ココロコネクト クリップタイム
2011年5月30日 読書 コメント (2)
先月といい今月といいファミ通文庫が忙しい。
ということで買ってきました「ココロコネクト」最新刊。
昨日フラゲして、その日のうちに読み終わりました。
当初の予想通り比較的短時間で読みきることができました。
同時購入した「ヒカルが地球にいたころ」と
どちらを先に読むか非常に迷うところでしたが、
短編集だし割とあっさり読めそうだったので今回はこちらを先に。
基本路線は「超常現象と戦う青春ラブコメ」な本シリーズですが、
今回は短編集ということで各本編の合間の出来事を中心に収録。
4編中3つは過去にWEB上で掲載されていたお話のようですが、
自分がこの作品にはまったのは割と後発だったこともあり全話初見でした。
さてそんな本作。中身を一言で言うなれば、
デレばんマジデレばん!
って感じですね★
いやまぁ、伊織の話も唯の純情な話もそれぞれとても良かったのですが・・・
特に唯のピュアな青春物語はあり得ないんだけど何故か共感できる部分もあって、
非常に小説(ラノベ)らしくていいお話だったとは思うんだけど・・・!
今回に限っては稲葉んの勝ちですかね。
4巻での大逆転へのプロセスを辿る奮闘を見た後の、
読んでるこっちがむしろ恥ずかしくなるような物凄いデレっぷり。
さすがに反則でしょう。伊織じゃなくてもあれは軽くウザいぞw
それと同時に衝撃的だったのが恋愛マスターこと藤島さん。
3個目のお話まではいつも通りの恋愛神っぷりをいかんなく発揮していたのに、
それがまさか進級してあんなことになろうとは・・・
あの展開は正直度肝を抜かれました。今思い出しても笑いが止まりません。
まさに「この発想はなかった」という言葉がふさわしい。
この展開にもっていった作者さんは、素直にすごいと思いますw
衝撃度だけで言えばある意味デレばん以上だったかも知れません。
というわけで、本書4話目(唯一の書き下ろし)では主人公一行の学年が1つ上がります。
で、部活モノのお話で進級といえば大抵ネタになるのが新入部員。
本作も例に漏れず新入部員に関する話なのですが、
これを短編で済ませちゃうとは随分思い切ったなぁという印象。
(まぁ、このまま丸々1冊にするのはちと厳しいとは思ったけども)
中身は見学に来た1年生に部活をよく見せようと普段やらないことに悪戦苦闘するお話。
で、一癖ある新入生相手に色々やって、紆余曲折を経るわけですね。
読者の視点で達観して見ちゃうと「『ありのまま』でいいじゃん」と思えちゃうんだけどね。
まぁ高校生の部活でこれに気づくのは、案外大変なのかも知れません。
ちなみに、2年生5人が最後に気づいたことってのは、本当に大事なことだと思うんです。
上に立つ人間の1番しっかりしなきゃいけない部分だろうなぁと実体験からも感じます。
で、この新入生のお話を読んでつくづく思ったのが、
この作者さんは可愛い女子を描くのが上手だなぁということ(笑)
新入生の子ももちろんなんだけど、それに付随して動きのある2年生女子3人のほかにも、
クラスメイトとの談笑場面なんかもいいなぁと思わせてくれますね。
でもまず物語の本筋に絡んできそうなのはいけ好かない男子新入生のが先のよう。
果たして新入生が加入した新生?文研部が本題の超常現象とどう戦っていくのか。
今後がちょっと楽しみになる終わり方ではありました。
とまぁこんな感じに内容だけ見れば十分楽しめたのですが・・・
どうも改行が多くてページがスカスカなのが多少気になりました。
改行で会話のテンポを良く見せるのが大事なのは分かるんだけど、
全体的にもう少し詰めて書いてもいい気はしたかなぁ。
ページの下半分に白い部分が多く、やや読み足りなさを感じたのは否めません。
それと個人的にすごく読みたかった創部秘話を描いた短編、
「ファーストエンカウンター」が収録されてなかったのも残念。
ただまぁ、これは短編集その2がそのうち出るという解釈でいいんだよね?
なんかいつも以上に内輪というか既読者にしか分からない感想になってしまった。
いつも通りと言えばいつも通りなんだけど。
まぁ何にせよ、今後どう転がすのかが楽しみですね。
ところで女子の新入生(表紙画像中央の子)が本格的に平沢唯なんだが・・・
外見だけならいざ知らず中身も若干それっぽいんだよなぁ
ということで買ってきました「ココロコネクト」最新刊。
昨日フラゲして、その日のうちに読み終わりました。
当初の予想通り比較的短時間で読みきることができました。
同時購入した「ヒカルが地球にいたころ」と
どちらを先に読むか非常に迷うところでしたが、
短編集だし割とあっさり読めそうだったので今回はこちらを先に。
基本路線は「超常現象と戦う青春ラブコメ」な本シリーズですが、
今回は短編集ということで各本編の合間の出来事を中心に収録。
4編中3つは過去にWEB上で掲載されていたお話のようですが、
自分がこの作品にはまったのは割と後発だったこともあり全話初見でした。
さてそんな本作。中身を一言で言うなれば、
デレばんマジデレばん!
って感じですね★
いやまぁ、伊織の話も唯の純情な話もそれぞれとても良かったのですが・・・
特に唯のピュアな青春物語はあり得ないんだけど何故か共感できる部分もあって、
非常に小説(ラノベ)らしくていいお話だったとは思うんだけど・・・!
今回に限っては稲葉んの勝ちですかね。
4巻での大逆転へのプロセスを辿る奮闘を見た後の、
読んでるこっちがむしろ恥ずかしくなるような物凄いデレっぷり。
さすがに反則でしょう。伊織じゃなくてもあれは軽くウザいぞw
それと同時に衝撃的だったのが恋愛マスターこと藤島さん。
3個目のお話まではいつも通りの恋愛神っぷりをいかんなく発揮していたのに、
それがまさか進級してあんなことになろうとは・・・
あの展開は正直度肝を抜かれました。今思い出しても笑いが止まりません。
まさに「この発想はなかった」という言葉がふさわしい。
この展開にもっていった作者さんは、素直にすごいと思いますw
衝撃度だけで言えばある意味デレばん以上だったかも知れません。
というわけで、本書4話目(唯一の書き下ろし)では主人公一行の学年が1つ上がります。
で、部活モノのお話で進級といえば大抵ネタになるのが新入部員。
本作も例に漏れず新入部員に関する話なのですが、
これを短編で済ませちゃうとは随分思い切ったなぁという印象。
(まぁ、このまま丸々1冊にするのはちと厳しいとは思ったけども)
中身は見学に来た1年生に部活をよく見せようと普段やらないことに悪戦苦闘するお話。
で、一癖ある新入生相手に色々やって、紆余曲折を経るわけですね。
読者の視点で達観して見ちゃうと「『ありのまま』でいいじゃん」と思えちゃうんだけどね。
まぁ高校生の部活でこれに気づくのは、案外大変なのかも知れません。
ちなみに、2年生5人が最後に気づいたことってのは、本当に大事なことだと思うんです。
上に立つ人間の1番しっかりしなきゃいけない部分だろうなぁと実体験からも感じます。
で、この新入生のお話を読んでつくづく思ったのが、
この作者さんは可愛い女子を描くのが上手だなぁということ(笑)
新入生の子ももちろんなんだけど、それに付随して動きのある2年生女子3人のほかにも、
クラスメイトとの談笑場面なんかもいいなぁと思わせてくれますね。
でもまず物語の本筋に絡んできそうなのはいけ好かない男子新入生のが先のよう。
果たして新入生が加入した新生?文研部が本題の超常現象とどう戦っていくのか。
今後がちょっと楽しみになる終わり方ではありました。
とまぁこんな感じに内容だけ見れば十分楽しめたのですが・・・
どうも改行が多くてページがスカスカなのが多少気になりました。
改行で会話のテンポを良く見せるのが大事なのは分かるんだけど、
全体的にもう少し詰めて書いてもいい気はしたかなぁ。
ページの下半分に白い部分が多く、やや読み足りなさを感じたのは否めません。
それと個人的にすごく読みたかった創部秘話を描いた短編、
「ファーストエンカウンター」が収録されてなかったのも残念。
ただまぁ、これは短編集その2がそのうち出るという解釈でいいんだよね?
なんかいつも以上に内輪というか既読者にしか分からない感想になってしまった。
まぁ何にせよ、今後どう転がすのかが楽しみですね。
ところで女子の新入生(表紙画像中央の子)が本格的に平沢唯なんだが・・・
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