この日は、3学年上、つまり僕らが大学1年だった時の4年生の先輩が、
先輩たちの代から僕らの代で集まる企画を立ててくれて、
みんなで集ってお昼を食べました。

単純に先輩方とは会いたかったから参加はしたけど、
実を言うと最初はちょっと複雑な心境でした。
とりあえずうちの学年の女子連中は先輩たち大好きなので、
たくさん来ることは容易に想像がついたのですが、
男5人がどれだけ来るのかが微妙な状態だったので。
自分は行くとして、もう1人相方的な人は行かないことを表明済み、
1人は5年生で今年就活なのでたぶん来ないかなと。
残り2人は実家が遠方で既に大学近くの家からは引き払ってる状態だったからね。
同級生男が自分が1人だったらと思うとゾっとするものはあったのです。
もしそんな状況になったらアウェーもいいところだからね。

結果としては遠方組の2人が実家から来ていたのでバランスよくみんないたんだけどね。
同級生が9人、先輩方が合計13人の合計22人も集まってくれました。
かなり遠方からも来て頂いた先輩方もいて、本当に感謝ですね。
とりあえず事前の心配は杞憂に終わってよかったです。

そして12時過ぎにみんなで集まり遅刻者を待ちつつ雑談。
全員集まったところでレストランへ。
2時間のコース料理でピザ食べ放題のイタリアンな雰囲気の良いレストランでした。
まずは今ではすっかりやらなくなった「くじ引き」による席決めからでした。
自分らが1年生の頃は本当によくやってたんだよね、くじびき。
旅行の部屋割りとか飲み会の時の席決めとか。ちょっと懐かしかったです。
旅行の部屋割りに関しては今ではもっとカオスなことになってますが

話は意外と盛り上がり普通にけっこう楽しめました。
まぁ席的なこともあり自分は相手なくただボーっとしてる時もありましたが。
でもまぁ、先輩方の近況とか、その辺諸々も色々聞けたし良かったです。
2時間だけだったので時間はあっという間に過ぎていきました。

そしてその後は帰る先輩か帰宅し、残りはぐだぐだ。
これまた懐かしい2次会まったくのノープランだったようで。
色々話した結果カラオケに行くこととなりました。
実にたぶん半年くらい振りのカラオケでした。3部屋に分かれて開始。

自分が入った部屋では何故か1曲目が「創聖のアクエリオン」でした。
一般人の集ったカラオケのハズなのに何故・・・
案の定全然知らないらしくて撃沈してました。
おそらく1万年と2千年前から愛したかっただけだったんだと思います(笑)
たぶんあの部屋でフルでしっかり歌えただろう人は俺だけだった。
まぁ自分もニコニコでしか知らないわけだけど、
組曲にも入ってるしあれだけ色々使われてりゃ覚えちゃいますwww

ただ、アクエリオン自体は割とみんな知ってたようでした。
パチンコ効果って意外と恐ろしいものですね。

その後は卒業メドレーとか年代別のメドレーが何回か続き、
普通にみんなが歌いだした頃に気づいたんです。
入ってる機械がJOYSOUNDだったことに。 となればやることは1つ。

「みくみくにしてあげる♪」と「恋スルVOC@LOID」の配信をこの目で確認しました。
ミク廃で悪かったな!
ただまぁ、さすがに歌う勇気はなかったけどね。
あくまであの場にいたのは一般人だけだったし。
でも「歌に形はないけれど」の配信が既に始まってたら歌ってたかも知れない。
他にもcelluloidとかファインダーとかDaybreakとかうろたんだーとかは普通に配信して欲しい!w
というかLivetuneのRe-Packageとかは全曲配信してもいいと思うんだ。

ちなみに送信の履歴も見てみたんだけど、ほんの数ページ遡っただけで

みくみくにしてあげる♪が2回も歌われてました。 

これはさすがにちょっと笑えました。

と、なんか話が(ミク的な意味で)逸れましたが普通にカラオケしてましたよ。
2時間歌って6時に終了しました。
その後は夕飯食べに行くんだが飲むんだかで数人は残りましたが、
僕はここで帰りました。何してたわけでもないんだけどやっぱりちょっと疲れてね。
でもまぁ、とにかく楽しかった1日でした♪
企画してくれた先輩方、遠くから来てくれた先輩方、本当にありがとうございました☆

以下独り言。ちょっと思ったことを書いておきます。

上にも書きましたが、本当に「楽しかった」んです。
自分は正直そこまで先輩たちに好かれていた訳ではないし(自分は好いてたけど)
周りにいたのは自分の中では「敵」として認識してた4年女子ばっかりだったのに。
正直、不思議な心境でしたね。

ただ、「楽しい」と感じれた理由はなんとなくだけど分かったんです。
たぶん、難しく考えることをやめたからなんだと思う。
色々と細かいことをあーだこーだ考えるのをやめて、
卒業まで残り少ない「今」を楽しむことに決めたから。
だからサークルの活動も最後は本当に楽しめたし、
こういう集まりも楽しく過ごせたんだと思う。

そりゃ基本的に4年女子の集団は閉塞的で見ててむかつくし、
その言動にカチンと来ることも今回の集まりの中でも少なからずあったけど、
まぁそんなもん仕方ないんだよなって。
別に個々人の人間としては、真っ向から拒絶したくなるほど嫌いな人はいないし、
個人と話してる分には普通に楽しいものだったんだな。
ということに今さらながら気づかされたのです。
一時期本当に見てるだけでも虫唾が走ってたような時もあったけど、
それはある意味無理やり嫌おうとしてた部分もあったんだろうと今は思います。

きっと、色々小難しいことを考えてたのは自分だけだったんだと思う。
女子連中の(少なくとも)サークルに対する行動基準は実に単純だったんだと思う。
「楽しかったから参加してた」 「楽しくなくなったから参加するのをやめた」
たぶんこれだけなんだろうなと思った。ある意味当たり前の行動だと思う。
自分とは選んだ道が違ってた、ただそれだけのことなんだと。
確かに自分にとってもサークルが楽しくない時期というのはあった。

その時の自分は自分にとって楽しくするために戦う道を選んだ。
女子連中はサークルを捨てて身内だけで仲良くすること選んだ。

たったこれだけの差だったんだと思う。
そして別にそれは選択が違っただけで、
向こうの選択も「絶対に間違ってる」と全面否定できるほどのものではない。
まぁ自分はそういう考え方は好きではないけどね。

その結果、得られたものも違ってきたんだと思う。
僕が得たものは後輩たちからの揺るがない信頼(だと思いたい)、
女子連中の選択が与えたものは同級生間の熱い友情なんだと思う。
その代償に後輩達からは「幽霊部員」とか「よくわからないけど先輩らしい人」
程度にしか認識されていないんだと思う。

自分はそうは在りたくなかったから戦う道を選んだ。
その結果それ相応の関係は築けたと思う。
もちろん自分にだって同期連中との友好関係がないわけじゃないけど、
やっぱり女子連中ほどの密着した関係にはなれなかったと思う。
4年になってからは特にバラバラに行動してたし、
元々その点ではクールな人間が集まってたと思うしね。

4年の男5人のうち、最後までサークルに近い位置に残ってたのが自分だと思う。
1人は全サークルを統括する組織のトップに立ちそっちの業務に追われ、
やっぱり1サークルとの関わりは希薄になってたと言わざるを得ない。
1人は卒業が危うく、単位稼ぎが大変でほとんど顔を出さず。
(元々そこまで頻繁に来てた人ではないしね)
1人は就職が決めれず今でも就活で戦い続けてて、
最後の1人は4年での卒業が出来ずにもう1年大学生を続ける状態に。
彼も今では就活で忙しく過ごしているようです。

そんな5人だったからね。
4年になってからまとまって何かをするという機会はほとんどありませんでした。
たぶん一同に集まったのって夏休みの旅行だけなんじゃないかなぁ。

と、話が色々とあらぬ方向に逸れたりはしたものの、
結局言いたかったのは「あんなにカリカリしてなくても良かったんだろうなぁ」
ということでした。
それで自分だけイライラしてるのはハッキリ言って馬鹿馬鹿しいし勿体ない。
そんなことを卒業を直前に控えた今になって気づいちゃったというお話でした。

卒業まであと2日

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