祝 ★ オリコン週間4位!

ということで初音ミクベストです。
4位というのはボーカロイドCDで史上最高位タイです。
こちらは「インパクトのある曲」を集めた
ドワンゴサイドから発売された1枚です。
確かにそれっぽい曲が集まってますね。
ということで、今回もみっちり書きますよ!

●収録曲 / 製作者名(敬称略)●
1. intro ~らんらんるー~ / OSTER project
2. みくみくにしてあげる♪【してやんよ】 / ika
3. 恋スルVOC@LOID / OSTER project
4. 少し楽しくなる時報 / 19’s Sound Factory
5. ハト / 風見レン
6. ブラック★ロックシューター / supercell
7. Ievan Polkka (Replica ver.) / Otomania
8. Last Night,Good Night / livetune(kz)
9. ぽっぴっぽー / ラマーズP
10. 方向音痴 / アゴアニキ
11. 恋は戦争 / supercell
12. 君をのせて / 麻太郎P
13. magnet / minato(流星P)
14. ロミオとシンデレラ / doriko
15. サラリーマンのうた / 彩音 ~xion~
16. outro ~ふぅ、アリガト!ぺこり♪~ / デッドボールP
Special Track
17.卑怯戦隊うろたんだー / シンP



公式サイトはコチラ。
http://d-age.jp/binarymixx/mhcl1568/

初音ミクwiki内本CDのページはこちら
http://www5.atwiki.jp/hmiku/pages/5898.html

[オリコン動向]
デイリー:初登場(8月25日)3位→4位→6位→4位→4位→4位→4位
週間:4位




今回の初音ミクベストが今までのボカロCDと違う最大のポイントは、

カバー曲を収録したこと

にあると思います。

こちらの"impacts"にはあのロイツマこと"Ievan Pollka"と、
天空の城ラピュタの「君をのせて」が収録されています。

これには賛否両論あるようですが、個人的に偉大な一歩だと思います。
今まではどうしても権利等の関係上どうしても収録が難しいとされていたカバー曲。
それが通ったということは、非常に大きいと思います。
将来、もしかしたらカバー曲のアルバムなんてもの出るかも知れません。
そういった可能性の礎になるベストアルバムとなる(のかも知れない)のですよ。

それに、元々初音ミクのブームの始まりはカバー曲からでした。
当時ニコニコ内で流行っていた作品の主題歌などを歌わせたものが、
発売直後(本当に1,2週間くらいのことでしたが)は主流でした。

そこからオリジナル曲へとシフトしていくきっかけとなった作品の1つが、
「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」や「恋スルVOC@LOID」でした。
そんな歴史を思い起こさせるラインナップとなっています。

では前置きはこのくらいにして今回も全曲、簡易感想いきますよ♪
今回、曲によってかなりコメントの量に差がついてしまいました。
既存の一般流通CDに収録されているものはやはり語ることも少なくなってしまうし、
思い入れの強い曲や聴いた時の衝撃が強かった曲はどうしても長くなってしまいます。

なお、今回は今までに発売された一般流通CDでの収録状況のオマケつきです。
初音ミクwiki等で調べたので恐らく漏れはないはずですが、
万一間違い等ありましたらご連絡ください。
ただし、同人CDやiTunesでの配信までは把握しきれていないので悪しからず。



○全曲簡易感想○

1.intro ~らんらんるー~

なぜ「らんらんるー」??w
このアルバムがニコニコ動画、ドワンゴサイドで作られたことを象徴していますね。
しかし相変わらずOSTER氏の喋りの上手さが際立っています。


2.みくみくにしてあげる♪【してやんよ】
●「ニコニコ動画せれくちょん」収録●

ニコニコ動画に投稿されたその時から、初音ミクの代名詞とも言える曲に。
この曲の与えた「インパクト」は非常に大きいものでしたし、
やはりこのCDで真っ先に来るべきはこの曲でしょう。
「初音ミク」はこの曲とともにここまで来たと言っても過言ではないと思えます。
初音ミクを語る上で、欠かすことの出来ない1曲でしょう。

ボーカロイドオンリーのCDには待望の初収録です。

音的には、ニコニコのそれとさほど差はないですね。
全体的にクリアになり、聴きやすくなった印象はありますが。


3.恋スルVOC@LOID
●「ニコニコ動画せれくちょん」「みくのかんづめ」「Vocarhythm」収録●

続いて、ボーカロイドオリジナル曲のさきがけと言えるこの曲。
この曲がきっかけでミクオリジナル曲が流行りだしたのも既に2年近く前のこと。
現時点で、もっとも多くの一般流通CDに収録されているのがこの曲です。
音質的にはこれもニコニコ動画よりは全体的に良いものの、劇的な変化はなさそう。
Vocarhythmの音源と同じかな?

この曲はミクを擬人化してその心境を歌わせるオリジナル曲の始まりと言える気がします。
その心理を上手に詞に表現しているOSTER氏の作詞センスはさすが。


4.少し楽しくなる時報
★初収録★


ニコニコ動画の運営が勝手に作った「時報」
そんな今でも毎回のようにウザがられている時報を曲にしてしまったのがコレ。
のちに本当に運営が時報として使い話題になったのも今は昔。
これもまた、インパクトあったよなぁ。

その作詞センスや曲中の時報部分の声の重ね合わせなど、
曲としてのつくりが普通に上手いから困る。
詞はニコニコ動画をモチーフにしたものだけど、
曲はそれだけでも普通に聴ける感じに仕上がってます。

と言うかこの曲、正式な曲名が「少し楽しくなる時報」なんだね。
てっきり曲名は"Time Signal"だとばかり思っていたし、そう願ってたんだけど。。。


5.ハト
●「ニコニコ動画せれくちょん~才能の無駄遣い~」収録●

自分はCDで聴いたのは初めてだったのですが、その音質に驚きました。
ニコニコ動画や配布されているMP3よりもかなり進化しています。
特に打楽器(の中でもシンバル)がかなりいい味を出しています。
ミクの声やメロディライン以外の音が、MP3よりもかなり存在感が出ていますね。

1羽のハトを巡る、神話的な響きのある物語を歌詞、曲で描いている名作です。
これも2007年の曲だし、今では意外と知らない人も多いのでは?
オススメですよー。

でもこれはどっちかというとmemories向きの曲じゃないかって思うんだ。


6.ブラック★ロックシューター
●「supercell」「ニコニコ動画せれくちょん~才能の無駄遣い~」収録●

アニメ化も決定して話題沸騰中のこの曲。
CDでは初めて聴いたのですが、大きな変化はないもののなかなか良いですね。
これはニコニコやMP3よりもミクの声がよりクリアになっている印象。

ちなみに1回だけカラオケで歌ったこともあるのですが、
高音域になる部分がほとんどなく歌いやすかったですw


7.Ievan Pollka(Replica ver.)
★初収録★


今回のベストの目玉の1つと言えよう「カバー曲の収録」 その1発目がこの曲です。
今や半公式となっている「初音ミク=ネギ好き」という設定はこの曲から生まれました。
最初期にはみくみくとこれで双璧とまで呼ばれていました。

実は未だにこの曲が何語なのか詳しくは分からないのですが、
本当に見事な調声技術だと思いますね。
当時のニコ動の空耳ブームに上手く便乗した結果なんだろうなぁ、
と今になっては思います。


8.Last Night, Good Night
●「Re:package」収録●

その壮大なスケールに、投稿当初は誰もが驚いたことでしょう。
ミクの得意な音域や、VOCALOIDの特性を最大限に活用している曲だと思います。
まさに「ボーカロイドが歌うための曲」ですよね、これは。
音質的にはやはりRe:packageのものと変わらないかと思います。

製作者であるkzさんがニコニコを去ってから既に1年以上が過ぎますが、
未だに話の種にも出るしボカランにも姿を出す。
物凄いことだと思うのです。それだけこの曲が評価され続けているということでしょう。

でも、既にニコニコにいないkzさんの曲をこのCDに入れたのはどうなんだろう?
と個人的にはちょっと気になります。memoriesの方ならまだ分かるけど。。。


9.ぽっぴっぽー
●「Vocalostar」収録●

ここでもまさかのぽっぴっぽー。謎の中毒性がある怖い曲です。
Vocalostarと同じ編曲になっており1番が日本語、2番が英語になっています。
音源も恐らくいっしょでしょう。相変わらずミクでこの英語の発音はお見事。

と、見事にVocalostarのレビューと同じコメントになってしまった。
正直コメントに困るんだ。この曲は。


10.方向音痴
★初収録★


申し訳ないけどこの曲だけはパスで。
ファンの人には悪いけど、よっこらせ(笑)のPVの影響が強すぎたせいか、
この人の作る曲の良さはどうしても、まったく理解できないんだ。

一応改めて聴いてはみたけど、正直特に感じることもなく。
流し聴きではなく、ちゃんと聴いてる時は飛ばしちゃってます。



11.恋は戦争
●「supercell」収録●

正直supercellの曲の中でもあまり好きな方ではなかったんだけど、
このCDで聴いてみてその評価を改めることになりました。
最初に聴いた時、歌い始めだけで鳥肌が立ちました。
ニコニコ動画やHPで配布されているMP3とはまったく別次元な仕上がり。

バックの楽器が段違いにこっちの方が良く、特にパーカッション部分が秀逸すぎる。
前奏や間奏でそれが際立っており、良い意味でミクの声だけが主役じゃなくなってます。
後はサビの部分ミクの声を曇らせることはないのに、バックの音も存在感があって。

でも1番はやっぱりの歌い始め「もう行き場がないわ この恋の熱量」の部分。
動画やMP3にはないノイズの入った低音を重ねており、
それがこの曲の持つ重厚な感じを更に演出しているように感じました。

間違いなくCDで聴くことに意味のある1曲となってくれました。


12.君をのせて
★初収録★


収録に1番驚いた本CDのカバー曲の2つ目。
もちろんまったく同名のオリジナル曲などではなく、
正真正銘「『天空の城ラピュタ』のエンディング曲」の君を乗せてです。
正直、よくジブリが許可出したよなぁと思います。

この君を乗せて、最近ではあまり見なくなった「全部ミク」です。
つまり、歌の部分だけでなく伴奏のピアノやその他の楽器まで、
すべてを初音ミクの声で作っている作品です。
ハモネプとかを想像すると分かりやすいでしょうか。

また、だからと言って本来の歌部分がおろそかになっているでもなく、
メインメロディはもちろんのこと、アルトや男声パート、
コーラスに至るまで本当によく作りこまれています。
学校の合唱などで歌ったことのある人にはたまらない出来のハズです。

また、製作者の麻太郎さんは「君をのせて」以外にも
様々なジブリ楽曲を「全部ミク」で歌わせており、どれも素晴らしい出来です。
ぜひ他の曲も聴いてみて欲しいです。



13.magnet
★初収録★


一般流通CDでは初収録のmagnet。
収録曲を見たときに感じた「この曲だけミク以外を使っている」ということ。
実際に聴いてみても、この曲が自分の好みではなかったという点を差し引いても、
正直ちょっと違うよな、とやっぱり違和感を感じてしまいました。
もちろん曲や声の良さはわかってはいるつもりですけどね。

元々の動画でもかなり音質が良かったこともありますが、
ニコニコのそれとそこまで差があるようには思えませんでした。
とは言え、この曲は歌入りのMP3は配布されていなかったので、
本CDでの収録が嬉しかったのもまた事実ですけどね。


14.ロミオとシンデレラ
★初収録★


これも恋は戦争と同じくらい、いやそれ以上に震えた。
出だしの1フレーズで鳥肌が立ったし。
どうしてdorikoさんの曲はCDになるといつも別次元な仕上がりになるんだ?
Vocarhythmで「夕日坂」を聴いた時にも匹敵する程の衝撃を受けました。
1回CDで聴いちゃうと、もうニコニコやHPで落とせるMP3とか聴けないよこれ。
この1週間で相当聴き込んだけど、未だにこの曲が始まると心躍ります。

何がそんなに違うのか気になって、何回もニコニコとCDで聴き比べてみました。
比べた印象としては楽器の種類や音階は変えてないよね?
1つ感じたのはミクの音量はそのままに、他の楽器の音を全体的に大きくしたかな。
でも、それよりも歌も演奏も、特に楽器の音の深みが全然違う感じ。
DTMも楽器もド素人だから専門的なことは分からないけど、
そんなド素人でもここまでハッキリと違いを認識できるんだからすごい。
これこそまさにCD音質!って感じでした。
これをマスタリングの差って言うのかなぁと感じました。

数々の童話や文学作品を融合させた歌詞、
今までにない感じながらdorikoらしさも感じられる曲調、
そしてミクバラードの神とまで呼ばれたその調声センス。
間違いなく名曲中の名曲です。


15.サラリーマンのうた
★初収録★


これまた意外なところから出てきました。
この曲の収録も個人的にはちょっとビックリしましたね。
恐らく一般CD初収録だし今後も別のCDで収録されることもない気がする。

さて、この曲は自宅と会社の往復なサラリーマン生活の悲哀を描いた曲。ってこれ「通勤快速!?」
そんな生活の中にも小さな幸せは探せばあるものだ、と呼びかけるような曲ですよね。

妙に落ち着くメロディと声、それにシュールだが温かみもある歌詞が合わさり、
非常に和やかな1曲となっています。
ここまで非常にインパクトのある曲ばかりが続いていただけに、
最後の最後でこういう落ち着く曲を持ってきたのは以外でした。
が、それはそれでアリかな~といざ聴いてみると思えてくるから不思議。


16.outro~ふぅ、アリガト!ぺこり♪~

初期のデPのアレな曲シリーズの〆に毎回言われていたあの「ぺこり」です。
さすがに「既成事実」や「私は人間じゃないから」をそのまま収録は出来なかったのでしょう。
収録されてたらされてたで非常に「インパクト」はあったと思いますが(笑)
今回デPの参戦はこれだけ、時間にするとたったの6秒ですが、
それだけでここまで存在感を放てるのはもはやデPしかいないと思うんだw


Special Track
17.卑怯戦隊うろたんだー

●「ニコニコ動画せれくちょん~才能の無駄遣い~」「Vocalostar」収録●

これを普通の扱いではなく、ボーナストラックにしていたのは大正解。
普通に入ってるmagnetには違和感を感じてしまいましたが、
あくまで最後の「オマケ」として考えればそれなりにアリと思えてしまうのが不思議。
確かに他の曲とはかなり違う意味で「インパクト」はあったもんなぁ。

ちなみにVocalostarに入っている通常ver(KAITO・ミク・MEIKOの3人)と差別化されており、
そういう意味でも良かったと思います。
ちなみにリンレンも含めた5人バージョンではありますが、「とかち仕様」ではありません。
おそらくこのCDに収録するために調声しなおしたのでしょうね。
その辺の芸の細かさがさすがはシンPです。

あと最後に、どうしてもこの一言だけ言わずにはいられない。

「初音ミクベスト」なのにKAITOがメインのうろたんが収録されるなんて卑怯だ!!




●収録曲・曲順に関して●
各曲のコメントでも少し触れていたのでその部分に関しては箇条書きで。

・"magnet"の収録は「初音ミクベスト」としてはどうなの?
・既にニコニコから去っているkzさんの"Last Night, Good Night"を
 「impacts」に入れるのはどうなの?
・"Last Night, Good Night"と「ハト」はどちらかというとmemories向きでは?
・「サラリーマンのうた」はちょっと意外な選曲だったけど悪くなかった
・うろたんは「オマケ」として考えればまぁあり。でも卑怯だとは思う

その他に思ったところを書いていきます。まず、曲順に関して。

最初はみくみく、恋スルVOC@LOID、時報にハトと07年~08年初期の曲が集まってます。
ベストアルバムという特性を考えると、ある程度時系列に沿っているのは大事ですよね。
序盤は初期の名曲で集めたというのは良かったなと思います。
どうせならロイツマも時報の前くらいに持ってくればよかったのに。

続いて、wikiのコメントにもあったけど、
"Last Night, Good Night"の後に「ぽっぴっぽー」は悪いけどない。
"Last Night, Good Night"の余韻が一気にぶっ飛んじゃいます。
Vocalostarの時に感じた「桜の季節」の後の「トルコ行進曲オワタ」と同じ感じ。
本当にこの類のネタ曲は置く場所が難しいなと感じます。
置いてある場所によってCDそのものの印象もガラッと変わってしまうんだから。

それから「恋は戦争」と「君をのせて」が隣り合わせになっていますが・・・
コレ、どう考えても「222戦争」を意識してますよね。
この辺のこだわりが感じられるのは個人的にGOOD。

順番に関してはこんなところでしょうか。
"Last Night, Good Night"→「ぽっぴっぽー」だけはどうかと思ったけど、
それ以外の部分は概ね不満はないですね。

続いて収録曲。
"Last Night, Good Night"とハトがmemories向きだと感じたことは既に書きましたが、
他はまずまずいいんじゃないでしょうか。
どの曲もそれぞれに「インパクト」があるものが選ばれていると思います。
が、それだけにどうしても感じてしまったことが1つ。

物凄い数の曲の中から選んでるわけだし、そういうことがあるのが仕方ないことも分かる。
でも、それでも、これだけは言わずにはいられない。

どうしてcosMoさんの曲がないんだ?


cosMoさんと言えば人間だと舌が回らず到底歌えないような超早口、
人間では対応しきれないだろう転調の多用や超高音域の多用など、
ボーカロイドならではな楽曲を次々製作している有名な作者さんである。
そんな彼(彼女?)の作る曲は、とてもインパクトがあるものばかりなのに。

知名度・技術・コンセプトと全ての点においてこのアルバムと合致してると思うんだけどなぁ。
その筆頭とも言えるのはやはり「初音ミクの消失」なんだろうけど、
別に消失じゃなくてもいいから何か1曲欲しかったという点はどうしても拭えない。

これだけはどうしても思ってしまったため、
言うだけ野暮なのは分かった上でも書かせてもらいました。
他にも思うことは多少あるけど、言っても仕方ないのも分かるのでこれ以上はやめときます。

ちなみに、他のボーカロイドCDと重なって収録されている曲も確かに多いですが、
実際聴いてみると懸念していたほど気にはなりませんでした。
これまでに出た全てのボーカロイドCDを所持している訳ではないからね。
「ニコニコ動画せれくちょん」なんてまったく買う気しなかったし
実際確認してみたら自分が持っているCDでまったく重なっているのは、

3. 恋スルVOC@LOID、8.Last Night,Good Night、9.ぽっぴっぽー

の3曲だけでした。
うろたんも重複だけど3人verと5人verで違ってるし、これはカウントせず。
supercellを買ってないからってこともあるだろうけど、意外と少なかったです。


○まとめ○

収録曲の豪華さもさることながら、2種類発売することを活かした
「インパクト」というコンセプトに沿った良いアルバムだったと思います。
上記に挙げたような多少の不満は正直ありますが、
数ある楽曲の中から選ばれた17曲?ですからね。

ベストアルバムである以上、当然ある程度以上の知名度がある曲を集めなくてはなりません。
人気楽曲に偏ってしまうのは今回に限っては仕方ないことだと思います。
それに文句ばかり言ってる人もそれなりにいるようですが、
自分のお気に入りばかりのアルバムが欲しければMP3集めて自分でCD-Rに焼けって話です。

そんな中でも「サラリーマンのうた」など、個人的には意外な選曲もありよかったです。

というかMP3から劇的に変化していた「恋は戦争」と「ロミオとシンデレラ」
それに全部ミクの「君をのせて」の3つが聴けただけでも間違いなく「買い」でした。

ただ、収録時間は約58分ともう1枚の"memories"と比べるとだいぶ短め。
できればもう1曲何か欲しかったと思うのも事実。(それこそ「初音ミクの消失」とかw)

よくまとまっていない気はしますが以上でレビューを終わりたいと思います。
最後のたった6秒だけしか出てないのにデPの存在感が異常。



●オマケ●
このアルバムの収録曲のうち、

2. みくみくにしてあげる♪【してやんよ】
3. 恋スルVOC@LOID
5. ハト
6. ブラック★ロックシューター
7. Ievan Polkka
10. 方向音痴
11. 恋は戦争
12. 君をのせて
13. magnet
14. ロミオとシンデレラ

はJOYSOUNDで歌えるor近日配信開始予定なんだね。
introとoutro除けば3分の2が歌えるとか・・・
まぁロイツマと君をのせてはボカロ関係ではないがw
しかし本当にすごい世の中になったものだ。


ずっと恋しくてシンデレラ
征服だけで駆けていくわ
魔法よ時間を止めてよ
悪い人に 邪魔されちゃうわ

逃げ出したいのジュリエット
でもその名前で呼ばないで
そうよね 結ばれなくちゃね
そうじゃないと楽しくないわ

ねえ 私と生きてくれる?

ロミオとシンデレラ / doriko


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