ISBN:404349307X 文庫 梓 河人 角川書店 2002/11 ¥630

昨日、一昨日と通学時の電車の中で読んでた1冊。
4つのお話が書いてある短編集です。
各話のあらすじを・・・なんてやってる時間はないので各話の簡単な感想だけの方向で。

?ちょっと長いプロローグ
プロローグって書いてあるけどこれだけで独立した話でした。
色々な自分があってそれぞれの世界で生きてるんだぞ、って話。
1番ホラー小説っぽさを感じた話でした。
最初だったのでどう思ったかはイマイチ覚えてません(ぉぃ

?コールドスリープ
表題作ですね。
冷凍して仮死状態にして宇宙の彼方へ旅立った人たちが博士の悪巧みで幼児化しちゃった話(笑
話の設定は面白いと思うけどもう一捻り欲しかった気はするかなぁ。
まぁそこは短編なのでしょうがない気もするけどね。
オチがちょっと読めてしまったのも残念。

?破壊する男
夫婦の話。
現実になさそうでありそうな話だなぁ、と言った印象を受けました。
話の最後がまた同じことの繰り返しになるかも知れない、と匂わせてる感じが個人的になかなかよかったです。

?その愛は石より重いか
これが自分的には1番面白かったかな。
近づくと石が降ってくる男女のお話です。
最後にはこの2人は結婚するのですが結婚式が壮絶なんです。
結婚式の招待状の文の辺りから笑いが止まりませんでした。
電車の中なのに思わず吹き出しそうになって焦りました^^;
全然怖いお話じゃないですよ〜。

短編ってことで読みやすいし暇つぶしには持ってこいでした。
ちなみにこれ書いた人は「アナザヘブン」の脚本を書いた人だったかな?だそうです。

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