を突破できるかどうかくらいの規模を見込んでいたのですけどねぇ。
んで、単機参戦のいなばんですが組み合わせ的には1回戦はワンチャンありそうかな?

いっぽう、「TARI TARI」が思いのほか好成績を収めたのは驚きでした。
メインの3人がそれぞれ1次予選を通過しています。(和奏:3組2位 来夏:15組11位 紗羽:16組5位)
予選には他にもモブキャラが山のようにエントリーしていましたが、
哀しいくらい見事に一桁得票(0~5票)で惨敗。まぁでもこれが本来あるべき姿かとw
基本的には最萌向きの作品ではないと思うので、
本戦ではせいぜい2回戦から3回戦くらいまでかと。
一昨年の「花咲くいろは」のような立ち位置になるだろうと見込んでいます。
ちょうど同じPA作品の青春モノというくくりだしねw

ちなみにそんな花咲くいろはも劇場版名義で今年も参戦していますが、
今年はメインの3人が1次予選を下位通過しているのみと弱体化が著しい。
もう3年目だし今年は映画だし、まぁこんなものでしょう。

もやしもんは予選で惨敗して既に全滅してるので割愛。


春期作品はいずれも人気作品の2期モノなのでそれなり以上の戦力にはなるでしょう。
俺妹は2011年に黒猫、レールガンは佐天さんが2010年にベスト8入りしており、
両者とも今年の予選でも好成績を収めています。
ニャル子さんも昨年同様予選は好成績。果たして今年の本戦はどうか。
ただし、今夏のレールガンの空気っぷりや、俺妹。のネット配信最終話は気になるトコロ。
ややマイナスの影響が懸念されるが実際に試合が始まるとどうなることやら。


咲については視聴作品として改めて語ることもないので割愛。
ハンターハンターも既に全滅のため割愛。
ただ、ネフェルピトーがまさかの2次予選進出を決めたのはビックリw

3:その他作品

中規模~少数勢力では劇場版まどマギの5名が言うまでもなく筆頭勢力。
咲勢のエースクラスに真っ向勝負できる数少ない存在と思われる。
他には「中二病」「はがない」「ロウきゅーぶ!」辺りの主力が、
かろうじて勝負できるかどうかというところかな。





--各ブロック概況&予想--

Aブロック


のっけからとんでもないブロック。咲vsまどかの全面戦争がいきなり勃発という感じ。
一昨年の覇者マミさんと去年の覇者である怜が同じブロックにいるとかどういうことなのw

上半分はマミさんと昨年ベスト8の松実宥の二強状態と思われる。
他も精鋭揃いではあるのだが、この2人が頭2つ分くらい抜けているのは否めません。
その他大勢の中では<三日月夜空@はがない>が予選を1位で通過しているが、
正直2回戦でマミさんに屠られる結末しか見えてきませんw
(という鉄板な試合だからこそ、もしかしたらがあり得るのがこのイベントの面白いところでありつまらないところでもあるけどね。咲勢が宥or怜を楽に勝たせるために夜空を祭り上げ、マミさんを潰す可能性は十分あり)

一方の下半分は悲しいかなほぼ怜一強と思われる。
が、怜の場合追加配信分の話では役割終えてほぼベッドで寝ていただけ。
この激戦区を勝ち抜いての2年連続決勝トーナメント進出にふさわしいとは思えない。
ちなみに前年の優勝者が2年連続で決勝トーナメントに進んだ例は過去にはないようです。
しかし、前年優勝者が翌年の予選で1位通過した例は過去にはほとんどなかったようで、
そういう意味ではジンクスを打ち破った存在と言える。
それだけにひょっとしたらひょっとしてしまう可能性は十分あるかと。

マミさん視点だと3回戦で宥、決勝で怜と咲勢と連戦という形になる可能性が高い。
咲とまどマギのどちらが作品として強いのか、それを占うブロックになりそうです。

本命:【松実宥@咲-Saki- 阿知賀編】
対抗:【巴マミ@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】



Bブロック
・・・・・・なにこれ??死のブロックという言葉すら生ぬるく聞こえる過密っぷり。
去年のFブロックに匹敵するくらい有力どころが集まっているブロック。
咲vsまどマギ全面戦争メイン会場は間違いなくこちらですね。

上半分にまどかとほむら、あやせ@俺妹。という3名の予選1位が密集。
順当に勝ち進めば2回戦でこの3名の対決となります。
詳しくは後述しますがこの試合B2-1は今年最大の見所となりそう。

下半分には昨年準優勝の玄に今年の予選得票1位の憧という阿知賀の2枚看板が。
これまたどちらが進んでくるのかまったく予想がつきません。

まどマギエース格2名を擁する上半分と、阿知賀の2枚看板そろい踏みの下半分。
そこを勝ち進んできてぶつかるブロック決勝はまさに両作品の総力戦と言えるでしょう。
今年は敗者復活の権利も絡んでくるだけに大激突必至でしょう。

正直どうなるかは全っ然読めません。かなり願望も含まれますが、
過去に決勝トーナメントに進んでいない2名を代表予想しておきます。
そのほうが大会的には盛り上がるのではないかと個人的には思うのでね。

本命:【暁美ほむら@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】
対抗:【新子憧@咲-Saki- 阿知賀編】



Cブロック
前述の2ブロックと比べればやや落ち着いた組。
2回戦から3回戦にかけて面白くなりそうな編成のブロックですね。
咲からはタコスとキャプ(2009年の決勝T進出コンビ)、まどマギからは杏子が参戦。
更に第三極となり得そうな中二病の2名(六夏&森夏)が混ざっている。
このブロックに限れば咲とまどかの間に中二病が割り込んで三つ巴となることを期待。
そしてできれば咲まどか以外からの代表を出して欲しいところ。

順当に進めばタコス、森夏、イカ娘の対決となりそうなC2-1が面白い試合になりそう。

本命:【小鳥遊六花@中二病でも恋がしたい!】
対抗:【佐倉杏子@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】



Dブロック
咲勢が7名と最多のブロック。
内訳は咲・竜華・衣・淡・灼・にわかは相手にならん人・オーラス役満の人と
中堅どころが勢ぞろいな顔ぶれ。
この中では個人的な好みもあるが阿知賀編らしく竜華を推したい。

その他勢力も割と豊富で、ゆるゆり京子、ガルパン武部さん、
はがない肉、ロウきゅーぶ智花と、各作品の主力がいい具合に散らばっています。
中でも筆頭は予選1位通過の肉(星奈)と京子になるのだろう。
まどマギや阿知賀の主力クラスが相手ではたぶんお話にならない面子だが、
(阿知賀編においては)二軍レベルの相手だしなんとか勝負になってくれればありがたい。

最初にこのブロックを見た時点では京子を本命視してたけど、
よく考えると去年裏切られたからなぁw
だいぶゆるゆりを過剰評価しちゃった節があったし、予想は難しいな。
去年の実績を鑑みると昨年ベスト16である肉のほうがやや優勢かも?

なんにせよここはある意味BやAよりも展開が読めないですね。
咲勢からも淡、竜華、咲、衣辺りは勝ち抜けちゃうことも十分考えられるし。
予想は願望込みであることは否めないですが、咲以外から星奈本命で。

ま、誰が勝っても結局決勝トーナメントではボーナスステージ枠だろうけど。

1回戦の個人的な最注目はD04。いなばん@ココロコを全力で推す。
ま、仮に勝ち進めても2回戦は竜華に屠られるだろうけど、1回戦だけならワンチャンあるし。


本命:【柏崎星奈@僕は友達が少ないNEXT】
対抗:【清水谷竜華@咲-Saki- 阿知賀編】



Eブロック
んー、平和だなぁ。前半の過密っぷりがウソのように平和なブロック。
どれくらい平和かと言うと穏乃が代表候補のド本命に挙がるくらい。
ま、穏乃の決勝T行きは激戦区に放り込まれたら無理だったろうしこれはこれでOK。
対抗できそうなメンバーをしいて挙げるなら・・・・
初春@超電磁砲S、大室櫻子@ゆるゆり、凸守早苗@中二病 くらい?
好きな人には申し訳ないが、さすがに弱小すぎるだろう・・・


本命:【高鴨穏乃@咲-Saki- 阿知賀編】
対抗:【初春飾利@とある科学の超電磁砲S】


Fブロック
んー、ここも平和だ。今年は前半に密集しすぎだろう。
この顔ぶれだとあんまり考えたくないけど今年も原村さんなんだろうなぁ。
組み合わせ次第では4回目のベスト4進出まで十分考えられてしまう。
対抗できそうなのはニャル子さんと、レールガンの美琴くらいか。
個人的には無冠の帝王と思っているビリビリさんに勝ってもらいたいが、
今年の流れ的にはきつそうだよなぁ。

ちなみにF08(御坂美琴@超電磁砲S vs 三千院ナギ@ハヤテ vs 船見結衣@ゆるゆり♪♪)は、
今年の1回戦全試合の中でも屈指の好カードだと思う。

本命:【原村和@咲-Saki- 阿知賀編】
対抗:【御坂美琴@とある科学の超電磁砲S】


Gブロック

まぁここはあかりだろう。
予選の結果を見てもまどマギ勢と阿知賀の主力以外には負けなさそう。
咲勢は全ブロック最弱レベルだしここは鉄板か。咲が弱いと本当に平和だなぁ。
対抗できそうなのは佐天さんと黒猫くらいだが、2名とも正直過去の人感は強い。
それと「はたらく魔王さま!」の作品人気がかなり高いみたいなので要警戒。
未視聴作品のため実力の予測が付かない怖さはあります。
とは言え地力はあかりのほうが上だとは思うけどね。

ちなみに1回戦であかりとちなつが同組だったりと、他もけっこうなゆるゆりブロックw
いくら敗者復活があるとはいえさすがにここはあかりに寄せるだろうけど。


本命:【赤座あかり@ゆるゆり♪♪】
対抗:【黒猫(五更瑠璃)@俺妹。】



Hブロック

まぁここはさやかだろう。咲勢が弱いと以下略。
他は氷菓のえる、咲の照(咲勢唯一のHブロック)とTARITARIの和奏辺りが予選では上位。
うん、なんて平和な顔ぶれなんだろう。
ただ、ここまで平和だと意外な予選下位通過者が勝ち進んでくる可能性はありそう。

ところでこれ和奏ワンチャンあるんじゃね?
さやかに勝てるとまでは思わないが、
敗者復活戦の働き次第ではひょっとしたらひょっとするかも?w

本命:【美樹さやか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】
対抗:【坂井和奏@TARI TARI】

(対抗は順当に考えるとえるたそだろうが、氷菓未視聴のため知っている作品を優先)




まとめてみるとこうなりました。

A:【松実宥@咲-Saki- 阿知賀編】
B:【暁美ほむら@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】
C:【小鳥遊六花@中二病でも恋がしたい!】
D:【柏崎星奈@僕は友達が少ないNEXT】
E:【高鴨穏乃@咲-Saki- 阿知賀編】
F:【原村和@咲-Saki- 阿知賀編】
G:【赤座あかり@ゆるゆり♪♪】
H:【美樹さやか@劇場版 魔法少女まどか☆マギカ】


作品別に見ると咲3・まどマギ2・中二病・はがない・ゆるゆりが各1か。
力量的にはちょうどいいバランスだとは思うけど、なんかしっくり来ない。
願望も込みで咲をかなり低めに見積もってるからだろうか。
自分で予想しといてこんなこと言うのもアレだけど、
この通りになったら奇跡に近いんじゃないかとw

作品自体の戦力は現時点ではまどかより咲のほうが上だと見ています。
予選の投票などを見る限り、組織力はぶっちぎりで強そうだし。
A・Bブロックがカオスすぎるだけに、他がうまくばらけてくれるといいのですが。

それと総合優勝の予想ですが、十中八九AかBの代表になった人と見ています。
それくらいこの2ブロックに主力クラスが集まりすぎだしね。
とりあえずBブロックの代表予想に出した<暁美ほむら>を、
現時点での総合優勝予想としておきます。

と言いつつ優勝がほむほむというのも正直しっくりはこない。
総合優勝となるとBの対抗に予想にした憧のほうがずっと当てはまる気がするw
世界一位なだけあって






-見どころ~B2-1について~-

【8月27日追記】

上記の通り、今年最大の見所はB2-1(9月20日実施予定)だと現時点では思っています。
そこで、ちょっと早いとは思うがこの試合に関する考察を載せておきます。

なお、以下の文章は1回戦であやせ、ほむら、まどかの3名が
下馬評通り勝ち抜く前提のものとなります。あしからず。


まず、作品自体の地力を見ると まどマギ>俺妹。であることはほぼ間違いないかと。
一昨年の準々決勝では 杏子>黒猫 という結果だったし、
今年の予選でも直接対決こそなかったものの、
票数等を見ても明らかにまどマギ勢のほうが上だからね。

その前提のもと、仮に2回戦であやせ、ほむら、まどかの対決となった場合どうなるか。
最萌は基本的に「二兎を追うもの一兎をも得ず」な大会である。
故に組織力の高い作品ほど、同一作品同士の対戦カードとなった場合、
どちらか片方に票を寄せる傾向が強い。
故に仮にまどほむ同一組という事態にあろうとも、非情に徹してどちらに寄せるだろう。
(ちなみにこの3名の構図は去年のF2-3[玄vsニャル子vs竜華]にかなり近い。
玄&竜華と違いまどか&ほむらには力量差がほぼないという違いはあるが、ここでは些事)

どちらに寄せるかは難しいところだが、
一昨年は初戦で負けているほむらを通したいと思う人がやや多いと思われる。

よって、1位と3位が逆になることは十分考えられるが、
1位:ほむら、僅差で2位:あやせ 大差で3位:まどか という予想が立てられる。

ただしこれは去年までのルールであれば話。

だが今年は敗者復活戦がある。
そのため、従来のルールではほぼ無意味だったワンツーフィニッシュにも意義がある。
この制度ではブロック代表に直接対決で敗れた2位に、
敗者復活戦への参戦権が与えられる。

例えばB2-1でまどマギ勢で1位2位を独占し、
まどかでもほむらでも良いがとにかくブロック決勝に勝利したとする。
そうなるとB2-1で2位になったまどほむのどちらかは敗者復活戦に進む。
地力は随一のまどマギだし、敗者復活戦を勝てる見込みは十二分にあるわけだ。
この制度によって2回戦で同作対決となるにも関わらず、
まどほむ2名同時に決勝トーナメントに進む道が残されることになる。

そしてそこに立ちはだかるのがラブリーマイエンジェルあやせたんであるw
仮にこの位置にいるのが1次下位とか2次上がりの眼中にない相手なら話は簡単なのだが、
温めの組とはいえ予選で1位を取ったあやせが相手。
ワンツーフィニッシュ阻止の候補としては申し分ない。

いっぽう敗者復活戦を使い2名同時に決勝トーナメントに送り込みたいのは咲勢も同じ。
憧・玄の2名を勝たせるべく計略を巡らせるのは想像に難くない。
具体的にはまどほむとの直接対決を避けるために、
あやせに全力で票を乗せ勝たせにくる可能性が考えられる。
そんな計略票とあやせが元々持つ集票力が合わさって地力の差を補う可能性は十分ある。
実際問題もし自分が票を入れるとしたら、この試合ならあやせに入れるだろうし。
個人的には観てない劇場版のまどマギよりは、観ていた俺妹。のあやせかな、と思うので。


アンチ票のことまで考えるとキリがないのでここでは割愛するが、
まどマギ勢としてはワンツーを決めたくて下手に票を散らすと、
足元をすくわれる可能性は十分あるわけだ。
果たしてこの試合で、まどマギ勢が2名同時に勝たせるべく票を散らすのか、
それとも確実に1人通すため心を鬼にして寄せるのか、実に見ものです。

ちなみにこの試合であやせが勝っちゃった場合、更に面白いことになります。
2位になったまどほむの片方だけでも敗者復活から決勝トーナメントへ進むべく、
今度はまどマギ勢がこぞってあやせに票を投じることとなるでしょう。
それに対し咲勢はブロック決勝の憧or玄の勝利を揺るぎないものとするため、
3回戦では掌を返しあやせを全力で潰しにかかる構図が目に見えてます。
B2-2を誰が勝つかは分からないけど、すばら先輩だったら咲勢としては万々歳かと。
でもまぁぶっちゃけてしまうとここは誰が上がってきても結果に大差はないでしょうが。


B2-1をまどほむのどちらかが勝てば3回戦からは咲対まどかの直接対決が始まる可能性があり、
あやせが勝ったとしても結局は咲対まどかの代理戦争になるだけというね。
純粋な俺妹。のファンやあやせが好きな人には正直たまったものではないと思うけど。
でも哀しいかな今はこういうイベントなんだよね。


今年の敗者復活の制度には賛否両論あるようだけど、
個人的には以前のルールには無かった現象が起こりそうと考えられるだけでも、
ある程度意味はあるのかなー、と感じています。
これまでやったことの無いことをやってみるのは、とりあえず悪いことではないはず。
結果としてこの制度のせいで咲8まどか5とかなっても、
それはそれで割り切るしかないでしょう。そういう大会なんだし。
例によって今年もやってるようです。
公式:【http://acst13.saimoe.me/


少し前までは完全にやらない、と言うよりもやれない流れだったのに、
よく開催までこぎつけたものです。
正直「今年はもういいかな~」と思っていたのですが、
いざ始まってみるとなんだかんだ言いつつもついつい追ってしまいます。


既に終わっている一次予選の結果を見る限り、
やはり今年は【咲 対 まどか】の一言に尽きるでしょう。
両作の主力同士がぶつかった組は無かったのでどちらが強いかはまだ不明ですが、
この2作の全面対決がどこで実現し、その結果がどうなるかが最大の見所かと。


ただ案の定咲勢が今年も酷いw 現時点で既に26名。
半分くらいは然るべき面子だと思うけど、相変わらず多すぎる。
でもまぁ言え予選トップ通過の過半数を占めていた去年と比べれば、
まだいくらかマシであるような気も・・・。(有力どころの重複もあるが今年は4名)
とは言え2次回り含め下位まで目を向けると相変わらず自重してません。
最終話のEDにだけ出た本編側準決勝の敵キャラ(出演時間2,3秒程度)までほぼ全部2次にはねじ込んでるし。


ちなみに今年は敗者復活戦を設けて16名で決勝トーナメントを行うようなので、
去年ほど咲に偏ることはたぶん無いでしょうと思いたい
が、蓋を開けてみれば咲8まどか5とかになってても別に驚きはしませんね。


その他大勢を見ると2強と少しでも勝負できそうなのは、
俺妹。&超電磁砲Sの電撃コンビと、\アッカリーン/ゆるゆり♪♪くらいかなぁ。
と言ってもみんな過去に2強とぶつかった時はほぼ惨敗なわけですが。
新規作品では数だとガルパンとラブライブ、質なら中二病でしょうか。
(いずれも未視聴作品なのであくまでこの予選結果のみでの判断ですが)
それと何故か今年もちゃっかり参戦しちゃってるイカちゃんが、
何の因果か一昨年屠られたマミさんと予選同組でまた惜敗してたのには吹いたw


それはともかくこの日記上での扱いは・・・うーん、どうするかなぁ。
始まってみればそれなりに書きたい気もするけど、去年みたく変なのに絡まれても面倒だし・・・

何にせよ去年のような試合が進めば進むほど白ける展開にはならないで欲しいものです。 
なんで今更文学少女?って話ではあるのですが・・・
相当前に特典の小説を読みたいがためだけに購入し、
小説だけしっかり堪能してずっと放置してしまっていたOVA。

それを先日ふと観てみました。
あまりの暑さに何もやる気が出ず、ボーっとしてるよりはと思ってね。

映像に対する期待は原作の挿絵と絵柄が違いすぎる時点で皆無だったのですが、
いざ観てみればそれなりに楽しめました。

本DVDの内容は前奏曲(プレリュード)と銘打っているだけあって、
遠子先輩と心葉君が出会うまでの物語。
原作で言うと<作家>下巻の終盤、遠子先輩の手紙のシーン。(ページ数では317~324ページ)
原作では最後の最後に手紙という形で明らかになった真相を、
遠子先輩側の視点で映像化したものです。

というだけあって完全に原作既読者向けですかね。
映画やこのOVAシリーズから原作に入ったとしたらとんでもないネタバレだし。
コレを観てるか観てないかできっと<道化>のエピローグなんかは、
180度見え方が変わってしまうことでしょう。
(と、劇場版を観ていない自分が言うのもアレですが)

映像的には思っていたよりもだいぶ良い感じでした。
元々の期待値が低かったというのもあるのですが、
それを差し引いてもまずまず楽しめる内容でした。

元々が手紙と言う形でしか触れていなかった部分なだけに、
映像で観ることでまた違った想像が出来る仕上がりになっていたように見えました。
特にコメンタリーでも勧められている雨が飴に変わるシーンなんかは、
映像ならではの形で遠子先輩の心情を美味く描いているなぁと感じたしね。
その前の友達とパフェを食べに行って思いっきり浮くシーンなどの原作には無い描写で、
本が主食な遠子先輩が感じていた葛藤をきちんと補間していたのも好印象。

ただ、個人的に1つだけどうしても納得できなかったのは、
心葉君を学校で見かけ、井上ミウを作家にすると決意する場面で、
叶子さんとのやりとりが全カットされていたことですかね。
そのせいで遠子先輩の「彼を作家にする」という決意が安っぽく見えてしまったのは否めません。
薄っぺらいとまでは言わないけど、もっと重みのある決意だったハズなのになぁ、
ということは少し感じてしまいましたね。

露骨に遠子先輩を無視する叶子さんを描いてはいたので、
そこと対比させることも出来ただろうからなぁ。
自分の中ではすごく印象的なやり取りだったので入れておいて欲しかったです。
まぁ劇場版は<巡礼者>がメインの映画であって、
<作家>の話は直接の関連はないし、カットされるのも分からなくはないんだけどね・・・。


それから特典のコメンタリー。(中の人が作品についてあれこれ語るもの)
普段アニメのDVDやブルーレイなんて全く買わない人なので、
あの類のものを見たのはほとんど初めてだったのですが意外と面白いですね。
じっくり作品について中の人(声優さんだけに非ず)が語る様子なんて、
他の媒体じゃなかなか見れないものだもんなぁ。

個人的には花澤さんの語る遠子さん像が意外と(言っては失礼ですが)ちゃんとしてたのが良かった。
1番最初にPVの映像観た時は「なんじゃこりゃあああああ」
って感じで正直絶望しかなかったんだけどね・・・。
でもこのコメンタリーの話を聞くと、天野遠子という役について本当に色々考えてるんだなぁ、
といのが感じられて好感が持てたし、非常に興味深い内容でした。

それでもやっぱり自分のイメージの遠子先輩とはちょっと違う気がするんだけど、
これはこれでいいのかな、というくらいには思えるようになりました。

絵柄の雰囲気が原作と違いすぎるのは否めないけども、
そこはメディアの違いを理解せよということで割り切るべきなのでしょうね。
いやまぁ、それでも琴吹さんの髪型だけはもうちょっとなんとかならなかったのかとは思うけども・・・(笑)

全体的に観て食わず嫌いしてたなぁと感じました。
大して期待もせずに観ていたのですが思いのほか良かったです。
そうなると他の2作品も手元に置いておきたいかも、という願望がちょっと出てきましたw
今から新品は買えないだろうから、探すなら中古でということになりそうですが。
で、流れとしてはそのまま劇場版も観てみたい衝動も出てきたのですが、
定価で買うほどかと言われるとそれもまた微妙なところなんだよなぁ。
そもそもブルーレイの再生環境が我が家には無いしね・・・

最後に購入直後に堪能した特典の小説は「人魚姫」がモデル。
王子コノハとマーメイドなトーコのラブラブな短編です。
甘々でちょっぴりほろ苦い、だけどやっぱり甘ーい、そんなお話ですね。
最後にほんのり半熟作家や画廊の短編に繋がるオチもあって、本当に素敵なお話でした。

そんなわけで、今更ながら「文学少女」の映像作品についてあれこれ語ってみました。
どうしよう、原作また読みたくなっちゃったよ・・・
少し日が空いてしまいましたが・・・
11月3日に決勝戦が行われ今年も閉幕しました。
途中で半ばどうでもよくなってしまったものの、
一応最後のまとめはやっておこうかと。

●結果●
公式より:http://ast2012.saimoe.me/

優勝:園城寺怜@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A

準優勝:松実玄@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A


ベスト4:
原村和@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
竹井久@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A


ベスト8:
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール@ゼロの使い魔F
宮永咲@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
松実宥@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
シャナ@灼眼のシャナIII -Final-

ベスト16:
天江衣@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
赤座あかり@ゆるゆり
黄瀬やよい(キュアピース)@スマイルプリキュア!
袴田ひなた@ロウきゅーぶ!
サーニャ・V・リトヴャク@ストライクウィッチーズ劇場版
花田煌@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
新子憧@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
柏崎星奈@僕は友達が少ない


同一作品によるベスト4独占は史上初。
色んな意味で咲勢がとにかくとんでもなかった今年の大会。
毎年1つ2つはある大波乱が今年はなかったのも、
咲無双を余計に強く感じさせた1つの要因だったのでしょうか。

優勝・準優勝だけを考えれば然るべき結果に収まったように見えます。
どちらも並み居る咲勢の中でも屈指の「阿知賀編」主要&主力キャラだし、
一応は今年の顔と言える存在ではある(ように思える)からね。
作品の組織力を抜きにしても今年の面子では頭1つ抜けていたと思います。

決勝に至るまでの両者の過程を見ると見事なまでに両極端。
優勝の怜(Bブロック)は前半は比較的楽な道のりで、
強敵と言えるような相手はブロック決勝のあかりのみ。
B決勝の<怜vsあかり>は今年の全試合で唯一1試合の総票数が4桁に達した試合であり、
予想通りここが事実上の頂上決戦だったように感じます。
(「票数が多い=人数が多い」が必ずしも成り立つイベントではないですが)

対する玄(Fブロック)は2回戦から準々決勝まで毎回予選1位が相手というまさに茨の道。
詳細は過去記事に書いたのでここでは割愛するけど、最終戦1歩手前の準決勝で、
これまでで1番楽な相手に当たるのは最早笑うしかない展開でした。
とは言えこれまで倒してきた相手を比べると怜よりも遥かに強敵ばかりだったのは明らか。

そんな強敵に揉まれてきた玄相手に勝利したわけで、怜の最強は揺るがないかと。
自身もあかりクラスの相手に大差で勝利しているしね。
さすがは「千里山編」主人公なだけはある。
仮に他のどんな組み合わせだったとしても、
<優勝:園城寺怜>が変わることは起こり得なかったろうと思います。

蛇足ですが開始当初の優勝予想、的中しました。
自分的には初の出来事。地味に嬉しかったりそうでもなかったり。


ところで公式トップにベスト16まで結果を載せているのは、
少しでも咲濃度を下げるための苦肉の策でしょうか。
例年はトップページに載せるのはベスト8までですが、
それだと今年はあまりにもあんまりだからなぁw


ベスト4以下についてはもうノーコメントで。
言いたいことはあらかた過去の記事で書いてあるし、
改めて何か言ったところでたぶん愚痴しか出てこないし。





今年の話はこれくらいにしておいて、最後に来年に関して少しだけ。

年々盛り下がってる感が否めず、散々オワコンオワコン言われているこの大会。
「そういう意見があるのは分かるけど楽しめる人は楽しめばいい」
というスタンスでこれまではいましたが、
今回の結果はそれを覆させるのに十分なものでした。
こんな状態で来年もやれるんだろうかコレ・・・

去年のまどマギや09年の咲(本編)のブロック代表4枠独占なんかと比べても、
今回のそれは明らかに異質としか思えないんだもん。
6枠独占ってのが単純に異常なのもあるけど、
それ以上にその中身が次元の違うものになってるのが1番気にかかる。

いよいよもって本格的に次年度以降の開催について考える時期なのでは?
と、少々思ってしまいます。あくまで個人の主観でしかないけどね。

毎年思ってはいたことなんだけど、
このイベントで1番面白いのって、案外予選だったりするんだよなぁ。
なんでもありのごちゃ混ぜ感が1番強いし、
純粋な人気で決まる割合が本戦終盤に比べれば遥かに強いし。
変なしがらみがさほど無いせいか、その分まともに楽しめるのだろうか。

愚痴になるからベスト4以下はノーコメントにしたはずなのに結局愚痴ってしまった。
なんかすいません・・・



気を取り直してちょっと来年の勢力図について考えてみよう。
仮に今年とほぼ同じ形式で来年も開催された場合、
まず間違いなく<今年の覇者咲vs去年の覇者まどマギ(vsその他大勢)>の図になるかと。
まどマギは劇場版、咲は今冬配信予定の追加分数話のみと、
全盛期よりは弱体化が見込まれるものの、それでもこの2作がずば抜けるんだろうなぁ。

他の過去ベスト8以上の作品を見るとまずはハヤテと生存がほぼ参戦確定。
2期の放送時期によっては俺妹や超電磁砲が出てくる可能性もあり。

そこに今年ベスト32~16クラスの継続参戦組、具体的にはゆるゆり♪♪や氷菓、
僕は友達が少ない、(2期放送時期によってはニャル子さん)などがどの程度戦えるか。
そして今後出てくる新規作品がどう絡むか、って感じですかね。
新規勢力については現状では判断材料が少なすぎるので割愛。
ま、この辺の大半は恐らく咲/まどマギの敵ではなさそうだけど。

とは言えこればっかりはその時にならないと何も分からないけどね。
そもそも開かれない可能性だって一応はあるんだし。
ただ、誰かがやり出したらある程度は勝手に動き出すだろうから、
規模はさて置き開くだけは開かれるだろうなぁとは思っています。
なんだかんだ言いつつもやってたら追うだけは追うとは思うけど、
果たしてそれがどういった形になるかは、来年夏ごろの自分次第。


そんなわけで2012年分の節目連載はこれにて終了。
少し遅れはしましたが、関係各所の皆様お疲れさまでした。

<アニメ最萌トーナメント2012節目連載 記事URL一覧>

1st:「開幕(1次予選途中)」
http://34643.diarynote.jp/201207300235061904/

2nd:「予選終了」
http://34643.diarynote.jp/201208100225362411/

3rd:「本戦予想」
http://34643.diarynote.jp/201208130129292163/

4th:「本戦1回戦前半(A~D)終了」
http://34643.diarynote.jp/201209041248209579/

5th:「本戦1回戦後半(E~H)終了 / 2回戦展望」
http://34643.diarynote.jp/201209190205047614/

6th:「本戦2回戦終了 / 3回戦展望」
http://34643.diarynote.jp/201210062352552777/

7th:「決勝トーナメント開始」
http://34643.diarynote.jp/201210260139399869/

8th:「閉幕」
【本記事】

【アニメ最萌2012】 これは何を決めるイベントだったんだ。
【アニメ最萌2012】 これは何を決めるイベントだったんだ。
【アニメ最萌2012】 これは何を決めるイベントだったんだ。
公式【http://ast2012.saimoe.me/


前回の記事:【http://34643.diarynote.jp/201210062352552777/



あまりにも結果が酷すぎて半ば投げやりになっていますが、
ここまで来たので一応最後まで続けようとは思います。
そんな今年のアニメ最萌トーナメント。
先日各ブロックの代表が出揃い、明日から決勝トーナメントです。


まず、各ブロックの代表をまとめるとこんな感じになりました。

Aブロック:宮永咲@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
Bブロック:園城寺怜@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
Cブロック:竹井久@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
Dブロック:ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール@ゼロの使い魔F
Eブロック:松実宥@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
Fブロック:松実玄@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
Gブロック:原村和@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
Hブロック:シャナ@灼眼のシャナIII -Final-


作品別では咲6釘2・シャナ・ゼロ魔となりました。
咲で4枠は堅いと思っていましたが、まさか本当に6枠独占してしまうとは・・・
2回戦終了時点で残り10名で、3回戦で9勝、ブロック決勝で6勝。
3回戦の1敗とブロック決勝の3敗はともに同作対決による敗退で、
事実上の全勝とも言えるまさに他の追随を一切許さない無双っぷり。

あの・・・・・これ咲萌トーナメントでしたっけ???
なんかもう「勝手にすれば?」って感じです。
(元々勝手にやってるだけでさして意味なんて無いイベントですが)
この結果だけでいかにこのイベントが退廃的であるかが伺えるような気がします。

ついでに言うならコレ「阿知賀編」ですよね?
100歩譲って和はともかくとしても、
部長とか咲さんとか今回はほとんど何もしとらんでしょーがw
メインキャラ扱いだった本編放送当時のトーナメントでは2回戦とかで負けてるのに、
顔見せ程度のスピンオフでなんでベスト8まで来ちゃってんだよあんたらww
いくらなんでもこの結果はないわwww
せめてCの代表が同じ咲勢でも穏乃であればまだ心証も違ったのだろうけど・・・
(ただ、Aブロックに関しては天江衣が来るよりはまだマシだと思ったのも事実)


とまぁぼやいてばかりいても仕方ないので、
本戦開幕時点での自分の予想と照らし合わせてみよう。


-自分の予想(8月12日の日記より引用)-

Aブロック:湊智花@ロウきゅーぶ!
Bブロック:園城寺怜@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
Cブロック:歳納京子@ゆるゆり
Dブロック:ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール@ゼロの使い魔F
Eブロック:松実宥@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
Fブロック:松実玄@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A

Gブロック:新子憧@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
Hブロック:種島ぽぷら@WORKING’!!

(太字は的中箇所)

8ブロック中4名的中というまぁまぁの結果でした。
特に本命不在だったDブロックが当たったのは個人的にちょっと嬉しかったかな。
とは言え他の組は割と読みやすい組ばかりだったので、
予想の精度としてはそこまで高いものとは言えないかと。
(Bブロックに関しては最初からほぼ二択だったし)

(咲一強すぎて最早馬鹿馬鹿しいですが)作品別に考えると、
まず「ゆるゆり」は過大評価しすぎでした。作品全体で強いと思っていましたが、
実際は主役(=あかり)が単体で突出して強く、でもその年の最強作品には勝てない。
ちょうど去年のイカ娘のような結果だったと言えます。

票数等から見るにBブロック決勝が事実上の最終決戦となる可能性は高そう。
たらればの話をしても仕方ないですが、
もしあかりがCかD辺りにいたらまず間違いなく代表になっていただろうし、
AやH、ひょっとしたらEくらいまでなら勝てた可能性もあったかも知れません。
今回の惨状を見ると「別のブロックだったらなぁ」というのは、
仕方ないとわかってはいてもちょっと考えてしまいますね。

それからファイナル釘補正が思いのほか強かったですかね。
弱小のDブロックゆえルイズは予想できたけど、
Hブロックの顔ぶれでシャナの勝利はさすがに予想外でした。
2名とも3回目の決勝トーナメント。(で合ってるかな?)
明らかに旬は過ぎてるしご祝儀入ってるとは思いますが、
両名とも長年このイベントを賑わしてきたのは事実。
妥当とまでは言わないが妥協できる結果ではあるのかなと思います。

あとはいくら最弱のCブロックだったとは言え、
プリキュアが最後まで残ったのは素直に驚いた。
ここまで来たらいっそベスト8まで上り詰めて欲しかったですw

などなど色々思うことはあれど結局は、
「咲勢強すぎんだろオイ」の一言で全て掻き消えちゃうんだけどね。
これほどまでの完勝っぷりは去年のまどマギが比にならないレベル
いくらなんでもこれはやりすぎだよなー、と思わざるを得ないです。



本戦に関することはこれくらいにして、決勝トーナメントの展望を軽くまとめてみます。

qf-1[10/26(金)]:ルイズvs園城寺怜
1番結果の見えている試合。怜が圧勝する確率98%くらいでしょうか。
Bブロックの決勝であかり相手にあれだけの大差をつけた怜が、
ルイズ程度に負けるとはまず考えられません。


qf-2[10/27(土)]:原村和vs宮永咲
主人公格2名による夢の対決が実現!ただしこれが2,3年前の話ならね!
もう1回書きますが、今回のエントリー名義は「阿知賀編」ですからね。
どっちが勝ってもどうせ次の怜には勝てないだろうから、
準々決勝4試合の中では残念ながら1番重要度の低い試合でしょう。

確かに今年の争い的には空気カードですが、別の意味では重要な試合。
と言うのも和が勝てば同一キャラによる3回目のベスト4進出となり、
これは恐らく史上初と思われます。記録がかかるという意味では大きな試合ですね。
過去の実績、記録がかかる、まだ「阿知賀編」との関連性が少しはあるなどの理由から、
やや和が有利と見てはいますが、過去の実績で大きく上回る衣を倒してきた咲が相手。
一筋縄ではいかないでしょう。どちらに転ぶかは4試合中で1番予測の立たない対戦です。


qf-3[10/28(日)]:松実玄vs松実宥
1つ前の試合とは一転、ビックリするほど「阿知賀編」らしい松実姉妹対決。
片や2回戦からぶっ続けで予選1位の新鋭4人と直接対決し勝利してきた玄、
もう一方は1回戦、2回戦と圧倒的な票数を叩き出し往年の有力どころに勝ち続けた宥。
4試合の中でもっとも「2012年」らしい対決となったのではないでしょうか。
姉妹対決ゆえ当然同一作品同士。純粋に人気のある方が有利になるかと。
アニメにおいて見せ場、と言うよりも出演シーンが多かったのは圧倒的に玄ちゃんなので、
玄が勝つのが自然な流れではないでしょうか。


qf-4[10/29(月)]:シャナvs竹井久
ここもqf-2と同様に優勝争いを考えたら空気カード。
どっちが勝ったところでqf-3の姉妹対決の勝者が決勝まで進むでしょう。

この試合の意義は咲勢によるベスト4独占を防げるかどうかの1点のみ。
その観点ではこの組み合わせは1番面白い抽選結果になったかと。
シャナvsルイズであればベスト4独占阻止が確実になりましたが、
それはそれであんまり面白くないのも事実。
かと言って他に拮抗しそうな組み合わせもないんだよなぁ。
今の咲勢の勢いならルイズくらい部長程度でも余裕で倒しそうだし、
ルイズは言うに及ばず、シャナだって咲や和相手では歯が立たない気がするし。
(残りの3人は今年の優勝候補、というより数少ない優勝していい人なので、
ここで比較対象に出すこと自体が論外)

咲勢の必死さを見るにこの対戦でもけっこう厳しそうだけど、
「阿知賀編」ではただ座ってテレビ観てただけの人がベスト4とか、
いくらなんでも有り得ないのでここは是が非でもシャナに通って欲しい。
「もういっそ部長優勝してしまえ」という意見もネタとしては面白いですが、
現実問題さすがに無理だろうからね。
どうなるにせよ4試合の中で唯一結果が気になる対戦です。


準決勝[10/31(水)/11月1日(木)]:
1試合目は十中八九怜が勝つのでしょう。
2試合目は十中八九qf-3の勝者が勝つでしょう。(7-3くらいで玄ちゃんかな)


決勝戦[11月3日(土)]:
8割方<園城寺怜 vs 松実玄>の決勝になると踏んでいます。
1番最初の記事(1次予選途中)で総合優勝候補として挙げた4名のうち、
現時点まで残っている2名だしこの2人はどっちが勝ってもおかしくないでしょう。
ただ、本戦開始時の予想と同様初志貫徹で優勝予想は<園城寺怜>にしておきます。



以上、決勝トーナメントの展望についてまとめてみました。
極力楽しめそうな要素を探し出してはみましたが、正直我ながらこれは苦しい。
「もう好きにすれば」って感じでどうでもよくなっちゃいました。
決勝戦が終わった後に一応もう1回まとめて、それで終わりにする予定。
とっくに秋の新番組始まってるのに何を今更・・・という感じは否めないのですが、
個人的夏アニメの総括を軽くしておこうと思います。

なんで今更なのかの言い訳を最初にしておくと、
基本的にニコニコ視聴なので最速から1週間遅れなのです。
加えて元々配信が遅めだったココロコネクトの13話を、
無料配信終了直前に慌てて観る形になってしまいまして。
そのため夏アニメ終了の区切りが、世間からは2週間ほど遅れてしまったのです。
それにしても10月入って半月も経ってるのは遅すぎだろうって話ではありますが。

そんなわけで今更ですが夏アニメの感想です。
夏クールに視聴していた作品は以前にも取り上げたとおり、
「もやしもんリターンズ」「ココロコネクト」「TARI TARI」の3作品で、
この3つは予定通り最終話まで完走しました。(ココロコネクトはまだ4話残ってるけど)
参考(以前の記事):【http://34643.diarynote.jp/201207171739138868/

ということで、この3作品について簡単に感想をまとめておきたいと思います。
まぁ、今更なので軽めにさらーっと終わらせますが・・・たぶん。


「TARI TARI」
公式:【http://taritari.jp/index.html
ニコニコ1話:【http://www.nicovideo.jp/watch/1340968697


なんやかんやで夏作品で1番楽しめたかも知れません。
自分はやっぱりこういう青春モノのお話が好きなんだなぁ、
ということを改めて感じさせてくれた作品でした。

メインとなる5人それぞれが軸となる話が1人につき2話ずつ用意され、
2話ごとに1つの話をまとめる構成はアニメオリジナル作品だからこそのものでしょう。
(1・2話が来夏、3・4話が田中、5・6話が和奏、7・8話が紗羽、9・10話がウィーン)
原作ありきでちょうど良いところまで1クール内に収めないといけない作品だと、
なかなかできない創り方ではないかなぁと思います。

最初は来夏が中心に話が動き、6話をきっかけに中心が和奏へと移っていく。
そしてそれが11話~最終13話の5人の気持ちが1つになった文化祭へと繋がっていく。
その過程はまさに「青春」って感じで暖かい気持ちになります。
それぞれが抱える想いや悩みが毎回丁寧に表現されていて、
2話分終わっても万事解決ハッピーエンド!とは決してならない。
それが現実感を伴っていてこの作品の良さに繋がっているように感じました。
毎回前向きだけどもほろ苦い結末で、理想通りにはいかないことも多い。
実在する江ノ島を舞台としたご当地アニメである意味の1つは、
この理想だけじゃないリアルさにあったのではないかとも思います。

また、「合唱」を主題材としながらもそれだけに特化させず、
5人それぞれの持っているものをきちんと描いており、
それでいて「歌」がきちんと作品の軸として描かれている。
前述の構成も含めてですがその辺のバランスというか、
調和の取り方が本当に絶妙でしたね。
それが作品全体の心地よさに繋がったのではないでしょうか。

まぁ、終盤の理事長連中の残念な大人っぷりがいかにもな小物悪役状態で、
ラスボス扱いできなくなった教頭の代わりなのが露骨すぎたのだけは残念でしたけど。
最後の文化祭中止のくだりはさすがに無理矢理感がありありとしてたし、
教頭を最後まで悪役扱いできなかったのでとりあえず出した印象が強かったのは否めません。

始めは舞台となっている江ノ島の風景描写に惹かれた本作でしたが、
気づけば内容にもしっかりはまっていました。
思わず自分の高校時代も思い出してしまうような甘酸っぱい青春物語。
そんな意味でもたいへん楽しめた良い作品だったと思います。
個人的にはまじめだけどどこか1本頭のネジが抜けてる和奏がすごく可愛かったw
I don’t moneyには思わず爆笑。たしかにやりがちな間違いですよね。


最後にニコニコ動画上のOPにおけるコメントのネタの豊富さにも毎回笑わせてもらいました。
前奏の「※こぼれません」やBメロの「ここ不幸」といった花咲くいろはネタやら、
歌詞とリンクした「ドア:『ウィーン』」のタイミングの絶妙さ、
そして何より統一された統一感の無い馬名弾幕の圧倒的な存在感。
パターン化されてて内容は毎度お決まりなんだけど、
コメント見たさについついOPも飛ばさずに聴いちゃいましたねw


「もやしもんリターンズ」
公式:【http://kamosuzo2.tv/

改変の都合かかなり早めに終わっちゃったので、
実際に最終話を観たのはもう1ヶ月近くも前のこと。

以前の第一印象にも書きましたが、本当に2期とは思えない出だしでした。
そのまんま原作を追っかけていった感じで、
良くも悪くも原作の流れを忠実に再現していたと思います。

当初の予想通りフランスから帰ってきたところで大団円で終了。
まぁ無難な落としどころだとは思うんだけど、なんとなくスッキリしない感じ。

せっかく原作のストックはあるんだから2クールくらいやって、
フランス以降のエピソードもやってほしかったのが正直なところ。
まぁ基本的にノイタミナ枠は1クールだし、仕方ないのかなぁ
(それどころかクールの途中でぶった切って2作品流すことすらあるくらいだし)
なんやかんや言ってフランス以降の話もけっこう面白いと思うんだけどなぁ。
原作のオクトーバーフェストの話なんか不覚にもマジ泣きしちゃったくらいだしw

それはさて置き本編もさることながらED後の菌劇場が最高に可愛い。
作中の菌視点も含めてやっぱり菌が喋ってナンボなところがありますよね。
オリゼーが可愛いのは今に始まったことではありませんが、
個人的にはS・セレビシエが好き(笑)

ただ、主題歌Clarisはやっぱりねーわ。
最初の頃は違和感があっても回を追うごとに慣れていくことがほとんどなのですが、
このもやしもんの歌だけは最後まで馴染むことができませんでした。
「もやしもん」という作品と「Claris」という歌い手のイメージとが、
どうにも致命的にかけ離れすぎていたんでしょうね。
こればかりは個人的な印象なので仕方ないけど、まぁ残念でした。
元々Clarisのような歌ってみた上がりがどちらかと言うと嫌いなのもあるでしょうが、
ironyやコネクトは作品の雰囲気に合ってはいたと思うので、
無条件で拒否反応が起こるわけではないようですが・・・うーん。


「ココロコネクト」
公式:【http://kokoro-connect.com/
ニコニコ1話:【http://www.nicovideo.jp/watch/1341890055


可能な時はテレビで観る→ニコニコでコメントonで観る→原作片手にもう1回
と1話につき3回観るようにしていました。
(回によってはテレビを見逃したりコメント+原作片手はまとめたりはしてたけども)
アニメ化の話が出る前から原作を追っかけていた身としては、
やはり期待が大きかったのだと思います。
思うところがないわけではないですが、総じてよく出来た作品に仕上がったと思います。
特に本編→予告(ED前奏)→EDという演出は斬新で本当に輝いていました。
あの一連の流れは、自然に次回の話に引き込む力があったと思いますね。
予告で抜き出されるセリフの数々も厳選されていて実に良かったし。

以下各話について軽くまとめてみます。

ヒトランダム編(1~5話)はとにかく原作に忠実に作られていた印象が強いです。
もちろんカットされている場面もあるんだけど、
それを感じさせないように上手く話を繋げていたように感じます。
特に人格入れ替わり時のキャスト陣の演じ分けは本当に見事という他ありません。
原作未読の人からしたらそれでも誰が誰だか訳分かんないだろうなぁとは思いましたが、
幸か不幸かそこも含めて原作に忠実なんですよね。
原作のヒトランダムの入れ替わり描写もまぁ本当に分かりにくいんですw
あとは5話の「伊織が死にます」→「本当にそんなことするわけないじゃないですか」
のくだりも原作共々本当に「なんだこの茶番はオイ!」って感じw

もちろんそれ以外の部分も忠実に作られており、
原作既読の立場から見れば、ほぼ満点と言ってもいいくらいの出来だったと思います。

ただ、以前の記事でも述べた「1話で損をしている」ことは事実。
「劣化けいおんの日常系ラブコメ」と判断した人が少なからずいたようだし、
実際そう思えてしまう1話だったのも否めません。
繰り返しになりますが、ふうせんかずらの姿までは1話で出してほしかった。

もう1つ気になったのは伊織と太一の「アレをアレしてアレするとアレレ(適当)」
な会話がカットされたこと。このシーンは印象的だっただけに残して欲しかった。
ギャグ調の会話から一気にシリアス方向に持っていく、
伊織の振れ幅の大きさを感じさせる良いシーンだったと思うからね。
何よりこのシーンがカットされたせいで、
後日行われた伊織の「その前に一ネタ入れておこうと思うんだ」
のくだりの面白さも半減してしまっていたし。
使うシーンの取捨選択は原作のある作品にはつきものだけど、
やーっぱり1つ2つは「なぜここをカットしたし!」と思ってしまうんですよねぇ。


キズランダム編(6~10話)は原作のもっさりしていた部分を上手くまとめて、
重要なシーンを抜粋していたように思います。
ヒトランダムと違ってカットされたシーンや、
原作とは役割を置き換えたシーンなんかもちらほらありましたが、
アニメとして観た場合には上手く選択・編集したと感じさせるものでした。

ただ、キズランダム最大の見せ場である10話の伊織と稲葉んの言い合いのシーンは、
もう少しタメを作ってセリフの密度も濃い目にしてくれてたらな~、
ってのはちょっと感じてしまいましたね。
原作では2人の掛け合いがもっともっと暑苦しいくらいに続くのに、
妙にさっぱり終わってしまったように感じたのが正直なところ。
まぁ、その後の稲葉んの告白シーンは最高でしたがw


と、ここまで原作2冊分は総じていい感じだっただけに、
カコランダム編(11~13話)のぶっ飛び超特急具合には閉口してしまいました。
DVDの発売構成見た時点で嫌な予感はしてたんだけど、案の定予感的中でした。
やっぱり1冊を3話で終わらせるのは無茶だなぁと感じずにはいられませんでした。
加えて13話で一旦終了となるため設定の改変も随所にあり、
それは最終回とする以上こうなるかと思える範疇のものなんだけど、
全体的に展開が速すぎるせいで「どうしてこうなった」感が強く残ってしまった。

ただ、ミチランダムへの布石は実に素晴らしかった。
最後まで予告前演出の上手さを感じさせる素晴らしいヒキでした。
それだけに余計にミチランダムをどう公開するのかを早く示して欲しいところ。


以上、駆け足で各話の感想を並べてみました。
少なくともキズランダムまでは期待以上の出来でした。
それだけにカコランダムで超特急になってしまったのが残念。


あと、アニメの映像について考える時にはなるべく切り離すようにはしてるけど、
どうしてもあのしょうもない事件のことは頭をよぎってしまいます。
あの事件さえなければもっと違った評価をされていただろうと思うと、
やはり原作からのファンとしてはやりきれない思いです。
今の状況を考えたらミチランダムのニコニコ動画配信なんて出来ないだろうし、
あの事件の影響はやっぱり大きかったのは間違いないでしょう。

以前この騒動に関して記事を作ってからもちらほら続報が出ています。
参考(その記事):【http://34643.diarynote.jp/201209210352121796/
主なところではDVD/Blu-rayの発売延期とOP曲の差し替えでしょうか。
差し替え後の曲が新規曲になるのか12話以降のOPを採用するのかは定かではないですが、
これはどう考えても例の騒動が原因でしょう。
そもそも12話なんて中途半端なところでOP変更したのも変な話なわけで、
本来ならOPは「パラダイム」のままミチランダムまで進めようとしていたのだと思います。
加えてPSPで発売予定のゲームもeufoniusの主題歌から変更するとアナウンスが出ており、
eufoniusを本作から排除しようとする動きが随所に見られます。

なんだか件の騒動という「現象」とeufoniusに関する「記憶」を消そうとする、
製作側による「記録抹消」が行われているように感じてしまいます。

個人的にはそこまでする必要はないのでは?と思うのですが・・・
今なお無料配信されているニコニコ動画の1話の荒れ様を見ると、
こういう処置もやむを得ないのでしょうか。
作った人間云々は脇において考えればそこそこ好きなんですけどねぇ。

で、なんでそこまで徹底的にやるのかを考えると、
本来は例の頭悪い企画を用意した人が1番悪いハズなのに、
「1番悪い人」の矛先をeufoniusに移すための工作のような気がします。
その真相はさすがに製作側にしか分からないことですが。

eufoniusの菊池なんたらさんは完全に自業自得だけど、
ボーカルの人からしたらとんだとばっちりだよなぁコレ。
もちろん最大の被害者は原作だけれども、
ボーカルの人もけっこうな被害被ってますよねこの事件。
ここまで露骨に記録抹消の動きがあるとそんなことを考えてしまいます。
と、明らかに脱線したのでこの辺でやめときます。

なんにせよ、10話までは良かったと思うのは本当のことです。
14話から先は観たいような、観たくないような・・・




最後の最後にこの秋から始まる新アニメについて。
正直に言いますとね・・・・

特にない

んですよ今期観たい作品って。

しいて挙げるなら「生徒会の一存新アニメ(仮)」くらいですが、
自分の中ではアニメとしての旬は過ぎちゃってます。
原作も(外伝が残ってるとは言え)完結したし、
主要メンバーのうち半分だけキャスト変更ってのもすごく変な感じだし。
それに何より新アニメに関する情報の出し惜しみが酷すぎて、
焦らされているうちに興味が失せてきたのが正直なところですかね。

いやまぁ2009年版と比べてどう変化をつけてくるかには興味あるし、
ニコニコ動画で配信されるならなんだかんだで観るとは思うけどね・・・

そんなわけで今期は久しぶりにアニメお休みクールになるかも知れません。

以上、案の定予想以上に超長文になりましたが、
夏→秋のアニメに関してまとめてみました。
8月下旬の発売からずーっと探していたのですが、
つい先日ようやく手に入りました。
近所の本屋さんに全然置いてなくて探し回って、
ある日ふと行きつけの店に行くと置いてあったという。

そんなわけで恋と革命と音楽の物語「さよならピアノソナタ」
そのコミック版完結編となる第3巻です。


以前1巻の感想をこの日記でも書きましたが、
やっぱり何回読んでも本当によくできてます。
参考:【http://34643.diarynote.jp/201205262113196403/

その時に書いた感想と重なる部分も多いんだけど、何度でも言いましょう。
とにかくこのコミック版の作者さんの原作愛がハンパじゃないです。
ライトノベル原作のコミカライズでここまでの作品ってそうそうないですよ。
本当に緻密に丁寧に原作のエピソードが描かれており、
まさに原作の雰囲気をそのまま味わえる作品に仕上がっています。
そのまんま小説を読んでいるような気がしてくると言っても過言ではありません。

絵柄も原作の挿絵の雰囲気をよく再現できていると思うし、
それでいてマンガらしい絵で動かす部分はしっかりと絵で魅せてくれる。
厳密に言えば原作のイラストよりも若干丸っこいかなとは思うけど、
それが真冬の可愛らしさを倍増させているとも言うw

3巻では特にナオのベース発掘のシーンが絶品ですね。
ここだけは原作超えちゃったとすら思えたくらい。
描き方としてはベタなものだろうとは思うんだけど、
あぁいうシーンを絵で魅せることができるってのはやっぱりズルいですね。
本巻は主にナオと真冬の逃避行が描かれているので演奏シーンは少なめだけど、
だからこそ余計に心からの願いの百貨店における真冬のピアノが引き立つというもの。

それからとにかく真冬の表情の描きこみがそれはもうものすごい。
穏やかに見えながら実は喜怒哀楽が激しい。
繊細で脆くて、でも強情さや芯の強さも併せ持つ。
そんな真冬のキャラクターが、コマ割や表情から強く感じ取れるのです。
何より、都合3回ある1ページを丸まる切り取った真冬の笑顔のアップシーンが、
それはもう絶大な破壊力を持っているわけなのです。
3シーンともそれぞれ微妙に表情が違っていて、
その時々の心境が手に取るように感じられる3枚でした。


あと原作では断固としてイラスト化されなかった哲郎が、
地味ーに普通にちゃんと描かれてるのがなんか笑えた。
原作者があとがきで言っていた「デスノートのL」っぽく見えつつも、
きちんとナオの父親っぽくも見えたのは本当にお見事。
自分の勝手なイメージではもうちょっとポッチャリ系だったんだけど、
この哲郎を見たらなんかもうこれとしか思えなくなってるから不思議w


最後に巻末のおまけマンガを1,2巻のようなギャグ調にせず、
4人揃ったフェケテリコの演奏シーンにしたのも◎
このシーンはコミック版オリジナルで、恐らく原作2巻以降を補完する、
コミック版の本編で描けなかった部活シーンを描いたものでしょう。
もはやお約束となったセリフ無しの演奏シーン。
本巻内ではほとんど無かった演奏シーンを最後に書き下ろしで描いてくれて、
この物語の真髄をもう一度堪能することができました。
そして最後の最後の締めはまさに「守りたい、この笑顔」
最後の1ページまで楽しみ尽くした感じです。


この物語は本当にどこを取っても作者の原作愛が溢れており、
手放しで絶賛できる稀有なコミックです。
コミカライズとはこうあるべきだと言う象徴のような作品でした。
それだけに3巻(原作1巻分)で終わってしまうのが本当に残念でなりません。
まぁ、元々が原作完結から数年後にコミック化というそれ自体が奇跡のような出来事。
ダラダラと長く続けて残念になっていくよりは、
きちっと3冊でまとめてくれたほうがずっと良いのも事実ですね。


なんにせよつくづく、原作と共に末永く手元においておきたいシリーズとなりました。
【アニメ最萌2012】 2回戦終了時点での雑感
【アニメ最萌2012】 2回戦終了時点での雑感
公式【http://ast2012.saimoe.me/


前回の記事:【http://34643.diarynote.jp/201209190205047614/




節目ごとに感想をまとめて書いている「アニメ最萌トーナメント2012」
昨日2回戦が終わり、このイベントにおける今年のベスト32が出揃いました。
ということで2回戦についてを中心に雑感をまとめてみます。
(画像は毎年載せている自分用の確認データ)


1:率直な印象と傾向
ここまで来ると大半はそうなってくるものですが、
例年以上に波乱なく下馬評通りの結果となったように感じます。
作品として旬であるか、本イベントでの知名度が高く予選成績が優れているものが、
ほとんどの組では順当に勝ち上がってきたという印象です。

ただし1つだけ例外もありますが。その結果がこちら↓

H2-1組(10/2)
1位 238票 香椎愛莉@ロウきゅーぶ!  (予選3組9位)
2位 221票 種島ぽぷら@WORKING’!! (予選4組1位)
3位 66票 鶴来民子@花咲くいろは  (2次予選4組5位)



Hブロックはぽぷら先輩を本命と見ていたので、
さすがにこの結果は予想だにしていませんでした。

ここにきてロウきゅーぶがやりやがったという印象です。
有力視していたところがあっさり敗退し、
見向きもしていなかったところで金星をあげる。
そんな意味でも今年の台風の目はこの作品のように思います。

それと今年は釘補正がハンパないですねぇ。
シャナ・ルイズの2名がラストになる影響も大きいのでしょうか。
上記2名に加えタコス@咲、伊織@アイマス、ナギ@ハヤテ、
昨年ベスト8のアスタロッテと現時点で6名も残しています。
中の人に関するデータはほとんど調べていないので実際のところは分かりませんが、
これって相当すごいのでは・・・?

自分は基本的に「中の人」という要素はさほど重要だとは思っておらず、
それ故この日記でもあんまり触れていません。
しかし、釘補正だけは相応にあるのだろうと思わざるを得ないですね。


2:作品単位、予選順位で見て
今年のベスト32の布陣はこんな感じになりました。
咲:10名
アイマス/偽者語/はがない/ゆるゆり/ロウきゅーぶ:各2名
他12作品が各1名

ちなみに咲率約31%(10/32)。このまま行けば決勝トーナメントに4枚は硬いかな。
1回戦で4勝と好調だったけいおんはかろうじて澪の1勝のみ。
同じく1回戦4勝のWORKING’!!は上述の敗退もありまさかの全滅。

咲に次ぐ大規模勢力だったアイマスもこの2回戦で大きく数を減らし、
勝ち残ったのは他作品とほぼ同数となる2名だけ。
そう考えるとやはり今年は咲対その他の図式と言わざるを得ないですね。

予選順位別に見ると、1位通過者のうち勝ち残っているのが11名。
2回戦で5名が敗退したわけですが、
上述のぽぷら先輩を除く4名は1位同士の対決による敗退。
そう考えると例年以上に今年の予選1位は強いと感じますね。
また、2位以下を含めても昨年よりも更に上位に勝者が集まっています。

しかし、一方で上記H2-1のように予選9位でありながらここまで残ったりとか、
E2-1の勝者はなんとまさかの予選12位というボーダー通過だったりするんですよね。
(後者は完全にくじ運によるもので、この結果も下馬評通りと言えてしまうのですが)
毎年やっててもそれぞれ違う形での波乱があるのは不思議です。


3:3回戦、各ブロック展望
咲勢の強力なA・B・E・F・Gはほぼ下馬評通りの結果に。
一方咲勢の支配力が届いていないC・D・Hは先の読めない波乱のある結果に。
以下、簡単に各ブロックのこれまでの結果及び今後について思うことをまとめます。

・Aブロック
4名中3名が咲勢という全ブロック最大の咲密度となった組。
唯一咲以外で残っている「羽瀬川小鳩」には頑張ってもらいたいけど、
ここまで来ちゃうと衣が勝つんだろうなぁ。
F2-3(玄/ニャル子/竜華)の試合結果を見るに今年も咲勢はブレなさそうだし。


・Bブロック
完全に予定調和。下馬評通りこのまま「怜vsあかり」の決勝になるでしょう。
優勝予想を「園城寺怜」としている手前言い難い話ではあるのですが、
このブロックは絶対あかりが勝ったほうが面白いよなぁ。
あかりが決勝トーナメントで咲勢の人気キャラを次々破って優勝、
あるいは決勝戦だけ負けたとしてもそれっぽく、面白い結果では?

現在残ってる面子を見ても、今の咲勢に対抗できそうなのは最早あかりしかいないし、
この枠を逃すとブロック代表8枠のうち5枠が咲で埋まりかねない。
アッカリーンの底力に期待してしまっている自分がいます。


・Cブロック
残っている4名を見ると誰が勝ちあがってもおかしくなさそうですが、
しいて選ぶなら作品の話題性が圧倒的な「クー子」でしょうか。
2期決定の勢いもあるし、この中では1番追い風になっているでしょう。
予選順位ではプリキュアの人が2位と最高ではありますが、
直近の2回戦勝者の得票数は僅差ではあるもののブロック内で最低。
元々朝アニメでここまで来ているのも異例だし、
そろそろ失速するのではないかと踏んでいます。
まぁ誰が勝つにせよ、決勝トーナメントじゃボーナスステージ枠確定ですが。


・Dブロック
上の山(D3-1)が「千早@アイマスvsひなた@ロウきゅーぶ」の中堅新鋭勢力対決。
下の山(D3-2)が「ナギ@ハヤテvsルイズ@ゼロ魔」という古豪釘対決。
無難にいけばナギだとは思うのですが、いかにも番狂わせが起こりそうな顔ぶれ。
去年のエーリカみたく場違いな有力キャラを破り勝ち進むお膳立てが、
全て整えられているようにも感じます。
予選順位では4人中最下位の千早(7位)も含め、全員にワンチャンありそうです。
この段階になっても未だに何が起こるか分からない組ですね。
とは言えここも決勝トーナメントではボーナスステージ枠になる可能性も高いですが。


・Eブロック
E2-4(宥/大河/唯)は実質ブロック決勝に近かったのでは。
得票数はあんまり当てにならないイベントではあるものの、
1回戦得票数1位、2回戦2位の圧倒的な集票力はある程度の実力証明にはなるかと。
去年のエーリカみたいな例もあるからストパンは要注意ではあるが、
さすがにここで荒れることはないと思う。咲勢から宥さんでほぼ決まりでしょう。


・Fブロック
上の山(F3-1)はすばら先輩でほぼ決まりだろうし、
下の山(F3-2)も8割方玄ちゃんになるでしょう。
妖狐×僕SSは予備知識皆無な作品のため未知数的怖さはあるものの、
2回戦でニャル子さん相手にあそこまで圧勝したしさすがに負けないかと。
ブロック決勝で同作対決になれば2回戦で竜華がいてもあそこまで票を寄せたのだから、
すばら先輩に負ける要素は申し訳ないが皆無だろう。
姉妹揃って圧倒的な集票力を生み出した玄のほぼ1人相撲になるかな。


・Gブロック
どちらの試合も「咲vs偽者語」という変わった図式。
WORKING’!!の山田が負けたのはちょっと予想外でしたが、
ほぼ実力の拮抗した相手だったし不自然な敗退ではないですね。
なんにせよ咲勢のトップクラス2名が残っているし、
ここもブロック決勝は咲同士の対決になりそうな予感。
阿知賀編なわけだし憧のほうが有利というのは最初の予想通り。ここはぶれません。

・Hブロック
Dブロックと同様に結果の読めないブロック。
上の山(H3-1)はよほどのことがない限りはシャナだろうが、
下の山(H3-2)が本当にどちらが勝ってもおかしくなく、
ブロック決勝も三すくみで誰が抜けるか読めない。
作品の鮮度で言えばはがないの「柏崎星奈」になるだろうが、
残るシャナ及び澪は恐らく今回が最後の参戦。

特に澪は09年はアンチに潰され初戦敗退、
10年はブロック決勝であずにゃんと作品被りで敗退。
11年(昨年)はけいおん自体が初戦で全滅と毎年惜しい結果ばかり。
咲勢わんさかなブロックにいたらとっくに消えていただろうけど、
運良くこんな平和なブロックに配置されたのも何かの前触れかも。
最後にワンチャン与えてあげたいとも思うが、果たしてどんな結果になるやら。



ということで2回戦の感想と3回戦の各ブロックの展望を簡単にまとめてみました。
次回は3回戦終了時にするか、ブロック決勝終了後にするかはその時の気分次第かな。
世間的には既に終わった話題だし今更書くのもどうなのかとは思うのですが、
この事件については少なからず思うところがありました。
なので自分用のメモを兼ねてざっとまとめておきたいと思います。


自分が表題の事件のあらましを知ったのは先月末くらい。
ニコニコ動画で配信されているに本アニメ第7話(8/25~1週間無料配信)動画上のこと。
その動画内のコメントがビックリするくらい大荒れで、
「何事だ!?」と思ったのがきっかけでした。
その後Mixiでニュース記事になっているのを目にし、
まとめwikiやら何やらで事の顛末を知った次第です。



・アニメ公式
http://www.kokoro-connect.com/

・まとめwiki
http://www49.atwiki.jp/kokoro-ijimect/

・ニュースサイト「ねとらぼ」内の本件に関する記事 (掲載時系列順)
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1209/01/news010.html
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1209/02/news006.html
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1209/02/news009.html
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1209/04/news121.html


・キャスト陣のブログに掲載された謝罪記事 (敬称略)
市来光弘:【http://ameblo.jp/garoumow/entry-11344293982.html
水島大宙:【http://ameblo.jp/neko-no-otete/entry-11344488325.html
寺島拓篤:【http://blog.livedoor.jp/terashimatakuma/archives/1972262.html
金元寿子:【http://ameblo.jp/baobab-staff/entry-11345051564.html
大亀あすか:【http://ameblo.jp/asu-kame/entry-11344783403.html



概要だけ並べておくと
市来さんという声優さんが本作品の偽オーディションを受けさせられ、
ファンの集まるイベントで、大衆の面前で「おめーの役ねーから!」と笑いものにされる。
というドッキリ。で、「役はないけど宣伝部長として企画だけやってね☆」
となんともあんまりなお話。これが6月半ばの出来事。

で、このイベントから約2ヵ月後の先月末ごろ、別件がもとで本件が発覚。
「これはパワハラやイジメの類ではないのか」と話題になり各所で炎上。
9月2日に公式で謝罪と銘打った宣戦布告分が掲載されるが、
その内容があまりにあんまりなもので更に荒れる。
また、同日このイベントに関わっていた中の人たちが各々のブログ上で謝罪記事を掲載。
のちの9月4日、公式サイト上で改めて謝罪文が掲載され収束に至る。といったところ。

詳しくは上記リンクのまとめwikiで。
まとめwikiの内容が全て真実とは思わないけど、
トップページ上の「騒動の流れ」という項目の内容については、
少なくとも概ね事実と判断して良さそうな感じでした。

また、現在までにこの事件がきっかけと思われる出来事がいくつか起こっています。

・本作品のネットラジオ番組が配信停止される
・ニコニコ動画における本作品の動画のタグがオールロックされる(8話以降)
(運営がアップ時に指定した固定タグ以外の追加・編集が一切不可)
・上記タグオールロックされる際に、
 現時点では出演していない人物である「市来光弘」タグが何故か登録される
(ニコニコのアニメ公式配信では、作品名及び出演声優の名前で登録されるのが通例。
ちなみに従来は存在していた「寺島拓篤」固定タグがかわりに除外されている)
・この販促企画の内容を放送していたUstream配信が中止される
・既に本作品関係のイベントに出演が決まっていた主題歌担当のeufoniusが急遽出演中止に

・ココロコネクトにまったく関係ないとある声優さんが主に海外から誹謗中傷を受けてツイッター停止




さて、この事件を受けて自分が率直に感じたことと言えば、

最近やっとけいおんけいおんうるさかった輩が落ち着いてきたと思ったらコレだよ・・・

ということでした。
最序盤は(予想通りではあったが)「けいおん!」のパクリ云々で軽く荒れて、そして今回の事件。
とことん外部要素に恵まれない作品だよなぁ。とは思ってしまいます。


個人的にはこのドッキリは酷いもんだと思うし、
これでウケを取れると判断した連中は頭悪いなぁとも思います。
ですが、この事件がイジメかどうかをここで論ずるつもりはありません。
個人的にはいじめの範疇に含まれてもおかしくないとは思うけど、
標的にされた市来さん本人は一応はブログ上で否定しているのでね。

件の動画も自分が知った時には既に削除されて観れなかったので、
例のドッキリの是非については正しい判断は出来ないと思うし。
それにそもそもこの販促企画自体には正直興味ないしどうでもいいからなぁ。

標的にされた市来さんという人も今回の騒動で初めて耳にした名前であり、
薄情かも知れないが、この人に対して「かわいそう」などとは最初から思いませんでした。
(「頭の悪いドッキリの的にされて大変だろうなぁ」程度には思いましたが)
結局のところ自分にとっての実害ニコ動上のコメントが未だに荒れてることなのです。

この事件のせいでアニメのタイトルに倣った「イジメコネクト クズランダム」
みたいな煽り文句が半ばテンプレ化しているみたいだけど、
原作ファンからしたらこの文字列が目に入るだけでも不愉快極まりない。
何も知らない人がこの文字列みたら内容を誤解する人も少なからずいるだろうに。

アニメの映像内に外部の出来事に関するコメントを持ち込むな。
とずっと思っていたけど、事件発覚当初は「そりゃ無理だよなぁ」と感じたのも事実。
騒ぎたいだけの連中はこぞって便乗してくるだろうし、
この事件が酷い話なのは少なからず事実だろうからね。

でも、未だに「イジメコネクト」のコメント垂れ流してる奴はホントなんなの。
さすがにもう消えたけど、大津のいじめ事件と無理矢理繋げようとしてるアホンダラが、
ちょっと前までわんさかいたのは呆れを通り越して笑うしかありませんでした。
そんなにこの作品に対する心象を悪くさせて、
風評被害を拡大させたいのだろうかと思うとゾッとします。
まぁ大半はただ騒ぎたいだけのバカなのだと思うけども。



Mixiニュースの日記や他ブログを観ると、この事件のせいで視聴していた人が切ったり、
あるいは観ようと思っていた人がやめたりということがけっこうあるようで、
そういった記事を頻繁に目にするのは原作からのファンとしては切ないですね。
「DVDの予約キャンセルが殺到してる」なんて話も、
明確なソースはないものの耳にしています。
とは言えそれらは製作側の自業自得なので仕方ない。

アニメを観るなり原作を読むなりして合わないと判断するなら仕方ないとは思う。
自分は好きな作品だけど万人受けする作品では決してないと思うし、
そもそも正直に言うと元々アニメになるほどの作品じゃないとすら思ってたしね。

しかし、今回の場合は間違いなくそれなりの数の視聴者を、
作品の内容とは関係ないことで作品から引き離したのは疑いようのない事実です。
上記リンクに貼った大亀さんのブログ記事の言葉を借りるなら、
「食わず嫌い」な視聴者をこんな事件のせいで相当数出したわけです。

そして何よりも、
「ココロコネクト=いじめアニメ」に近いレッテルを貼りつけた事実は消えません。
そんな企画を立案・実施し、演出した製作側の罪は非常に大きく、
これは仕方ないで済む問題ではないと思います。
9月4日に掲載された謝罪文においてこの企画の演出についての非は認めたものの、
企画自体は正当なものだと暗に主張する公式の姿勢にも疑問が残ります。


その結果としてどんなことが起こるのかを炎上する様子を見て色々考えていましたよ。
アニメは最悪キズランダム終了(第10話)で打ち切りまで覚悟していたし、
ネット配信orOVAでの展開と思われていたミチランダムはもう観れないと思いました。

でも14話以降も含め放送は最後まで続けるようです。
今回のドッキリの煽りを受けた市来さんも14話から出演するようだし、
下手に打ち切って仕事をいたずらに仕事を失くすよりはその方が良いのでしょう。

が、この事件のせいで、割と良かったアニメに対する印象も、
全てとは言わないまでもかなり台無しになってしまったのは否めません。
そのため正直複雑な思いはあるけども、一応は見続けるつもりでいます。
少なくともこれまでの内容は原作1冊あたり5話も使って丁寧に仕上げており、
主題歌も含めいい出来に仕上がっていたとは思っているからね。
作品自体には罪はないわけだし、こんな事件のせいで切るのは違うと思うからね。
それだけに余計に、こんなことで悪名を上げてしまったことが本当に残念でなりません。



話は変わりますが今回の件に関するブログの謝罪タイミング・内容も気になります。
9月2日に公式の謝罪文と銘打った何かが掲載され、
その後相次いでキャスト陣のブログ上に謝罪文が掲載されました。
2日掲載の公式の宣戦布告は随分視聴者を舐め腐ったものでしたがそれは置いといて。
その後一斉に掲載された声優陣の謝罪記事のタイミングが合いすぎで、
文章は個人個人の言葉で書いているように一見見えるものの、
内容はみんな似たり寄ったりで揃いも揃って執拗にネット批判に終始している点ですね。

各人の記事がヤラセだとか上からの圧力で書いただけのものだとは言わないけれど、
言い回しは変えているが中身は同じような内容から察するに、
掲載する文章の内容やタイミングの打ち合わせくらいはあったのでしょう。
事態が事態だしそれが悪いとは別に言いません。
各人がまったく違う主張をしていたら、もっと混乱を招いた可能性は高いだろうから、
キャストも含め広い意味での「製作側」の意見は一致させておくべきでしょう。

ですがそれ故に、「個人の言葉」として記事を掲げていても、
それが本当に個人の意見であるかには疑問が残るものになったのも正直なところです。
特にドッキリの標的となった市来さんの文章は、
事件発覚前のツイッターのつぶやきと矛盾する点がちらほらあり、余計に勘ぐってしまいます。

ただし、唯一「作品を汚したこと」に対して真っ先に言及した市来さんの文章は、
公式のものを含む各謝罪記事を見ても1番本質を突いていたように感じました。
「演出とは言え云々」だの「ネットの誇張された情報云々」だのの言い訳を並べる前に、
作品に泥を塗った事実をきちんと認識し、真っ先お詫びしていたのは市来さんただ1人。
それこそ本来あるべき形であり、それを1番大変な立場にあっただろうに、
唯一それを実行していた点については非常に好感(と言うのもちょっと違う気はするけど)が持てました。

だって今回の事件で1番被害を被ったのは、どう考えても原作じゃないですか。
自身のデビュー作がアニメになるなんて相当喜ばしい出来事だったろうに、
それがこんなしょうもない事件で台無しになってしまったら、
原作者さんもやりきれないと思うのですよ。
そう感じるのは自分が原作を贔屓にしているからだとも思うけど、
客観的に見ても原作者の立場からしたらとんだとばっちりなのも間違いないと思います。

他の人(や公式)の文章を読むと、申し訳ないんだけど、
そういった認識は薄いように感じてしまいます。
とは言えこんな状況にも関わらずコメント欄を開放し、
大荒れにも関わらず削除等していないと思われる水島さんについては、
きちんとした姿勢の見えるものではあると思いますが。



ところで14話以降で役があることが公式に発表された市来さんですが、
彼が誰の役をやるのかがちょっと気になるところです。
14話からだと原作「ミチランダム」の話になるだろうから、
カコランダム以前に出ていなくてミチランダムで初登場になる人なのでしょう。
が、ぶっちゃけそんな人なんてほとんどいないんですよね。

原作ネタバレになるので反転させておくけど、ぱっと思いついたのが、
稲葉んを拉致して太一を鉄パイプで気絶させたヤンキー集団」(=名無しモブ)
と、
暗黒状態の伊織に告白してこっぴどくフラれて傷心の城山君」(=名前有モブ)
くらいですかね。十中八九名有モブのほうだろうとは思うけどさ。

テレビでは放映されない段階での初出演で、
こんな企画の後に用意されてる役が不憫なモブってなんだかなぁ。
もちろん役があるだけ何もなく企画だけやってサヨウナラよりはずっと良いだろうけど、
そこに至るまでの経緯を考えるとこれはちょっと可哀相かも・・・(苦笑)



とりあえず率直に感じたことについてはこんなところ。
他にも気になるところは山ほどあるんですが、
いい加減キリがないので今回はこのくらいにしておきます。
(証拠隠滅としか思えない動画削除、アニメ公式のタグオールロックなどのニコニコの対応や、
イベントから炎上までのタイムラグなどなど。)



以上、当初の予定よりだいぶ長くなりましたが、
この事件に対して感じたことをざっくりまとめてみました。
原作ファンの自分としては今月末発売の原作最新刊のあとがきでこのコトについて、
あるいはアニメ全般について触れるのかも気になるところです。
そして何よりも、原作が作者さんの納得いく形で話を完結しそれがきちんと発売され、
やがては新たな作品を読み手へ届けてくれることを願ってやみません。


あと最後に一言言っておくと、eufoniusの菊池なんたらって人は相当にしょうもない人だと思うw


【9月23日深夜】加筆修正、及び一部文章の見直しを行いました。
【アニメ最萌2012】 1回戦終了、明日から2回戦
公式【http://ast2012.saimoe.me/


前回の記事:【http://34643.diarynote.jp/201209041248209579/



節目ごとに感想をまとめて書いている「アニメ最萌トーナメント2012」
先日1回戦が全日程終了し、明日より2回戦が始まります。
ということで、1回戦が終わっての雑感と、
2回戦注目の試合について簡単にまとめておきます。

1:率直な印象と傾向
前半戦については前回の記事でまとめてあるので後半戦について。
前回同様印象的だった試合を挙げようと思っていたのですが、正直特にないんですよねぇ。
春香さんや小鳥さんといった前半も目立っていたアイマス勢による格上撃破や、
2次回り組みによる下克上勝利が数試合など小さな波乱はいくつかあったものの、
大会全体に影響を与えるような大波乱はありませんでした。
予選1位はヒナギク以外全員勝利したわけだしね。
上位陣はほぼ波乱なく勝ち進んだ珍しい展開と言えるのではないでしょうか。


そんな今年の1回戦において、傾向としては挙げられることは2つかな。
1つ目は予選各組上位2名に勝利が集中したこと。
予選トップ通過者で本戦初戦敗退はヒナギクだけだし、2位通過での初戦敗退も3名のみ。
(ただし、2位通過だった敗退者3名は予選順位的には格下相手の敗退ではありますが)
予選3~5位はほぼ半々くらいになっているので、この辺りは例年通りの結果かな。
なんにせよ予選各組の上位2名に強さが集中していると言えそう。

2つ目は、2次予選組の中から初戦を突破したキャラ数の多さが挙げられます。
昨年と同じトーナメント形式にも関わらず、昨比ほぼ倍の13名が勝利しています。
そのうち9名が格上となる1次予選通過者を破っての下克上勝利。
大半は1次予選をボーダー付近(10位前後)で通過したマイナー作品のキャラクターを、
2次回りになった有名作品のキャラクターが作品人気で勝利を収めた格好。
しかし前回の記事にも書いたように菊池真@アイマスだけは別格の下克上です。
(1次予選を6位で通過した2名をまとめて撃破)
残りの4名は対戦カードが全員2次回り組みだったため勝利確定というもの。
こういう試合は例年2試合前後なことが多いので今年はやや多めかな。


2:作品単位で見て
作品別に見るとまず最大勢力の「咲」が15勝。(勝率34.9%)
1回戦勝者総勢97名に対しその構成比はおよそ15.5%。
構成比は本戦開始時点とほぼ変わらない数値でした。
これでも別格の人数ではあるけど、割と妥当な結果になったとは思います。
その顔ぶれに若干疑問が残るのも事実ですが、
えてして最大勢力というのはそういうものだと思うので許容範囲内ですかね。

次点はこちらも本戦開始時と変わらず「アイマス」がつけました。
14名の予選通過に対し8勝、勝率57.1%はこの規模の勢力としては高い勝率。
しかしアイマスの場合、数値も去ることながら試合内容の方が印象的。
前回の記事でも書いた真や美希を筆頭に、春香や小鳥さんなど、
後半も次々と格上を撃破していった印象が強いです。
予選順位的にはそれほど振るわなかっただけに、ここまで強いとは予想外。
今後もこの勢いを維持できるのか、引き続き要注目の勢力です。

3番手につけたのは意外なことに「映画 けいおん!」と「WORKING’」の2作品。
どちらも組み合わせに恵まれた感はありますが、ともに4名ずつの勝者を出しました。
特に「WORKING’」は一昨年のような勢いが予選時には感じられなかったため、
ここで台頭してきたのは驚きでした。
勝率80%(5名中4名/八千代さんのみ敗退)と複数名の予選通過者を出していた作品の中では最高値。
「けいおん」は7名中4名勝利(唯・澪・憂・梓)で勝率はアイマスと同じ57.1%
昨年の初戦全滅がウソのような快勝っぷり。

どちらも脇役を予選で大量に突破させることなく、
少数精鋭で本戦に挑んだのが功を奏した格好ですかね。
まぁ大事なことなのでもう1回書いとくけど、
組み合わせに恵まれていたことも大きいとは思うけどね。


以下3勝が4作品(「ストライクウィッチーズ劇場版」「偽者語」「僕は友達が少ない」「Fate/Zero」)
残りが2勝1勝でばらけていて、勝ち残っている作品が合計で49作品。
25作品が1回戦で敗退し全滅となりました。

今年の最大新規勢力と見ていた「ゆるゆり」と「ロウきゅーぶ!」はどちらも2勝と振るわず。
完全に見立て違いだったと判断せざるを得ないですが、
それ故にアッカリーン(赤座あかり@ゆるゆり)は最強になりそうな気も。


3:2回戦、注目の試合
個人的に注目している試合は月並みだけど以下の通り。

<A2-4(9/22/土)>
・我妻由乃(2nd)@未来日記
・天江衣@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
・星井美希@THE IDOLM@STER

<B2-3(9/21/金)>
・中野梓@映画 けいおん!
・るん@Aチャンネル + smile
・赤座あかり@ゆるゆり

<C2-1(9/23/日)>
・高鴨穏乃@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
・エイラ・イルマタル・ユーティライネン@ストライクウィッチーズ劇場版
・クー子@這いよれ!ニャル子さん

<E2-4(10/1/月)>
・松実宥@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
・逢坂大河@とらドラ! 弁当の極意
・平沢唯@映画 けいおん!

<F2-3(9/30/日)>
・松実玄@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
・ニャル子@這いよれ!ニャル子さん
・清水谷竜華@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A

<G2-4(10/5/金)>
・新子憧@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
・イカ娘@侵略!?イカ娘
・メイル・シュトローム(トモノリ/吉田友紀)@これはゾンビですか? OF THE DEAD



あんまり面白くないかなー。なんて思っていたけど、
順番に見ていくとけっこう面白そうな試合もちらほら。
これでも特に気になる試合のみの抜粋です。
以下では各試合について軽くコメントを。

まずA2-4
無難な流れが続くと今年も衣が代表になりかねないAブロック。
今年の衣はさすがに場違いだと思うので、格上に強い美希、
というよりアイマスで倒してくれないかなー、という願望も含めた注目。
波乱がまったくないのも面白くないし、番狂わせが起こるならここかなーと。

次はB2-3
8割方あかりが勝つだろうとは思ってるけど、
だからこそ荒れてあずにゃんが勝つ、という展開も有り得なくない。
とは言えここはあかりが勝ってくれたほうが今後が面白いと思うし、
すんなりアッカリーン無双でOKと思っているのですが果たして。

続いてC2-1
「歳納京子@ゆるゆり」が敗退した途端に、
Dブロックに次ぐ弱小ブロックとしか見えなくなってしまったCブロック。
全体で見たらそこまで大きな対戦ではなさそうですが、
実質ここが代表を決める戦いになるかも知れない気がします。
穏乃6:クー子3:エイラ1 くらいで穏乃有利と見ています。
ただ、クー子は咲アンチが祭り上げる対象としても、
あるいは純粋な実力を見ても穏乃レベルで相手にするにはちょうど良さそうな相手。
どういう結果になるのやら・・・

それからE2-4
大河と唯、2009年のファイナリスト2名が再びぶつかり合うことに。
そこに加わるは今年の1回戦最多得票者の松実宥@咲
2回戦全体で2,3を競う注目の対戦カードです。
まぁなんだかんだで今年の最強勢力の一角だし、
宥姉が過去のファイナリストをまとめて屠る展開だとは思うんだけど。
比率で示すなら 宥6:唯3:大河1 くらいで宥姉有利かと。

そしてF2-3
以前にも少し触れたけど、予選1位通過の3名による対戦が実現。
今年の2回戦最大のビッグカード。ここは大きく票数伸びるだろうなぁ。
優勝候補同士の対戦の1つと言えると思います。

咲陣営は恐らく玄ちゃんに票を寄せるだろうから竜華は残念だがないだろう。
玄ちゃんが圧倒的組織力を発揮して大差で勝利するか、
微妙に票割れしたところをニャル子さんが僅差で差し切るかのどちらかかな。
予想を比率で示すなら 玄6:ニャル子3.5:竜華0.5 くらいかな。
玄がドラゴンロードとなるかドラ置き場となるか、大注目の一戦です。

最後にG2-4
昨年ベスト8のイカ娘に厳しい相手がやってきました。
よりによって最強勢力の咲の中から更にトップレベルの憧が相手とは・・・
今年は波乱少な目だしこれはさすがに無理かなぁ。
一応咲アンチ票が山ほど乗っかれば可能性もあるけど、
良くも悪くもそういった外部要素と無縁なのがイカちゃんの強みだと思うんだ。
勝てる相手には勝つけど、無理な相手にはきちんと負ける。
去年の決勝トーナメントを見るにイカちゃんはそんな感じでしょう。




2回戦で注目なのはこの辺りですね。他にも1位通過者同士の対決となるF2-4や、
同着があったため4人での対戦となるG2-3なども注目。
が、この辺はほとんど未視聴作品による対戦だったため割愛しました。

というわけで今回はこの辺でー。
次回は2回戦が終わった頃、2回戦の結果を見ての雑感と3回戦の展望をまとめる予定です。
公式【http://ast2012.saimoe.me/

最初の記事(第1回)
http://34643.diarynote.jp/201207300235061904/

前々回の記事(第2回)
http://34643.diarynote.jp/201208100225362411/

前回の記事(第3回)
http://34643.diarynote.jp/201208130129292163/



アニメ最萌トーナメント2012、8/31時点で1回戦Dブロックまで終わりました。
1回戦前半終了時点での雑感をまとめてみます。
実際にコレを書いている今は既に後半戦も始まっているのですが、
記事の日付は前半終了の日にちに合わせておきます(笑)
やや遅れちゃったし途中経過なので今回はざっくりと。


まず、特に印象的だったのがこの2試合の結果。
・A12-8/17(金)
荻山葵@ロウきゅーぶ!:46
星井美希@THE IDOLM@STER:323
湊智花@ロウきゅーぶ!:299

・C01-8/23(木)
高鴨穏乃@咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A:409
松本りせ@ゆるゆり:44
歳納京子@ゆるゆり:366

(太字が勝者)


何と言ってもアイマスの強さが光ります。
A12で予選16組2位だった「湊智花@ロウきゅーぶ!」を破った美希、
2次予選組ながら1次中位通過の2名相手に勝利を収めた真(D11)と2名が大金星を挙げ、
前半終了時点で4勝1敗と絶好調。くじ運だけで勝ったわけではなさそうです。

最大勢力の咲は前半7勝と1回戦終了時の残存数も最多となりそうな見込みですが、
思っていたよりはきちんと淘汰されている印象。
大半は勝つべきところが残り、消えるべきところはある程度ちゃんと負けてるかな。

咲絡みで印象的だったのはやはり上記C01の試合。
微妙な人気と思われていた穏乃が予選結果的には二強と思われた、
「歳納京子@ゆるゆり」を僅差で退けたのが意外な展開でした。
予選順位的にはどちらが勝ってもおかしくなかったものの、
地力の差が思いのほか出てしまったという印象です。

そんなわけで前回の記事でブロック代表予想に掲げたうちの2名が、
初戦で早くも敗退してしまいました(苦笑)

今年の有力新規勢力と思われていた「ゆるゆり」と「ロウきゅーぶ!」が意外と揮わず。
両作ともかろうじて1名の勝者を出すに留まっています。
上述の2試合はどちらも勝者以外2名が同一作品という対戦カード。
敗退した2名の票数を合わせると僅かに勝者を上回る(C01に至っては1票差!)という結果に。
票割れはほとんどしていないものの、なんとも微妙な結果でした。
これをくじ運の悪さと見るか最後の一押しの弱さと見るかは微妙なところですが、
なんにせよ両陣営にとって手痛い敗戦であったのは事実でしょう。


この時点での成績を作品別にみると、
咲:7勝 / アイマス:4勝 の2作品が目立つだけで、
他の勝者を出している作品は今のところ1~2勝のみ。
上記以外の作品ではけいおんが2勝1敗、プリキュアが2勝0敗と比較的好調かな。
個人的に注目していたC10は平沢憂が4年目にして初勝利。
けいおん勢はとりあえずこのイベントでは有終の美を飾れそうですw

特記すべき結果はとりあえずこのくらいかな。
もちろん各試合単体で見ればそれなりに思うところはあるけども、
全部書いてたらキリがないので、そういうのはそれ専用のブロガーさんにお任せしますw

次は1回戦全試合終わった頃にまたまとめて書くつもりでいます。
果たして後半戦はどんな展開になるのやら。

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