新生徒会の一存 碧陽学園新生徒会議事録 上
2012年12月6日 読書
今年の頭に本編が完結した「生徒会の一存」シリーズ。
その後日談となる「新生徒会の一存」を先日一気読みしてしまいました。
一応本編の後日談的な外伝扱いのお話ですが、
どうも外伝的な感じが全くしません。
「図鑑」や番外編「土産」とコンスタントに新刊が出ていたせいもあり、
普通にシリーズの最新巻が出ただけと錯覚してしまいます。
内容は本編の生徒会メンバーが去った後、
新年度の生徒会結成までの杉崎の奮闘記録。
言わば新たな生徒会ハーレム創成記。
こういう話は1歩間違えれば完全な蛇足になってしまうことも多く、
期待半分不安半分といったところでしたが、予想以上に面白かった。
ただ、事前の予告通り生徒会本編とはだいぶテイストの違うお話で、
本編のよりも密度の高い内容あるお話になっていたように感じます。
どちらかと言うと番外編の最終章のような感じに近いでしょうか。
ギャグを織り交ぜつつも、基本的にはシリアス路線なので。
そういう意味では本編のような「生徒会室で駄弁ってるだけの話」ではありません。
駄弁る生徒会を作る前段階の話、とでも言えますかね。
そんな本作が面白いと感じられた理由は何よりも、
新会長の西園寺つくしがいいキャラすぎる点に尽きるでしょうか。
よくもまぁ、これだけの隠し球を用意していたものです。
ビジュアルといい設定といい、これほど会長にふさわしい人もいないかと。
読み手にもそう思わせてしまう見事なキャラクターでした。
ついでに、あれだけイケメン化した杉崎をそのまま会長にしないのも、
非常にそれらしくて、そうなんだよなぁと感じさせるものでしたw
この後日談は上下巻構成でシリーズ化はしないと既に明言されていますが、
正直それが勿体無いとすら思えてきます。
この新メンバーで普通に生徒会室で駄弁る話を話を作ったら、
それはそれで面白いんじゃないかなぁと思えてしまうのでね。
いやまぁ、だからこそきちんと間延びさせないほうがいいのも分かるんだけどね。
なんにせよ前年のメンバーも相当アレな人たちの集まりだったけど、
それにも増して奇人変人よくもまぁあれだけ集めてきたもの。
それをあぁも見事に面白おかしく仕上げてくれるとは。
だいぶテイストは違うけども、きちんと「生徒会」していた点はお見事ですね。
生徒会シリーズは毎回、新刊が出ると毎回前の巻のお話を不思議と読み返したくなり、
基本的に1つの話しは数十ページ程度なことも多く自然と読みふけってしまいます。
今回もその例に漏れず「土産」と「水際」を一気に再読してしまいました。
風見めいくを筆頭に新生徒会絡みのキャラと杉崎の出会い話を、ふと読みたくなってね。
その話だけ読むつもりだったのに、気づいたらそのまま完走してしまったというw
なんかそういう不思議な魅力のあるシリーズだとは思います、ハイ。
あと今に始まったことじゃないけど杉崎イケメンすぎんだろ。
今回は非常に続きが気になるところで終わってるので、
下巻も楽しみではあるのですが・・・次で最後かと思うとちょっと勿体無い気もしてしまう。。。
その後日談となる「新生徒会の一存」を先日一気読みしてしまいました。
一応本編の後日談的な外伝扱いのお話ですが、
どうも外伝的な感じが全くしません。
「図鑑」や番外編「土産」とコンスタントに新刊が出ていたせいもあり、
普通にシリーズの最新巻が出ただけと錯覚してしまいます。
内容は本編の生徒会メンバーが去った後、
新年度の生徒会結成までの杉崎の奮闘記録。
言わば新たな
こういう話は1歩間違えれば完全な蛇足になってしまうことも多く、
期待半分不安半分といったところでしたが、予想以上に面白かった。
ただ、事前の予告通り生徒会本編とはだいぶテイストの違うお話で、
本編のよりも密度の高い内容あるお話になっていたように感じます。
どちらかと言うと番外編の最終章のような感じに近いでしょうか。
ギャグを織り交ぜつつも、基本的にはシリアス路線なので。
そういう意味では本編のような「生徒会室で駄弁ってるだけの話」ではありません。
駄弁る生徒会を作る前段階の話、とでも言えますかね。
そんな本作が面白いと感じられた理由は何よりも、
新会長の西園寺つくしがいいキャラすぎる点に尽きるでしょうか。
よくもまぁ、これだけの隠し球を用意していたものです。
ビジュアルといい設定といい、これほど会長にふさわしい人もいないかと。
読み手にもそう思わせてしまう見事なキャラクターでした。
ついでに、あれだけイケメン化した杉崎をそのまま会長にしないのも、
非常にそれらしくて、そうなんだよなぁと感じさせるものでしたw
この後日談は上下巻構成でシリーズ化はしないと既に明言されていますが、
正直それが勿体無いとすら思えてきます。
この新メンバーで普通に生徒会室で駄弁る話を話を作ったら、
それはそれで面白いんじゃないかなぁと思えてしまうのでね。
いやまぁ、だからこそきちんと間延びさせないほうがいいのも分かるんだけどね。
なんにせよ前年のメンバーも相当アレな人たちの集まりだったけど、
それにも増して奇人変人よくもまぁあれだけ集めてきたもの。
それをあぁも見事に面白おかしく仕上げてくれるとは。
だいぶテイストは違うけども、きちんと「生徒会」していた点はお見事ですね。
生徒会シリーズは毎回、新刊が出ると毎回前の巻のお話を不思議と読み返したくなり、
基本的に1つの話しは数十ページ程度なことも多く自然と読みふけってしまいます。
今回もその例に漏れず「土産」と「水際」を一気に再読してしまいました。
風見めいくを筆頭に新生徒会絡みのキャラと杉崎の出会い話を、ふと読みたくなってね。
その話だけ読むつもりだったのに、気づいたらそのまま完走してしまったというw
なんかそういう不思議な魅力のあるシリーズだとは思います、ハイ。
あと今に始まったことじゃないけど杉崎イケメンすぎんだろ。
今回は非常に続きが気になるところで終わってるので、
下巻も楽しみではあるのですが・・・次で最後かと思うとちょっと勿体無い気もしてしまう。。。
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