【アニメ最萌2012】 予選結果を見ての雑感
アニメ最萌トーナメント2012公式
http://ast2012.saimoe.me/

前回の記事(第1回)
http://34643.diarynote.jp/201207300235061904/



とりあえず予選結果のまとめデータを貼り貼り。
今年は最初の記事が予選開始されてからになってしまったので、
この記事の存在意義は微妙ですが・・・
ついでに予選全体を通しての感想を軽くまとめておきます。
例年通り、この段階では作品単位で見ることに重きを置いています。




○率直な印象○
最初の記事にも書いたのでわざわざまた書くのも微妙なのですが、
今回の結果を見ると「咲だなぁ」以外の一言が出てきません。

1次予選の29名に加え、2次予選でも14名通過とダントツ。合計43名が本戦へ。
かつてないほどに他を寄せ付けない圧倒的物量。
1つの作品からこれほどの数が本戦に進むのは恐らく前代未聞かと。
(ちなみに右の画像で濃いピンクに塗りつぶしてる分が咲枠)
本戦出場者が全部で289名なので、全体に対しおよそ15%の構成比となります。

例年2次予選では1つの作品に通過者が集まることはあまりありませんでした。
マイナー作品の主要キャラや人気作品の脇役等が、バランス良く集まる傾向にあるためです。
(本格的にデータを取り始めた2010年以降では、1作品から5名くらいがせいぜい)
ですが今年は咲関係の割とどうでもいい脇役までもが、
他のマイナー作品を食ってしまった感が否めません。
昨年は2次予選のみ通過し本戦に参戦した作品が28作品あったのに対し、
今年はたったの12作品しかありませんでした。

何から言えばいいか分からないけど、特に2次予選に関しては永水のゴリ押しが酷すぎる。
2年前の本編でも今年の阿知賀編でもちらっと顔が映った程度でなんで3人も通ってんだよ。
もっと他に通すべきものがあるだろうにw
これはあまりにも原作(マンガの方ね)補正が強すぎると思うんだ。
永水に限った話じゃないけど、ここまで来るともはや完全に引くレベル。

なんにせよ今年は「咲対その他大勢」の構図は避けられそうもありません。


○他作品の傾向○

で、そんな咲勢に対抗するその他大勢を見ていきます。

1.次点勢力:「アイドルマスター」

数で次点につけたのは意外なことにアイマスでした。
1次予選10名、2次予選4名の合計14名。
アイマスは架空戦記(主にぷよm@s)専門でアニメは観ていません。
ゲーム原作の作品は総じてこのイベントでは微妙なので、
アイマスもその例に漏れず微妙と思い込んでいたのでこの結果は驚き。

例年ならこれでも十分に大所帯と言える人数ですが、それでも今年の咲勢の約1/3
(ちなみに去年は禁書目録16名、一昨年が咲-saki-本編18名がそれぞれ予選通過数のトップ)
予選の成績では最高位が伊織の3位、次点でやよいの5位とずば抜けた存在はおらず、
咲率が異常なせいもあってかどうも霞んでしまうのが正直なトコロ。
本戦で勝負するには微妙な立ち位置ですが、要注目勢力であるのは事実。

ところでアイマスと言えば2次予選6組の結果に吹いた。
律子(11位)はともかく亜美(9位)すら差し置いて小鳥さんが2位ってどういうことなの・・・


2.常連作品の劇場版:「ストパン」・「ハヤテ」・「けいおん!」

常連作品が劇場版名義でエントリーされ、それでも上位勢力に位置していることが、
今年の予選結果の傾向の1つとして挙げられると思います。具体的には上記3作品が該当。

まず、予選通過者数3番手につけたのが「ストライクウィッチーズ劇場版」
09年・昨年に続き3回目の出場で、昨年のベスト4輩出作品。
1次予選10名、2次予選1名の11名が本戦へ。
作品自体は全く未視聴のため内容には触れられませんが、
劇場版にも関わらず昨年と同じメンバー全員が予選通過はお見事。
しかし、昨年は11名全員が1次で通り5位以内に7名ランクインさせたのに対し、
今年は5位以内に3名しか入っておらず、2次予選に1人回す結果に。
劇場版だし、この辺りを考えると昨年ほどの活躍は難しいかな?


間に2作品(後述)を挟み7名を送り込んだのが「ハヤテ」と「けいおん!」
どちらも劇場版とあってかエントリー自体が主要キャラに絞られており、
昨年以前と比べると少数精鋭の布陣になっています。

「ハヤテのごとく!」は昨年は欠場だったが07年~10年までの4年間参戦し、
毎年ベスト8以上に誰かしら進めていた超強豪。07年と10年の準優勝作品でもあります。
ナギ・ヒナギクの2枚看板はいつも通り1位通過ですが、他キャラは軒並み下位。
かつては予選トップ通過を争っていたマリアさんや瀬川さんがまさかの2次回り。
参加数では上位にいるものの、往年ほどの活躍は難しいかも。


「けいおん!」は2009年より4年連続の出場。09年準優勝、10年優勝作品ではあるが、
昨年は本戦1回戦で全滅と時代の流れに飲まれつつある作品。
原作も完結したようなので恐らく今年で最後になるかと。
前回書いた通り予選12組で1位タイ、3位、4位を3連記で独占したのが印象的。
連記から外れた澪も14組でヒナギク@ハヤテに次ぐ2位といい位置。
7名と(けいおんにしては)少数に絞られたことはこのイベント的には追い風かと。
かつてのように最強勢力にはならないだろうが、昨年よりは良い成績を期待したいところ。


3.新規勢力:「ゆるゆり」・「偽者語」・「ロウきゅーぶ」・「はがない」

人数順で見て第4位、新規作品の筆頭勢力と言える「ゆるゆり」
1次から7名・2次から2名の合計9名を送り込んでいます。
2期放送中という追い風もあり、咲勢と真っ向勝負できる唯一の作品と踏んでいます。
予選得票数総合1位の赤座あかりを筆頭に、主要キャラクターのみと精鋭揃いの作品。
ただ、あかり以外は皆予選で同じ組だった咲勢に一歩遅れを取ったのは気にところ。
とは言え予選の順位と本戦の結果がひっくり返るのも割とよくあるので、
あまり深く考えなくても大丈夫だとは思う。


続いて8名の本戦進出者を出した「偽者語」
2010年に「化物語」名義での戦績があるため厳密には新規勢力ではありませんが、
分類の都合上ここでまとめておきます。
一昨年のエントリー時同様、8名全員が1次予選を通過し今年も本戦へ。
個別に見ても3位通過4名・5位通過2名と満遍なく強い印象。
原作・アニメ共に未読未視聴のため詳しくは触れませんが、
ここも有力であることは間違いないでしょう。

それから「ロウきゅーぶ」が1次5名/2次1名の合計6名、
「僕は友達が少ない」が1次4名/2次2名とこちらも6名が本戦へ。

どちらもラノベ原作の作品ですが、両作品とも1次予選で2位通過を1名ずつ出しており、
そこそこの規模の勢力になっていると予測されます。
例によって原作アニメ両方未読未視聴なので詳細は語れませんが。


4.詳しくない中堅規模勢力
この項目の作品は基本的に作品に関する知識は皆無のため、
結果を見れば分かることのみ記載しています。

常連「ひだまりスケッチ」から1次4名、2次3名の7名が本戦に。
一昨年が9名、昨年が8名と毎年1人ずつ予選通過者が減っているものの息の長い本作。
時代の流れに淘汰される作品も多い中、安定性では他の追随を許しません。

それと今年はプリキュアがいつになく好調らしい。
作品名義の違いはあれ、シリーズでひとくくりとすると合計で7名。
1次予選で2位に1名、5位に1名とそこそこ上位も入っていました。
本戦でも戦えるかは微妙なところですが果たして・・・

後は去年もそこそこの成績を収めている「ミルキィホームズ」「アマガミSS+」
の2作品がそれぞれ6名ずつ本戦に。どちらも昨年よりは減少傾向。

6名以上本戦に進んだ作品はこれで全てです。


5.注目少数作品
またの名を自分が視聴していた作品とも言う。
先日の記事でも触れているのでここは簡潔に。

好成績が期待できるのはまずは「ニャル子さん」と「イカ娘」
どちらもタイトルにもなっている主役の2人(2匹?)のほぼ単機な作品。

ニャル子さんは予選でもっと派手に活躍し、
出る杭は打たれるの法則で本戦で潰されるタイプの作品と思っていました。
主要なニャル子(1位)とクー子(3位)はしっかり上位に入っているものの、
これでも「うーにゃー」の波及率からしたら微妙なくらい。
話題性とこのイベントでの強さには微妙なズレがあるように感じます。
まぁ、局所的な行事なのでそりゃそうだと言えばそれまでですが。

イカちゃんは去年の雪辱戦となりますが、果たしてどうなることやら。
作品単位で見ると昨年よりも2人減って本戦に進んだのは4人。
栄子や千鶴が予選で落ちて清美や偽イカ娘が2次予選通ってるのはいいのか?w

あとは「花咲くいろは」や「WORKING’!!」など、
視聴作品は軒並み前回出場時より弱めに見えるものばかり。
この辺は前回書いたことでほぼ全てなので今回は割愛。
ちなみに四十万の女将は惜しくも2次予選通れませんでした。残念。
ついでにブラックロックシューターは2次予選では惨敗でした。
これはまぁ割と予想通り。




とりあえずこんなところかな。
「今年は肩の力を抜いて」なんて思っていたのに、
文量的には結局去年と大差なくなってしまった・・・


本戦開始はコミケ明けの14日。
それまでに各ブロックの代表予想をまとめて、もうひとつ記事を作成するつもりです。

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