DVD バップ 2007/03/14 ¥7,140
金曜ロードショーで2週連続放送されていたので両方観ました。
前編は以前やってたのを観てたので2回目、後編は今回初見でした。
前編はあまりのぶっ飛び具合に正直ゲンナリしましたが、
後編はまぁ思っていたよりは良かったですね。
とは言えこれは前編があまりにアレだったからそう思えただけかもとは思います。
両方通してとりあえずツッコミどころは満載でした。特に前編は酷いですw
賛否両論あるとは思いますが原作信者な自分の率直な感想としては、
後編はともかく前編は許せないですね。観てて呆れてきちゃうくらいでした。
後編は割と原作になぞって進行されてはいるのですが所詮は映画、
やっぱりところどころ変にずれてるなぁという印象はありました。
まぁ初期設定の時点でズレが生じるのは仕方ない感じではあるけどね。
原作では高校生からスタートなのを大学生から開始にしてるんだし。
ただ、結末に関してはそこそこ無難な感じに落ち着いてはいたかと思います。
さて、では感想を書いていこうと思います。まずはキャスティングから。
どう見てもミスキャスト多すぎです、本当にありがとうございました。
とりあえず1番ありえないのが夜神父、なんで鹿賀丈史なんて使うんだよ。
ぶっちゃけあの人にあの正義の塊のような夜神父は似合わない。
だってどう考えたって悪人役ばっかりじゃんあの人。
後編のさくらTVに突入するシーンとかもうね、笑いしか出てこなかったよw
決死の覚悟で突入する父の姿に涙する?はずのシーンなのに、
あれじゃどう見てもテレビ局を乗っ取ろうとしてるテロリストにしか見えないww
他にも随所で思わずズサーってしたくなるシーンが多々ありました。
続いてありえんのが南空ナオミ、この人に関しては後で詳しく。
あとは・・・ミサがなぁ。人云々はさて置くけど声のイメージが違いすぎた。
後編はまだ割りとよかったけど前編のちょろっと出てた時のはありえんかった。
個人的なイメージだとミサはもっと高い感じの声な気がしてました。
それと全然関係ないけど出目川はもっと太ってる人を使うべき。
なんか中途半端な感じがして悪どい感じがイマイチ出てなかったかと。
後は刑事一行。特徴なさすぎ。正直劇中では松田以外誰が誰だか分からなかった。
今ウィキペディアで調べてみたら井出っていなかったんだね(笑)
どれが誰だか全然わからなかったから普通にいるものだと思ってました。
松田も役者ってよりは言動で判別ついてただけだったしね。
主役のライトとLの2人は雰囲気も出てたしなかなかよかったと思うけど、
周りの脇役にミスキャストが目立ってたかなぁという感じは否めません。
ただワタリに関してだけはまさにこの人!って感じでハマリ役でしたね。
あとリュークの声もよかった!
あと適役かどうかはさて置き粧裕(ライトの妹)役の子が上手いなぁと思いました。
が、周りには同意してくれる人がまったくいなくて寂しいです。
誰かそう思う人いないですかね?(笑)
さて、続いて各話ごとにストーリーの感想でも書いてみようと思います。
以下ネタバレ解禁します、ご注意を!
-前編-
とりあえずツッコミどころから、というかツッコミだけで終わりそうですが。
その1:
<ナオミはあんなアホの子(というよりDQN)じゃない>
なんでライトに対して面と向かって「お前がキラだろ!」とか言うわけ?
挙句の果てにはライトにキラだと自白させるために拉致監禁までしでかすし。
もはやどっちが犯罪者なんだかわからないような有様でした。
原作のナオミとはあまりにもかけ離れすぎてて
正直観ててイライラしか出てきませんでした。
原作のナオミはもっとクールに冷静沈着にライトを追い込む人だったのになぁ。
まぁ結局ライトに敗れて死んじゃうじゃん、ってツッコミはおいといてね。
とりあえずこの作品がダメダメになった全ての元凶はこのナオミの馬鹿っぷりかと。
その2:
<渋井丸拓男が大物になりすぎて吹いた>
渋井丸拓男と言えば女性をナンパして変に絡んでるところを殺される人ですよ。
いわばそれだけで殺されちゃう原作ではある意味ちょっと哀れな存在だったんです。
それがなぜあんな凶悪な殺人犯に!?w
その3:
<ライトの一人称が統一されてない>
随所で「僕」だったり「俺」だったりしてなんか違和感が。。。
特にあるシーンでは俺俺連呼してて思わず「俺」じゃねーよ!ってツッコンでましたw
その4:
<ライトの行動が所々で軽率すぎる>
1番顕著なのが冒頭の人ごみのシーン。
何故周囲に人だらけの街中で平気な顔してノートに名前を書くんだよ!?
まぁそれを誰かが気にするということはないだろうけど、
原作じゃそんなこと絶対しないよね。
他にもいくらでもあるけど挙げたらキリがないんでこの辺でやめときます。
とりあえず特に気になったのはこんなとこかなぁ、
って1つ忘れてた。たぶんこれは観たほとんどの人が思ったことでしょう。
その5:レイ・イワマツって誰だよwwwwww
-後編-
さて後編ですが、こっちは思っていたよりはよかったです。
細かいツッコミポイントはまぁあるにはありますが前編に比べれば遥かにマシでした。
ただ、このシーンをやって欲しかった!
って思ってたシーンがけっこうカットされてたのが残念でしたね。
1番残念だったのがライトとLの殴り合いの部分が丸ごとカットだったこと。
ライトとLが似たもの同士であることを何よりも表現してるシーンだと思ってただけにね。
ストーリーは原作で言えば第2のキラ誕生からL死亡の辺りくらいまで。
ただし2時間強にまとめるのと、そこで完結するために所々改ざんんされてます。
ネタバレ上等で暴露しちゃうとヨツバは登場せず。
ヨツバの代わりにキラを使って伸びる存在となるのはさくらTV。
そして火口の代役とも言うべきレムのノートの行き先は、
さくらTVのアナウンサーにジョブチェンジしちゃってる高田でした。
最期の死に様とかは火口そっくりでしたね。
かなり映画用に簡易化されてはいたものの、
この辺りの組み込み方はなかなか良かったと思います。
あと最期の結末、ここも賛否両論あるとは思いますが僕は評価しますね。
原作の最終話にかなり近い状況が作られていました。
もちろん父は生きてる状態で、魅上やニアはいなかったけどね。
他にも特に結末周辺には原作の結末(ライトvsニアの構図)部分を
意識してる箇所が多々あるように見えました。
ノートのすり替えトリックには思わず「ジェバンニのことかあああ」
って感じになりました。 他にも松田が最後にいいところをもってく部分とかw
まぁ、他にも色々です。
一方映画オリジナルの描写で1箇所だけこれは良かったと思う部分がありました。
ライトが勝利を確信し、ノートに父親の総一郎の名前を書くシーンがあるのです。
その場にはミサがいて、この時ミサはライトに対して僅かに反抗するんです。
このシーンで、ミサがどれだけ家族を大事に思っていたかを描き、
その思いの大きさを表現していたと思います。
ライトを完璧に絶対視し、全て言いなりだった原作にはない描写だったと思います。
色々ツッコミはもちろんあったけど、後編は意外と楽しめました。
正直原作Loveな自分としては物足りない部分もあったけどね。
あと最後に1つだけ。模木さんかわいそす(´・ω・`)
とまぁこんな感じの映画版デスノートの感想でしたとさ。
結論として、前編は絶対許せない。後編はまぁまぁってとこかな。
金曜ロードショーで2週連続放送されていたので両方観ました。
前編は以前やってたのを観てたので2回目、後編は今回初見でした。
前編はあまりのぶっ飛び具合に正直ゲンナリしましたが、
後編はまぁ思っていたよりは良かったですね。
とは言えこれは前編があまりにアレだったからそう思えただけかもとは思います。
両方通してとりあえずツッコミどころは満載でした。特に前編は酷いですw
賛否両論あるとは思いますが原作信者な自分の率直な感想としては、
後編はともかく前編は許せないですね。観てて呆れてきちゃうくらいでした。
後編は割と原作になぞって進行されてはいるのですが所詮は映画、
やっぱりところどころ変にずれてるなぁという印象はありました。
まぁ初期設定の時点でズレが生じるのは仕方ない感じではあるけどね。
原作では高校生からスタートなのを大学生から開始にしてるんだし。
ただ、結末に関してはそこそこ無難な感じに落ち着いてはいたかと思います。
さて、では感想を書いていこうと思います。まずはキャスティングから。
どう見てもミスキャスト多すぎです、本当にありがとうございました。
とりあえず1番ありえないのが夜神父、なんで鹿賀丈史なんて使うんだよ。
ぶっちゃけあの人にあの正義の塊のような夜神父は似合わない。
だってどう考えたって悪人役ばっかりじゃんあの人。
後編のさくらTVに突入するシーンとかもうね、笑いしか出てこなかったよw
決死の覚悟で突入する父の姿に涙する?はずのシーンなのに、
あれじゃどう見てもテレビ局を乗っ取ろうとしてるテロリストにしか見えないww
他にも随所で思わずズサーってしたくなるシーンが多々ありました。
続いてありえんのが南空ナオミ、この人に関しては後で詳しく。
あとは・・・ミサがなぁ。人云々はさて置くけど声のイメージが違いすぎた。
後編はまだ割りとよかったけど前編のちょろっと出てた時のはありえんかった。
個人的なイメージだとミサはもっと高い感じの声な気がしてました。
それと全然関係ないけど出目川はもっと太ってる人を使うべき。
なんか中途半端な感じがして悪どい感じがイマイチ出てなかったかと。
後は刑事一行。特徴なさすぎ。正直劇中では松田以外誰が誰だか分からなかった。
今ウィキペディアで調べてみたら井出っていなかったんだね(笑)
どれが誰だか全然わからなかったから普通にいるものだと思ってました。
松田も役者ってよりは言動で判別ついてただけだったしね。
主役のライトとLの2人は雰囲気も出てたしなかなかよかったと思うけど、
周りの脇役にミスキャストが目立ってたかなぁという感じは否めません。
ただワタリに関してだけはまさにこの人!って感じでハマリ役でしたね。
あとリュークの声もよかった!
あと適役かどうかはさて置き粧裕(ライトの妹)役の子が上手いなぁと思いました。
が、周りには同意してくれる人がまったくいなくて寂しいです。
誰かそう思う人いないですかね?(笑)
さて、続いて各話ごとにストーリーの感想でも書いてみようと思います。
以下ネタバレ解禁します、ご注意を!
-前編-
とりあえずツッコミどころから、というかツッコミだけで終わりそうですが。
その1:
<ナオミはあんなアホの子
なんでライトに対して面と向かって「お前がキラだろ!」とか言うわけ?
挙句の果てにはライトにキラだと自白させるために拉致監禁までしでかすし。
原作のナオミとはあまりにもかけ離れすぎてて
正直観ててイライラしか出てきませんでした。
原作のナオミはもっとクールに冷静沈着にライトを追い込む人だったのになぁ。
まぁ結局ライトに敗れて死んじゃうじゃん、ってツッコミはおいといてね。
とりあえずこの作品がダメダメになった全ての元凶はこのナオミの馬鹿っぷりかと。
その2:
<渋井丸拓男が大物になりすぎて吹いた>
渋井丸拓男と言えば女性をナンパして変に絡んでるところを殺される人ですよ。
いわばそれだけで殺されちゃう原作ではある意味ちょっと哀れな存在だったんです。
それがなぜあんな凶悪な殺人犯に!?w
その3:
<ライトの一人称が統一されてない>
随所で「僕」だったり「俺」だったりしてなんか違和感が。。。
特にあるシーンでは俺俺連呼してて思わず「俺」じゃねーよ!ってツッコンでましたw
その4:
<ライトの行動が所々で軽率すぎる>
1番顕著なのが冒頭の人ごみのシーン。
何故周囲に人だらけの街中で平気な顔してノートに名前を書くんだよ!?
まぁそれを誰かが気にするということはないだろうけど、
原作じゃそんなこと絶対しないよね。
他にもいくらでもあるけど挙げたらキリがないんでこの辺でやめときます。
とりあえず特に気になったのはこんなとこかなぁ、
って1つ忘れてた。たぶんこれは観たほとんどの人が思ったことでしょう。
その5:レイ・イワマツって誰だよwwwwww
-後編-
さて後編ですが、こっちは思っていたよりはよかったです。
細かいツッコミポイントはまぁあるにはありますが前編に比べれば遥かにマシでした。
ただ、このシーンをやって欲しかった!
って思ってたシーンがけっこうカットされてたのが残念でしたね。
1番残念だったのがライトとLの殴り合いの部分が丸ごとカットだったこと。
ライトとLが似たもの同士であることを何よりも表現してるシーンだと思ってただけにね。
ストーリーは原作で言えば第2のキラ誕生からL死亡の辺りくらいまで。
ただし2時間強にまとめるのと、そこで完結するために所々改ざんんされてます。
ネタバレ上等で暴露しちゃうとヨツバは登場せず。
ヨツバの代わりにキラを使って伸びる存在となるのはさくらTV。
そして火口の代役とも言うべきレムのノートの行き先は、
さくらTVのアナウンサーにジョブチェンジしちゃってる高田でした。
最期の死に様とかは火口そっくりでしたね。
かなり映画用に簡易化されてはいたものの、
この辺りの組み込み方はなかなか良かったと思います。
あと最期の結末、ここも賛否両論あるとは思いますが僕は評価しますね。
原作の最終話にかなり近い状況が作られていました。
もちろん父は生きてる状態で、魅上やニアはいなかったけどね。
他にも特に結末周辺には原作の結末(ライトvsニアの構図)部分を
意識してる箇所が多々あるように見えました。
ノートのすり替えトリックには思わず「ジェバンニのことかあああ」
って感じになりました。 他にも松田が最後にいいところをもってく部分とかw
まぁ、他にも色々です。
一方映画オリジナルの描写で1箇所だけこれは良かったと思う部分がありました。
ライトが勝利を確信し、ノートに父親の総一郎の名前を書くシーンがあるのです。
その場にはミサがいて、この時ミサはライトに対して僅かに反抗するんです。
このシーンで、ミサがどれだけ家族を大事に思っていたかを描き、
その思いの大きさを表現していたと思います。
ライトを完璧に絶対視し、全て言いなりだった原作にはない描写だったと思います。
色々ツッコミはもちろんあったけど、後編は意外と楽しめました。
正直原作Loveな自分としては物足りない部分もあったけどね。
あと最後に1つだけ。模木さんかわいそす(´・ω・`)
とまぁこんな感じの映画版デスノートの感想でしたとさ。
結論として、前編は絶対許せない。後編はまぁまぁってとこかな。
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