忘れ咲き

2004年11月22日 GARNET CROW
GARNET CROW AZUKI 七 古井弘人
CD GIZA 2004/11/17 ¥1,260
忘れ咲き
Flower
祭りのじかん
忘れ咲き(instrumental)

はい、買ってきました。
本当は発売日に買いに行きたかったんだけどね。
発売日には鍋パーティーがあってその後も何かと忙しく気づけば今日になってしまってました。
いつも降りる一駅前で降りて本屋により文庫本を2冊買いさらにCDショップに行き購入。
今日1日で2000¥以上の大出費でした>_<
それで一駅分を歩いて家につき、夕飯を食べてからずーっと再生してたりします(笑
では早速レビューにいきましょうか。
前作のレビューはあっさりだったので今回はじっくり書くことにします。

1、忘れ咲き
今「名探偵コナン」のエンディングで流れてる曲ですねー。
発売前からテレビと公式ページの試聴で聴いてはいたけどフルコーラスで聴いたのは今日が初めてでした。
それと今日の昼に学食で流れてて嬉しくなったり。

それで曲のほうですが初めてTVで聴いたときに感じたのは「そよ風」とか「さざ波」のような曲だなぁと。
良くも悪くもサビでも盛り上がらない、始めのノリのままでサビを迎えるなぁという印象がありました。
で、今日フルで聴いてみてまず感じたのは最後にかけての盛り上げ方が絶品だなぁと。
あんなアレンジの仕方だったとは思わなかったね。
見事にしてやられました。

それと今回の詩はものすごく感情移入して聴けたかな。
本当にこの詩にあるようなこと、経験してきてるからね。
それでもこんなに歌詞に感情移入できた曲は今までないかもしれない。
たぶん、ここまで大げさじゃなくてもこれはけっこう多くの人が感じるんじゃないかと思いますね。

そして、毎回「なんとなくこういう雰囲気の曲前にもあったなぁ」
と思うんだけどどこか新しく今までに聴いてきたどの曲とも違うと感じさせてくれるんですね。
それが聴いてて本当に心地よいのですよ。
同じバラードに分類される曲でも「君を飾る花を咲かそう」とも「夢見たあとで」とも「君という光」とも(以下略)違う印象なんですね。

と、たぶんまだまだ語れるけど止まらなくなっちゃいけないので今回のところはこの辺で終わりにしておきましょうか。
とにかく今回も間違いなく名曲の1つに数えられるでしょうね。
絶対に一度聴いてみてほしいです。
いきなりCDを買えとは言いません。だからまずは名探偵コナンのエンディングを見てみてください(笑

2、Flower
忘れ咲きとは少し変わってややハイテンポな1曲。
どういう分類の曲になるのか分からないですね^^;
本当に今まで聴いたことのない印象を受けます。
忘れ咲きが過去の想い出を詩にしたイメージなのに対し、こちらは未来をイメージさせる感じがする詩かな。
正直に言ってしまうと他の2曲に比べて今の段階では印象が薄いです。
ただ、おそらくもっと聴きこむと印象が変わってくるだろうという予感はするんだよね。
それこそ前作「君を飾る花を咲かそう」のカップリング2曲のようにね。
まぁそんなワケでこの曲についてはこれだけ。

3、祭りのじかん
それほど早いテンポってわけじゃないんだけど(むしろローテンポ)何故か弾けた感じを受ける曲。
忘れ咲きが過去、Flowerが未来だとするとこの曲の時間的イメージは現在が近いかな。
かと言ってそのまま「今」ではなくて少し先&前も含んだ今に近い時間って感じ。
この曲も他2曲と同じように「今までに聴いたことがある気がするんだけど新しい感じもする曲」ですね。

この曲のタイトルを最初に見たときはもっと弾けた「お祭りっぽい曲」をイメージしてたんだけど、いい意味で期待を裏切ってくれましたね。
それほどハイな曲じゃないんだけど十分お祭りって感じの曲に仕上がってます。
と言ってもどちらかと言うと「祭りが終わった後の静けさ」を表現した曲な気もするけど。

ちなみに最初に聴いたときに思い出したのは高校生のときに友人と行った学校の近くのお祭りと、高校の最寄駅の近くにある公園でした。
なんか謎な組み合わせです(笑

20頁の豪華ブックレットについて
えーっと、非常に良い出来だと思います。
各ページに忘れ咲きの歌詞が一節づつ載っていて、そのフレーズのイメージに合った写真があってそれがすごくいい味を出してますね。
最後の2ページにはそれぞれFlowerと祭りのじかんのイメージの写真も1枚づつあり、それぞれの曲のイメージというものがうかがえます。
その写真からもメンバーの皆さんがどんなイメージで曲を創っていったのかを感じることができるような気がするしファンとしては嬉しい限り。
でもAmazonのほうのレビューにも書いてる人がいたけど、忘れ咲きにも全部の歌詞が載ってるページが欲しかったかなぁという気はするかな。
でも、面白い試みだとは思うので全然かまわないけどね、贅沢を言うならってことで。

ん〜、じっくり書くといってもこれはちょっと長すぎたかな?
まぁ書いてしまったものはしょうがないか。
ということで今日は久々の音楽レビュー、「忘れ咲き」でした。
とりあえず今回も最高の1枚です!!


愛だとか恋だなんて
変わりゆくものじゃなく
ただ君を好き そんな風にずっとね
思ってるような

あてのない 思い抱え
ただ人は振り返るもの
巡りあえた 景色をそっと
消えぬように とどめてゆく


愛だとか恋だなんて
変わりゆくものじゃなく
ただ好きでいる
そんな風にずっとね 思っていれたら…

孤独や躊躇い弱気が押しよせる
夜に忘れ咲いた
思い出そっと 枯れゆくまで
今宵まだ身をまかせて

忘れ咲き/GARNET CROW

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