ISBN:4575831271 コミック 桐原 いづみ 双葉社 2005/08/11 ¥630

ちょっと前に図書室(こと弟の部屋)で拾ったので読んでみました。
(ちなみに先日書いたライジングインパクト読んだ時とほぼ同時期)
弟いわく「ちょっと絵があれだから敬遠してたんだけど読んでみたら普通に良かった」とのことで。実際とっても良かったです。

内容を一言で言うなら「演劇マンガ」です。
もうちょっと詳しく説明するとこんな感じ?↓
超がつくほどの上がり症な主人公が半ば強引に「演劇研究会」に入部させられることになる。そこで、対立する「演劇」との存続をかけた公演に向けての稽古や何気ない学校生活の中で成長していく姿を描いた物語。
とでも言いましょうか。

その中で演劇部との対立の背景やそれぞれのキャラクターの抱える思い、
お芝居をする側でしか見られないハプニングなどがテンポ良く描かれていますね。
芝居に対しての姿勢は高校の部活といえど重苦しくなる時もあるハズなのに、
読んでいる側からは良い意味でそれをまったく感じさせません。
すんなりすらすらとページをめくっていけます。とにかく読みやすいです。
ほんわかした世界観から来るのか主人公麦のキャラ故でしょうか(笑
「絵が美少女系っぽいから」という理由だけで敬遠するのは確かに勿体ない作品でした。

ちなみに上の画像は1巻のものですが現在4巻まで出ていて、
上記の「存続をかけた公演」の後もお話は続いています。
4巻が出たばかりですが、早くも続きが気になって仕方ないですww
それからアニメ化もされていて今年の4月〜6月に放映されていたようです。
ニコニコ動画にも全話アップロードされていたので、数日かけて観ました。
アニメの方は原作よりも多少百合要素があるように思えます(笑
9話くらいまではほぼ原作に沿った展開だけど、
10話〜最終話(12話)は原作とはだいぶ違った展開になってますね。
第1話URLは→【http://www.nicovideo.jp/watch/1178787902

ということで「ひとひら」のお話でした。

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