と言っても今1番話題になっているだろう亀田騒動が原因ではありません。
確かに色々問題はあるだろうけど、正直ボクシングとかあまり興味ないんでね。
「あぁ、こりゃさすがに干されたな」程度の感想しかありません。
では何が原因かと言いますと、初音ミク騒動の方だったりします。

本題に入る前にまずはこちらを見て(聴いて)もらいたい。
ニコニコ:http://www.nicovideo.jp/watch/sm1136355
Youtube:http://www.youtube.com/watch?v=M8gIMfyV4Mg

これ、実は歌ってるのは人ではありません。パソコンのソフトなんです。
その名を「初音ミク」と言います。
僕はニコニコ動画でこの動画を見つけたのですが、それは衝撃的なものでした。
機械の音声がこんなにもリアルに歌を歌えるものだとは思ってもいなかったのです。
この”Packaged”と、「みくみくにしてあげる」(詳しくは後述余談3にて)
の2つの動画を数日前に観て以来、すっかりこの声の魅力にはまってしまった人間です。
(ニコニコ的に言えばみっくみくにされちゃったわけですね。
他にはavenew本家のきしめんなども最初の方に観てたかなぁ。)


一応簡単に説明しておくと、「初音ミク」というのは
歌詞と音階を入力するとその通りに歌ってくれるというものです。
僕はその辺のことはド素人なので詳しくは知りませんが、
上手な人が作ると本物の人間顔負けな作品にも仕上げられるようです。


さて、ここからが本題です。
この「初音ミク」の特集が昨日14日の「アッコにおまかせ」で放送されたそうです。

○「アッコにおまかせ」の放送に関して
ニコニコ:http://www.nicovideo.jp/watch/sm1277381

今日の23時過ぎごろにこの動画を観たのですが、率直に酷いなと思ったのです。
最初の方は100歩譲ればまぁ許せる範囲ではありましたが、
後半1分はもはや初音ミクとはまったく関係がなくなってます。
これでは単に「痛いオタク」を紹介してるだけじゃないかと。
いくらなんでもこれはあまりに酷い論点のずらし方でした。
やはりメディアというのはオタクに対して、
物凄いネガティブなステレオタイプを持っているのだと痛感しましたね。
この「ネガティブなステレオタイプ」の象徴とも言うべき一言が、
VTR最後の「ふーん、ご立派ですねえ」というナレーターの一言でしょう。
オタク=キモイ=ニート=引きこもり 
みたいな思い込みがあるからこそこういう物言いができるんでしょうね。

あまりにも酷い内容だったのでなんか腹が立ってしまい、
ついついこの件について書かれているサイトを探してしまいました。
まずは上記の動画にリンクの張ってあるクリプトン社のBlogをチェック。
その後続いてITMediaというニュースサイトに詳細があったのでそれも読みました。
とりあえず既に各地で批判が殺到してるみたいでした。
ただ、自分も同じように思った部分が非常に多かったです。

○クリプトン社(初音ミク制作会社)のブログに関して
URL:http://blog.crypton.co.jp/mp/2007/10/1014_1.html

とりあえずこんなに早く社長の声明が出てたことに驚きです。
また、放送内容が自分たちのイメージしていたものとまったく違っていたこと、
自社の至らなかった点等を明記してる点には感心しました。
それ以上に何より、自社の製品(初音ミクに限らずVoc@loid全般)に絶対の自信を持っていることが伺え、
それらを使用しているユーザーのことを思っている姿勢がすばらしいなと思いました。
実際、このアッコにお任せの動画を観て僕は少なからず不快感を持ちました。
それに対して「自社のマスコミに対する認識の甘さがあったから」
という理由で謝罪してるなんて・・・なんて謙虚な会社なんだと思いましたよ。
本来だったらもっと声を大にして不快感をあらわにしてもいいハズなのに。

記事内に顔文字を使ったことに関して一部噛み付いてる人もいるようですが、
ハッキリ言ってクリプトン社は間違いなく被害者だと少なくとも僕は思います。
クリプトン社が何か不祥事を起こして、それについて謝罪してるわけじゃないんだし、
そこまでムキになって文句言うこともないんじゃないかなぁと思います。
ただ、「マスメディアに対してそういう部分で弱みを握られないように」
という理由で自重すべきだという意見に関しては同意できる部分もありますね。

○ITMediaの記事に関して
URL:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/15/news008.html

とりあえず一言。なんという対応の早さだと。
放送終了から僅か12時間少々で記事を上げるとは。
非常にコンパクトに概要と批判内容がまとめられているので、
暇があったら読んでみるといいと思います。
こんないちブログよりは遥かにわかりやすいと思います。

○結論
とりあえずTBSとか滅びればいいのにと思いました。
現実的には不可能なのも理解できますがあえて書きます。

クリプトン社はTBSを名誉毀損で訴えても良いのでは?

僕は法律家ではないので詳しくはわかりませんが、たぶん無理なんでしょうけどね。
でも実際問題TBSはそれくらいのことをしてると思いますよ。
ここまで事を荒げるのはたぶん両者(クリプトン&TBS)とも望まないとこでしょうが、
謝罪の要求くらいはして然るべきだと思いますね。

とにもかくにも今回の1件でTBSへの印象は物凄く悪くなりましたとさ。

○余談1(Diarynote的なこと)
今回の記事を書くにあたりニュースレビューで「初音ミク」と検索してみたのですが、
見事に1件もヒットしませんでした。
TBSで検索しても出てくるのは亀田関連の記事ばかり。。。
この騒動はDiarynote的には感心の低い出来事だったのでしょうか。
まぁまとめてたのもITMediaだけだし仕方ないのかな。とも思いますが・・・

○余談2(レビュー画像のこと)
この記事を書くにあたって、「初音ミク」のレビュー扱いにするかどうか迷いました。
が、結論としてやめておくことにしました。
あくまでこれはこの一連の騒動に関して書いているのであって、
初音ミクそのものはあくまで最低限しか書いてないからというのが1つ。
もう1つはこんな嫌な出来事がレビューになるのが嘆かわしかったからです。
画像載せてなくてもこの問題に興味がある人なら検索でたどり着くだろうしね。

○余談その3(「みくみくにしてあげる」について)
★祝100万再生達成!!★ (ニコニコ動画にて)
UPされてから1ヶ月もかからないでの100万達成。
史上最速と考えて間違いないでしょう。
自分もこの動画でみっくみくにされたので嬉しい限りです(笑
今ニコニコ動画内でもっとも勢いのある作品と言っても良いのでは?
マイリストランキング(合計)でも3位のエアーマンまであと僅かです。
今でも登録数が増え続けているし、近日中には抜けるでしょう♪

ちなみに本来今日の日記はこの「みくみくにしてあげる100万回再生達成」
の記事を書こうと思っていたんです。
これをきっかけに最近初音ミクにはまってるコトをちょこっと書くだけのハズだったのに。

この騒動を知るきっかけになったのも「みくみくにしてあげる」でした。
100万再生を祝うコメントの中にいくつか上記の「あっこにお任せの特集」
に関するコメントがあり、ちょっと気になったので調べてみたら・・・
という経緯で色々読んでって気づいたらこんな記事になっちゃってた。
という流れでした、ハイ。

○余談4(Packagedについて)
この曲を最初に聴いた時は本当に震えが起こりました。
今現在数あるミク動画の中でもトップクラスの完成度だと思います。
万人に対する中毒性ではみくみくにしてあげるの方が上だとは思いますが、
こちらも自分的にはドップリです。
正直もっと注目されていいと思うんですけどねぇ。

それとこの曲には過去最大級にコメント職人が集まってる気がします。
この曲の芸術弾幕に対抗できるのって本当にきしめんの職人くらいじゃないだろうか。
その弾幕を綺麗に収めてくれたマイメモリーがあるので載せときます。

-Packaged  弾幕職人メモリーver.-
http://www.nicovideo.jp/watch/1191930174

あまりの職人技にちょっとウルっと来ちゃったのはここだけの話。
だが自分だけではないはず。マイメモリーをマイリストに入れたのは初めてでした。

○終わり
例によって時間かかりすぎだ。。。
URL表示させたりしながら書いてたら気づけば2時間くらい経ってる。。。
ちなみに本題に入る前にまずミクの歌の動画URLを載せたのは、
あんな偏見にまみれた映像を見る前にとにかくミクの成す技を
聴いてもらいたかったからだったりします。

ではでは、もう疲れたのでいい加減寝ます。明日も学校だ・・・
ぁ、でもその前に1回みくみくにしてあげるを観てからだな。

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