ラスボス降臨

Sachikoは滅びぬ、何度でもよみがえるさ
Sachikoの力こそ人類の夢だからだ！！



ということで、例によって大晦日はなんだかんだで紅白見ながら年越しそばな我が家です。
と言っても今年は7時には帰れるはずが諸々の作業してたら結局8時半過ぎてたという。
おかげで後半からの視聴開始で、ヲタ視点での注目度が高かったであろうμ’sは見れず。
まぁ個人的にラブライバーが面倒くさいの思いしかないのでスルーでOKだけども。
メインイベントの幸子さん以外は例年に無くどうでもいい紅白でした。

しかしその幸子さんが今回すごかった。一度干されたのにまさかの紅白復活。
しかも千本桜を引っさげての登場というたまらない展開。間に合ってよかったです。

とりあえず幸子さんが歌うともはやオリジナルの千本桜とは別物ですね。
しかもあの紅白での紹介のしかただと完全に小林幸子のオリジナル曲扱いじゃないですか。
ただ、仕方ないとは思うけど初音ミクのはの字も出てこないのはちょっと複雑。
まぁ千本桜は他のボーカロイド曲とは完全に扱いが違うものだともう割り切ってるから、
別にそういうものだと思って観てはいるんだけども。
それでもやっぱりこれは「小林幸子のオリジナル」ではないんだぞとは思ってしまう。
それと何度観ても聴いても思うんだけど幸子verだとやっぱり声に歌詞が負けてる(笑)
良くも悪くも幸子さんが歌うような歌詞じゃないとは思うんだ、千本桜って。


あと演出面の話を少々。正直に言っちゃうと今回の演出は自分はダメだった。
ニコニコのと思しきコメントでメガ幸子の羽部分はまだいい。
ただ、最後に画面中に広がるニコ生と連動していると思しきコメントの弾幕。
あれは正直観ていて気持ち悪いとしか思えなかった。

ニコニコのように映像内にコメントを横に流すのって、
ニコニコ特有のノリがあるから成立するものなんだなと改めて思いました。
テレビがニコニコで受けてるやり方をそっくり真似ても面白くないと思うんだ。
色んな考え方があるから全否定はしないけども、個人的にはあの演出はNOだな。

まぁ、自分のコメントがテレビで流れたらそれはちょっと感動的だと思うだろうし、
ニコ生参加してた人からは好評なようではあるけども。
ただ、ニコニコ内のノリをあんまり外に持ち出すのはどうなんだろうなー、
なんてことをちょっと思ってしまったり。

とまぁ、あんまりネガり続けててもしょうがないしこの辺にしておくか。
あとゲスト出演していた羽生君が普通に千本桜口ずさんでいたのと、
総合司会の徹子さんが「幸子さーん！幸子さーん」と
大声援を送っていたことの２点が妙に印象に残りました。
遥か彼方の人だけども、羽生君も案外普通の？若者なんだなー、と思ったり、
徹子さんの声がだいぶ響いていてほんわかしたり。

なんにせよ不死鳥のように紅白の舞台へ戻ってきた幸子さんには拍手を贈りたい。
紅白に出ている常連って毎回毎回同じ曲ばかりで飽き飽きなんですよ。
金爆は毎回女々しくて女々しくて～だし、TOKIOも毎回アンビシャスしてるし、
演歌界の大御所は言うに及ばず。
これが紅白がつまらないと言われる最大の理由の１つなんだと思うんだ。
毎年ある程度以上にその年の曲を歌えるのってSMAPくらいじゃないだろうか。

その点今回のメガ幸子さんはこれまでの紅白のお約束である巨大衣装と、
これまでにない試みを上手く融合させてたよな～とは思った。
その演出は個人的には受け付けないものではあったけど、
新しい風を吹き込んだ部分は評価できるとは思っています。
というか千本桜歌わせるくらいならいい加減ミクさん出せよと

そんなことを考えながら迎えた年の瀬でした。それでは皆様良い新年を。