「CP+2012」 レポートその2 ~各ブースの雑感などなど -前編- ~
「CP+2012」 レポートその2 ~各ブースの雑感などなど -前編- ~
「CP+2012」 レポートその2 ~各ブースの雑感などなど -前編- ~
というわけで昨日の記事に引き続きCP+について。
初日の9日に行ってきたのでそのレポートです。
本記事では各ブースを回って触ってきたものやら、
見てきたことについての感想をつらつら書き並べてみます。

当方KissX3+キットレンズで遊んでる程度のライトユーザーであり、
友達3人と一緒なので3割程度はガイド状態での参加でした。
それ故に各社の新製品や各ブースの目玉製品はほとんどスルーです。
大半の人は読んで得るものはあまりないと思います。

レポート的にそれはどうなのかとは思うのですが、
ライトユーザー層のブース感想日記は検索してもあまりなさそうでした。
わざわざ感想ブログを書いているような人は、
お目当ての機種に目星のあるコアユーザーが多めかと。
なのであえて「特にこれと言った目的は無かった人の感想」
というのもそれはそれでアリかな?と思わないでもないのですよ。
それなりに長くなると思いますが、よろしければお付き合いください。


なお、明日の最終日に行く人で事前情報入れたくない方が万が一いましたら、
今すぐ戻って何も見なかったことにしてください。
行ってみての感想なのでその辺のネタバレ?は一切考慮していません。
(まぁそんな人がこんな辺境の日記にたどり着くことはまずないか・・・w)

☆全体を見ての大雑把な印象☆
・直前の新製品発表ラッシュが去年よりも更に強烈!
 全体的にカメラを中心としたハード志向が今年は特に強かったように思います。
・その中でも、今年は特に三脚の展示が激増していたように感じました
・その反面、年々減少傾向にあるプリントした写真をどうこうする商品(アルバム等)
 の展示は激減。申し訳程度にしかなくて残念。
・道を行き交う人を見るとi-Phoneを中心としたスマートフォンで撮影している人が、
 今年になってものすごく増えていたように思えました。
・↑のようにスマートフォンの普及に伴って展示している雑貨類にも、
 スマートフォン用のものが増えていました
・いわゆる「カメラ女子」をターゲットにした雑貨類の展示も年々増えていますが、
 モノによっては意外と減ってるものもあったかなぁ、と。


全体を見ての感想はこんなところでしょうか。
以下、主に見ていったそれぞれのブースの感想を並べていきます。
なお、なるべく訪れた順番に書いていきたいと思います。
記憶が多少あやふやな部分もあるので厳密ではないですが、
入り口から時計回りに回っていったのでだいたいは合ってるかとw


●オリンパス
主に触ってきたのはPEN各種とXZ-1。
目玉はCP+前日に発表された「OM-D E-M5」なのだろうけど、
体験コーナーはまさかの90分待ちだったのでさすがに並ぶことも出来ず断念。
そもそも自分はフィルム時代のOMを知らないので、
絶対に触ってみたい!というほどでもありませんでしたし。

本題。去年も一緒に来てくれた後輩がPENをとても気に入っていたので、
今年も軽く物欲を刺激しておきました(笑)
自分もE-PL3を中心に触ってみたけど、AFが相当速くなったものだと感心しきりでした。
アートフィルターも軽くいじってみたけど、あれは確かに楽しそう。
個人的には普段から常用する感じではないけど、
一味違う写真を撮ってみたい時なんかにはあれば意外と使うかも知れない。

XZ-1のほうは去年のCP+も含め既に何度か触ってるけど、
今年はテレコンのついたものが展示されていたのでそれで遊んでみました。
メーカーの方のお話だとテレ側で180ミリ相当になり、
なおかつ開放F2.5なのが売りらしいです。
確かにコンデジで望遠側が1番明るいカメラは間違いなくXZ-1だろうからなぁ。
最近の高倍率(10倍以上)のコンデジなら180くらいで撮れるものは多いけど、
F2.5はさすがに他ではないだろうからねぇ。(明るいものでもF4.5くらいかな?)
あるいはあえてワイド側でピンホールカメラみたく撮るのも遊び心があって楽しそうでした。
更にアートフィルターをかけでもしたらそれはもうすごい写真ができそう。
値段次第ではあるけども、欲しくなる高級コンデジの1つですね。


●ケンコー・トキナー/スリック
カラーリングされているプロテクトフィルターがオシャレかつ個性を出せそうでいい感じ。
完璧にミラーレス一眼カメラを意識した商品でしたが、着眼点がいいなぁと思います。
昨日の日記にも書いたように後輩2人は色んなフィルターに夢中だった(ように見えます)

そんな中で自分が主に見ていたのはスリックの三脚たち。硬派なものも良かったのですが、
個人的な注目はパステルカラーの「ベビースリック」(写真1枚目)
以前うちの店長が会議でもらってきた資料を見せてもらったのですが、
資料で見たよりもだいぶしっかりしたつくりという印象でした。
コレはいわゆる「カメラ女子」向けにデザインされた製品だとは思うのですが、
ブルーやグリーンなら男が持っててもそこまで違和感ないのではないかな~と。
(ピンクはさすがにアレですが・・・)
正直に言いますとこれのブルーがものすごく欲しくなりました。
だが問題は三脚使ってまで写真を撮る機会がほとんどないということ・・・


●富士フィルム
主に触ってきたのは3DデジカメのREAL 3D W3とX100。
後はコンデジの春モデルを軽く見てきました。
目玉のX-Pro1体験コーナーはあまりにも長蛇の列だったので以下略。
とりあえず展示コーナーの写真だけは撮ってきました。(写真2枚目)

自分はX100もREAL 3Dも既に一通りは触ったことがあったので、
X-Pro1が触れない時点で目新しいものは特になし。連れのガイドに徹していた感じでした。

製品とは全く関係ないんだけど、後輩2人がREAL 3D W3を触ってる様子に、
報道関係者の名札を付けたテレビカメラがずっと張り付いていたのが印象的でした。
まぁ、確かに絵になる構図だったとは思うからなぁw

個人的な収穫としては3Dプリント関連ですかね。
価格がだいぶこなれてきた(KG:315円/2L:420円)ことと、
春モデルのコンデジ「HS30EXR」と「F770EXR」から3Dプリントが出来るように。
最初にREAL 3D W1が出てからもう数年が経ちますが、
ようやく3Dプリントが少しずつ普及し始めてきたことが感じられました。

ちなみに余談だけどX100、値段落ちませんねぇ。
もうすぐ発売から1年になるのに、未だに実売価格が10万前後維持してますからね。
デジカメなんて今や1年経ったら発売時の半額が基本な世界。
その中であれだけ価格を維持できるのはマジですごいと思う。


●ビクセン
昨日のその1にも書いたけどまさかの長居となったビクセンブース。
かなり強烈な「宙Girl」推しや双眼鏡などのカラーバリエーション投票、
5月の金冠日食についての説明や告知などなど、
ユーザーとの距離を縮めようとする企画が印象的でした。

昨年の月食の撮影に挑戦して惨敗だった話をして、
星を撮るときについてのお話などを少ししてもらえました。
その時に教えてもらった星空雲台「ポラリエ」は面白い商品だと思いました。(写真3枚目)
値段もそんなに高くないみたいだし、自分のような「やってみたいけどやれない人」
への入り口(から2歩くらい進んだ位置が実情だと思うけど)にある商品としていい感じかなぁと。
【2/12追記】
今朝カタログで確認してみたけどポラリエたけーよ!
星撮り入り口から見たら2歩どころか、2光年くらいは離れてるよ!!
確かに赤道儀としての機能から考えれば頑張ってるなん価格だろうとは思うけど、
初めて試してみるものとしての価格ではちょっと考えられないレベルですね。
まぁ、こんな面白商品もある、という発見は収穫だったのは間違いないですが・・・
【追記終了】

星景写真は機会とか諸々が揃ったら一度くらいは挑戦してみたいと思っているジャンルです。
ちょっとだけ星猛者気分を味わえて存外に楽しめたブースでした☆

それにしても3枚目の「ポラリエ」の写真。この向きはねーだろ常識的に考えて。
なんで逆から撮ってんだよ俺・・・・・



という感じにここまで書いて時刻は現在午前3時。
さすがに目がそろそろ限界なので今日はここまでにしておきます。
後編(キヤノン・ニコン・パナソニック・その他諸々)はまた明日にでも。

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