「シルフドラグーンゼロ」の中毒性がやばい件
気づけば1日が終わってるんだから恐ろしい。

その昔、僕をフリーゲームの道に陥れた導いた作品がありました。
その諸悪の根源の名は「シルフェイド見聞録」といいます。
以来、SmokingWolf氏の作るゲームは毎回楽しませてもらってます。
同じようにこの作品でフリーゲームに入った人も少なくないでしょう。


そんなフリーゲーム界の超大御所、SilverSecondの最新作が出ました。
今作は本格的なシューティング、「シルフドラグーンゼロ」です。
公開日がエイプリルフールの4月1日という四月馬鹿な作品ですね。
公開直後はなかなか落とせず、Vectorでの公開を待ってからのプレイとなりました。


さっそくやってみたところ、すっかりはまってしまいました。
まず短いながらもしっかりと作られているストーリーが見事でした。
画面内の雰囲気と音楽、それと僅かな文字で表される情報だけで、
気づくとドップリとその世界に浸かってしまっている自分がいました。

特にMission3のティダリアス号救出の場面などは、とにかく素晴らしい演出でした。
シンプルでよくある展開なのに、不思議と感情移入してしまいましたね。
あのBGM転換のタイミングは反則だと思うんだ。
加えて基本超シリアス路線なのに所々にある細かいギャグが絶妙。
本筋の邪魔はせずも、パンチの効いているギャグセンスは相変わらずさすがでした。

でもそれ以上に感心したのはそのゲームバランスでした。
初心者でも何回も繰り返して機体を強化すれば十分クリアでき、
なおかつ廃人シューターをも夢中にさせるやり込み要素も満載。
難易度も自然と各プレイヤーの技量に合うように作られているなど、
とにかく門戸の広い1作に仕上がっているという印象でした。
ここまでプレイヤーを選ばないシューティングゲームも珍しいのではないでしょうか。
ただ、マウスと十字キーの両方を使う操作は慣れないと大変でしょうね。
というか慣れても大変ですが。長時間やってると普通に指が吊りそうになりますww

システムはそこまで独特なものではない気がしますが、
機体や装備の組み合わせによって何十通りものクリア方法があるのもまた魅力。
クリア後のクリア評価のコメントがその時の装備状況によって
千差万別に変化するからついつい何度もクリアしてみたくなります。
このコメントがある意味1番気合を入れて作られてるんじゃないかと思うくらいです。

自分のような初級と中級の間くらいのシューティングプレイヤーでも
何度も繰り返したくなるのだから、その中毒性はハンパじゃないです。
まぁ自分は人並みのプレイで出せる程度にしかやらないだろうけどね。
とあるブログで使用武器1位が「スラスター」になってる画像を見たけど、
正直どこまでドMなんだと思ったよwwwwwww


まったく、相変わらず毎回面白いゲームを作ってくれるから困ります。
今はノーマルモードクリア後に出現する「ハードコアモード」をプレイ中。
強くてニューゲームなしで最後まで行ってみたいものです。

それにしてもこのモード、ノーマルモードのシリアスな雰囲気とのギャップがすごい。
微妙に話が違うだけで、あぁもギャグ一色なってしまうんだからスゴイ。
難易度だけでなく、色んな意味でハードコアですねあれはww
ちなみにあのハードコアモードの会話・演出の手法は、
その昔あった「.hack」のパロディモードに近いものを感じましたw


そんなわけで、思わず紹介せずにはいられなかった「シルフドラグーンゼロ」でした。
SmokingWolf氏の作品は今作に限らず、どれもそれぞれに面白いですよー。

SilverSecond:【http://www.silversecond.net/

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