先月から続くフルメタ完結編。いよいよ下巻です。
もちろん発売日に購入はしていました。
が、一気に読む時間とコンディションがなかなか確保できず、
今日までお預け状態だったんです。
ようやく1日休みの日が来たので読むことができました。
朝食だけ済ませて朝から至福の読書タイムです(笑)

まさに最終巻。開幕からエンジン全開で怒涛の展開。
ページ数的には上巻と同じくやや物足りないのでは?
という懸念もあったけどそんな心配は必要ありませんでした。
最初から最後まで常時クライマックスだったこともあり、
上巻以上に熱く、読み応えのある1冊でした。
いやはや、2年半も待った甲斐のある見事な結末でした。
結末が見れて嬉しいような、寂しいような複雑な心境ではありますが。。。

本来なら「このシーンが良かった!」とあれこれ語るとこだけど、あえてしないでおきます。
だってそんなことしたら収拾がつかなくなるのが目に見えてるんだもん。
軽く感想ブログなどを読みまくってみたけど、
印象に残っている人が多いシーンには、自分も例に漏れず印象的でした。

どのシーンを取ってもいちいちカッコ良くてたまらない。
ソースケやかなめ、マオらはもちろん、各戦局全てのキャラクターに魅せ場があって、
いちいち胸を熱くさせられてばかりだったからね。
それはミスリルの面々だけでなくレナードやカリーニンらアマルガム側も例外ではなく。
正直言ってとてもじゃないけど1個1個なんて書ききれないですよ。

そんなわけで今回はいつもみたく長々と感想を書き並べるのはやめておきます。
ただ、特に強く感じたことをあえて一言だけ書くとすれば、
「今を生きる者」の底力、あるいは(良い意味での)悪運の強さですかね。

で、その代わりというわけではないけど、ちょっとだけ「フルメタ」の思い出話でも。



この「フルメタル・パニック」と出会ったのは高校1年の頃、2001年のことでした。
当時の高校の友達からフルメタを含むいくつかの作品を布教されたのが始まりでした。
この時勧められた作品で最初に読んだのが「戦うボーイ・ミーツ・ガール」でした。
そしてその面白さにドップリとはまり、その友人から色々借りることに始まり、
次第に自分でも色々本を買いあさるようになっていったのです。

自分がここまでライトノベルというものにはまるきっかけとなったのは、
間違いなくこの「フルメタル・パニック」でした。
それどころかラノベ・非ラノベを問わず活字を読む楽しさを教えてくれた作品だった。
そう言っても過言ではないと今にしては思います。

それからもう、かれこれ9年もの付き合いになるんですね。
初めて読んだ頃はソースケやかなめたちとほぼ同年代だったけど、今では20代も半ば。
これだけ経つんだからそりゃ歳取ったよなぁって話ですw

そんな作品がついに完結を迎えたわけですよ。そりゃぁ感慨深いものがありますね。
最後の1ページを読み終えた後も、本当に言葉が出ませんでした。
頭の中で作品内のことも外部のことも、色んなものが交錯してるんだよね。
今回あえて細かい感想を書くのをやめようと思ったのも、実はそんな理由からです。
自分の貧弱な語彙では、この感慨深さを文字で書くのが無理だと感じちゃったのです。

何を大げさな・・・と思う人が大半だろうけど、
それだけ自分の中で特別な作品だったんだろうと思うのです。
だって今現在はもちろん、これから先もずっと、
もっとも付き合いの長い作品であり続けるだろうからね。

とは言え・・・さすがに2年半のブランクは長すぎた。
正直前の話なんてけっこう忘れてるなぁと感じましたね。
大筋はある程度覚えてはいたけど、細かい部分はかなり忘却の彼方だったのは否めません。
若かりし頃と今とでは読んで感じることも違うだろうし、
一度最初からぶっ通しで読み直してみたいと思います。
(量が量なのでどれだけかかるかは分かりませんが・・・)


そんなことを色々感じ、思い出したフルメタ最終巻でした。

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