ライトノベル布教??
ライトノベル布教??
ライトノベル布教??
少し前に、高校時代の友達(女子)から
「○○ってライトノベルを読んだりする?」というメールが来ました。
それでしばらくやり取りをし、細かい経緯は省くけど最終的には、
「オススメがあったら何か貸してくれ。」とのことでした。
(ちなみに写真1枚目&2枚目はmyラノベ本棚)
今日はその友人に貸すために新宿まで出陣してきました。

ちなみにその友人はライトノベルのラの字も知らないような人で、
「魔法とか異世界的なものが出て、あと萌え要素がある女の子が・・・」
といったある種偏ったイメージを持っていたようで。
間違っちゃないけど、微妙にズレてる気が正直しましたw
(と言っても実際そんな作品も多いので否定はしきれないですねw)

昼過ぎに新宿で落ち合い、とりあえず彼女おすすめの喫茶店へ。
そこでまずは独断と偏見で選んできた本の受け渡しを。


それなりに考えて、今回選んだのは以下の8+1冊

・キノの旅1~3(電撃)
・くじびき勇者さま1~3(HJ)
・文学少女と死にたがりの道化(ファミ通)
・涼宮ハルヒの憂鬱(スニーカー)
・ライトノベル「超」入門(ソフトバンク新書)



●各作品を選んだ理由●

・キノの旅
「何かおすすめある?」と聞かれまず浮かんできたのが「キノの旅」でした。
1話完結の短編集なので時間がなくても読めるし、
忙しいライトノベル初心者にはうってつけかと。
それでいて非常にライトノベルらしい作品(だと自分は思う)のでね。
あと、彼女の中のラノベ=萌えというイメージが強そうだったので、
「別に萌える女の子がいなくてもライトノベルは成り立つ」
ということを証明したかったというのもあります(笑)

・文学少女
これだけは外せません。ここぞとばかりに布教します。
生涯最高にハマった作品だと自信を持って言える作品なのでね。
とは言え読み手を選ぶ作品だとは思うし、とりあえずは1冊だけ。
加えて一時的といえども手放すのに少し躊躇ったのでという理由でもある
ラノベは初でも本自体はそれなりに読む人だと思うし、はまってくれたら万々歳w

・くじびき勇者さま
いわゆる冒険モノで、世界観が非常にしっかりしています。
王道的なストーリーと、それに反するキャラの立ち位置が良い味の本作。
ファンタジーだけど萌え小説ではない
という点から今回薦めるに当たって良さそうだったので選びました。
キノは何冊でも良かったけど、こちらは3巻で話がひと段落するので両方とも3冊に。

・ハルヒ
僕に聞く前に知人数人に聞いたところ強烈に薦められたみたいで。
正直持っていくかどうか迷ったけど、一応実物を見せてあげようと思い持参。
自分としては、彼女が最初にハルヒを読むのは正直どうかと思ったので、
「最初には読むな」と強く念を押しておきましたw
谷口「悪いことは言わん。やめとけ」

・オマケ
彼女はライトノベルがどういうものなのかに興味があったようだったので、
それを考える参考になればと思い持って行ったのが新書「ライトノベル『超』入門」
とは言え「ライトノベルが全く未知の領域の人がコレ読んでもどうなんだ?」
と感じた1冊だったんだけどね。自分にとってはそれなりに面白い本だったけど・・・
実際ラノベ未経験者が読むとどう感じるか検証する良い機会なので、
読んだらぜひ感想を聞かせて欲しいところですw


ざっと各作品の概要だけ説明し、そのまま流れでおしゃべり。
1ヶ月半くらい前に一度会ったけど、その時はゆっくり話せなかったからね。
広い意味での仕事の話などのお互いの近況に、高校時代の昔話やら、色々しました。
誰々が音信不通だの一児の母になってるだの、月日の流れを感じるものも多々w
初めて知り合った頃からはもう7年も経つわけだからね。
人生色々なのは自分だけじゃないんだなぁと改めて感じたのでした。

喫茶店を後にしてからは、ビリヤードをやろうという話に。
そのお店1階のゲーセンから「メルト」が聴こえて吹きそうだったのは秘密
お互いルールは知っていたもののそれだけだったので、
これはもう目を覆いたくなるほどのグッダグダでした。
が、そういうのががまた楽しかったりするんですよね。

その後はふと思い立ってピー年振りにプリクラなるものを撮ることにw
最近のプリクラって本当にすごいんですね。おじさんついていけません
「これはねーわwww」ってくらい美化されすぎだったww

ゲーセンを出て、小腹が空いたのでうどん屋さんでうどん食べることに。
その時隣の席のバンドマンっぽい人が初音ミクだのがくっぽいどだのと、
色々語ってたので聞き耳を立ててたのもここだけの話w

こちらでは今昔アルバイト話に大変盛り上がりました。

その後彼女の方が仕事仲間に呼び出しがあったようで解散することに。
一度ゆっくり話をしたいと思っていたし、非常に楽しい半日を過ごせました。
また、そのうち遊びたいですねー。




○オマケ○
彼女と別れた後、わざわざ新宿まで来たんだしタワーレコードに行ってきました。
以前Mixiのニュースで「新宿タワレコのアニメコーナーがすごい!」と書かれていたんでね。
どの程度のものなのか、機会があったら見てみたいと前から思ってたんですw

ざっと回ってみた印象としては正直ちょっと期待ハズレでした。
一言で言うなら「けいおん!!とハルヒばっかり」ですね。
当然他のCDもたくさんあるけど、この2作が必要以上に目立ちすぎ。
ハルヒはともかくけいおんなんて今じゃどの店行っても置いてあるんだから、
もっと幅広く色んな作品を目立たせてあげた方がいいんじゃないかと思いましたw
もちろん「タワーレコード」としてはずば抜けた品揃えだとは思うけどね。

で、自分にとって肝心なのはボーカロイド関係のCD。正直どこにあるのかすごく探しました。
アニメコーナーの五十音順で「初音ミク」として括るのはどうなんだろうなぁ?
他のボーカロイドは完全無視っすかwwwww
しかも何故かsupernovaのシリーズだけは別のコンピアルバムコーナーにあったしw

品揃えとしてはEXIT TUNES関係だけは弱いという印象でした。
Life Size NoteやVOCALOLEGEND、STARDOMシリーズなどが置いてなかったし。
でも逆に他のレーベルのものは意外と揃ってました。
んで、地味に探していた「VLSCRAMBLE」があったので買っておきました。(写真3枚目)
それでもやっぱりなかった「ボーカロイドは終末鳥の夢を見るか?」
やっぱりアニ○イト行くしかないですかそうですか・・・


渋谷タワレコに比べれば揃ってるとは思うけど、ボカロ関係はそれなりでしたね。

コメント

せん
2010年5月17日0:34

コメント失礼します~。本棚すごいですね!

最後の「ライトノベル超入門」ってちょっと面白そうですね。
私も上の日記の彼女同様、ラノベは全く読んだことがない人間で、むしろ抵抗感を持ってる方なので(偏見もあるのかもしれませんが^^;)、そういう懸念を取り払ってくれる書籍があるのはありがたいことですw(しかも新書とあらば真面目にかつ論理的に分析してくれそう、という勝手な期待)

確かにラノベには「萌え」が多いというイメージはあります。しかし個人的には萌えはアニメか漫画で堪能したいのです(ちょ

「キノの旅」は周りでかなり評判もよく、これはちょっと気になってます。これから始めてみるか・・・?ハルヒも読んでみたいんですけど、とりあえず霧星さんのお薦めを参考にさせていただきますw



そういえば今日、本屋で仕事中にお客さんにラノベのこと聞かれたんですが、作品名言われても全然わからず、その中で唯一わかったのハルヒだけでした^^^^

なんでも母親が子供に頼まれて買いに来たみたいだったのですが、最初その母親がラノベ売場と間違えてBLの文庫コーナーをさまよってたので吹きそうになりました。そこにハルヒはないことは私にだってわかるぞwww
その後その母親とラノベコーナーを一緒にさまよい、結局わからなかったので担当者を呼びました(ダメ店員

霧星
2010年5月17日23:50

コメントありがとうございますー。本棚だけ見るとすごいかも知れませんが、
高校時代からなんだかんだで読み続けてますからねー。
8年でこれだけって考えると、案外大したことないじゃんって気も実はしています。
読んでる人はもっと物凄い量読んでますからね。。。

「ライトノベル『超』入門」ですが、著者がそもそもライトノベル作家が本業の人なので、正直ちょっと偏ってます。内容はマジメですが、論理的かどうかは疑問な部分も多少ありました。また、全く知らない人がコレ読んでもついていけないんじゃね?という懸念はかなり強かったです。
(だからこそ未経験者が読んでどう感じるかが気になったし、貸したのですが)
もし読んでみる機会がありましたらぜひ感想を聞かせてくださいw

ちなみに話は少し逸れますが、昨今の「ラノベ=萌え」というイメージを広く浸透させた犯人(の1人)は恐らくハルヒです。(しかも原作じゃなくてアニメの方の、ですw)
詳しく書くといつもの馬鹿みたいに長い記事1本分くらいの長編考察記事が出来上がるのでここでは省きますが、これが自分が彼女にハルヒを最初に読ませたくなかった最大の理由です。

キノの旅もそうですが、昔(と言っても10年くらい前ですが)はもっと硬派な作品も多かったんですよね。
本文中でも散々言ってますが読みやすいしオススメです。あとはぜひ文学少女をry

P.S. 本屋さんでのお仕事の話、いつも楽しく読ませていただいてます。
お母さん世代からするとラノベもBLも変わらないのかも知れないですねww

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